ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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竜頭鷁首

2010-04-16 09:18:47 | ぶらり・・・旅
この旅の本当の目的は、大覚寺さんで行われている華道祭。今年は150年祭に当たるので、特に盛大だったようですヨ。
春の華道祭と秋の観月祭の時に、大沢の池に竜頭鷁首の船が浮かび、舟遊びを楽しむことができるのです。(鷁首って文字が難しすぎる。読み方は「りゅうとうげきしゅ」ですよ。あ?知ってる?こりゃまた失礼)
姉が姪っ子をこの船に乗せてあげたいっていうのが、この旅の最終目的だったのです。(間違っても、美味しいモノ珍道中ではありません^^;)

実はワタクシ達親子、3人そろって嵯峨御流を学びまして。
一応、正教授の資格を持っておるのであります。(そこまでですが、一応看板持ちなんですよん^^;)
で、伯母(母の妹)が只今エライさんをしておりますので、華道祭の情報をいろいろと教えてもらいました。(オイラ達姉妹も、華道祭に参加した事あるんだけどね。すっかり忘れちゃってるし。)
お船は朝イチが狙い目だと。
で、朝イチに乗れるように嵯峨野に乗り込んだ訳であります。

大覚寺の桜も、散り始めてはいるものの、満開。
さっそく伯母先生と合流して鷁首の船に乗り込んだのであります。
姉的には龍頭が良かったらしいんですが、順番なのでね。
奇麗なものが大好きな姪っ子は、もちろん初めての船にご機嫌さん♪

丁度、辻井先生(嵯峨御流のとってもエライ先生)もお船に乗り合わせておりましたので、
お船はいつもよりゆっくり、大きく回ってくれたとか♪

ゆらゆらゆや~んと進む船の上では、お茶のお接待があるのです。
うーん。王朝絵巻ッス。

桜を切り取ったような和菓子、鶴屋さんの「花弥生」。
ピンクの餡をはらんだお餅は、うっすら桜色でございます。

餡子が苦手な姪っ子なんですが・・・パクパク食べてました^^;
更には、お抹茶も薄めることなくグビッと♪
抹茶のうま味の解る5歳児って(笑)

大沢の池のこの辺りは、7月ごろには蓮が一面に咲くそうな。

今はまだ、こっそりその名残を残しているだけですが。
蓮の時期にも来たいなぁ~

お船遊びも無事終了。
献花式の間、野宮でも書いたんですが、大覚寺さんでも奉納木を書く姪っ子。
一所懸命お願い事も書いてました。
んで、五大明王様に南無南無とお願い♪(大覚寺さんのご本尊様は五大明王様なんだって。)
お昼ごはんのお弁当を食べて(大覚寺さんの中で売っているのだ)、いけばな展を見て、もっかい桜の花びらを拾って・・・その時には桜吹雪。いやはやホンマ奇麗です。そーして帰路に着きました。
朝にちょっぴり雨がパラついたけれど、一日もってくれました。

大覚寺さんからはタクシーで電車の駅まで出ることに。
運ちゃんが気を利かせて仁和寺の前を通ってくれたので、お室の桜も堪能出来ました♪(1本だけ外に生えてるんですよ~♪)
ま、姪っ子爆睡してましたけど(笑)

嵯峨野を沢山歩いて。
いっぱいお花を摘んで&拾って。
優雅なお船にも乗って。
なかなかの嵯峨野の旅でございました。

皆様も、機会があれば大覚寺さんの竜頭鷁首に乗って、王朝絵巻を楽しんでみては如何?
オイラも秋にも行きたいなぁ~





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おばんざい

2010-04-15 09:19:35 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
ホテルに着いてチェックインの後、16:00から入れるお風呂を真っ先に堪能♪
沢山歩いたので、温かいお湯が体に沁みます。
しかも早い時間だったので、大浴場貸し切り状態♪♪♪
姪っ子が湯船で泳いだって問題なし!
温泉ではありませんが、嵯峨野の地下水を温めたお湯は、保温効果抜群なんだって。
じっくりお風呂を堪能致しました。


お風呂の次はお待ちかねの夕食です。
京都と言えば「おばんざい」が有名ですね。
今回のお宿、嵯峨グレースホテルの夕食は、会席料理とおばんざいとを選ぶことが出来たんです♪
なので夕食はもちろん、おばんざいをチョイス♪

TOPのこんにゃくの刺身にはじまり、


ナスと筋の煮込み


タケノコとシンジョのお汁


ブリ大根


揚げだし豆腐


鴨の味噌炒めと水菜とおあげさんの炊いたん

少しお味は濃いめでしたが、とっても美味しいし、ボリューム満点のおそうざいでした。
オイラの一番のオススメは、ナスと筋の煮込みの「ナス」!
とろっとろで激旨ッス☆

おねむモードに入った姪っ子と母は先にお部屋へ撤収。
オイラと姉はゆっくりごはんとお酒を堪能☆
飲み物は、梅酒とビールと日本酒で、ええ心持でございました。


先にお部屋に帰っていた姪っ子、部屋に戻ると復活しておりました。
食事前に行ったお風呂がかなり楽しかったらしく、二度目のお風呂を要求する姪っ子。
酔っ払い蔵のオイラでしたが、再度お風呂を堪能致しました。
二度目のお風呂を堪能した後の記憶はございません→ぐっすり夢の中~(笑)


そーして翌日・・・

朝ごはんも、ごっつボリューム満点でした!
茶そばや干物、温泉卵、サラダに切干大根♪
お漬物はバイキング形式になっていて、いろんなお漬物が楽しめるのが嬉しかった☆
ごはんおかわりしちゃったもん♪

さて、この日はどこへ行くのでしょう。
次回の旅日記を乞うご期待!!


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美味し里 嵯峨野

2010-04-14 11:34:29 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
4月10日土曜日。
天気予報はこの週末のお天気は「芳しくない」と報じていたが・・・いやいや。以外に天気でございます。
そんなお天気の嵯峨野に、姪っ子と姉と母の4人で遊びに行きました。

梅田から阪急に乗って嵐山まで。
電車は満員だったけれど、補助椅子GETで、取りあえず座って行くことが出来ました。

嵐山に着いたら、やっぱり人がいっぱい!
でもね、電車と違ってひろびろ空間ですから、それなりに、あれです。(←便利表現・笑)
以前春に嵐山に来た時にも思いましたが、この時期、山に点在して咲く桜と新緑の緑と春霞の効果で「山笑う」の言葉がぴったり。
大堰川の河原から渡月橋越しに見る風景が一番好きです♪

さて、そんな大堰川の河原には、た~くっさんの屋台が出ております。
鶏カラでしょ、林檎飴でしょ、フライドポテトでしょ・・・
そんな中、嵯峨野らしい屋台を発見!

焼たけのこ!

お昼ごはん前でしたけれど・・・思わずGET致しましたわ☆(TOPの写真参照)
だって、筍もこんにゃくも大好きなんだもーん♪

茹でたタケノコとこんにゃくを、お醤油を付けて焼いているんです。
アツアツで香ばしくって、美味しい~
姪っ子もお気にりで食べてました。

渡月橋を渡り、先ずはお昼ごはん。
京福の嵐山の駅、はんなりほっこりスクエアにあるOBU CAFEに入りました。
窓際の席を用意してくれたので、嵯峨野の山々を堪能しつつのお食事です。

こちらで注文したのは、出し茶づけ。
ご飯を3種類からチョイス出来る出汁飯セットです。

オイラは鮭の親子丼をチョイス。
他に、タケノコと鶏の西京風味と、あさりご飯もありました。
姉と母は残りの2品を。姪っ子は季節の野菜入りトマトスパゲッティを。(どれも写真なしですが^^;)


全体図はこんな感じ~♪

満腹になったし。
次はプラッと観光です。
あ、観光の写真はナシね^^;
姪っ子の写真をデジカメで撮るのに必死で、携帯で撮っているヒマがなかったのら。

特に何をするでもなく。竹林を通り野宮神社へ。
源氏物語と縁のある場所で、六条御息所が晩年を過ごしたんだったけかな?
神社としては、斎王が伊勢に登る際、身を清めるために設けられた神社なんだって。
恋愛成就に子授け等々。ご利益も人気のスポットです。

野宮詣でを終え、そのままトロッコ乗り場まで歩くことに。
途中の公園や道路にある桜も満開でした。

途中で出会ったおっちゃんが、木になっているミカンをくれたり、落ちてる花を拾ったり。
可愛いお地蔵さまが沢山いるお店をのぞいたり。
水戸黄門のロケ地だよっていう菜の花畑を見たり。
ブラブラ歩くのは楽しいね。

トロッコ列車は満員だったので、乗るのを諦め駅で小休止。
そこから引き返し、早めに宿への向かったのでした。
お宿へ行く途中、こんな可愛いの見つけました。

土鈴好きなので欲しかったなぁ。。。



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神酒の膳 貝料理専門店

2010-04-07 18:24:40 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
会社の帰りに気になるお店がある。
2月からずーっと気になっていたんですが、先日ようやく行ってまいりました♪

神酒の膳

住宅街にポチっと粋な暖簾が見えたら、そこが神酒の膳でございます。
ちょっと不便な位置かも知れないけれど、だからこそ「知る人ぞ知る」的で良いのだ♪

お席は全部で10席くらいかな。
小ぢんまりしているけれど、その分お店の人が近くて良いっす!
行き付けって気分がするんですよね。

さて、オイラはこの日カウンターに陣取って、料理人のんちゃんおすすめの貝を注文。
のんちゃんオススメはでっかいサザエとホタテです。
全部刺身にしちゃうと、刺身だけで満腹になりそうだったので、焼きと刺身とに分けてもらいました。
初めて入ったお店なのに、お客のニーズに合わせてくれる、アットホームさが嬉しいね!


まずはお刺身。
ホタテの貝柱と紐。
貝柱は甘くてとろけます。
紐はコリっとした部分と、やわらかアマアマな部分とありました。
グルングルン右巻きのウズウズは、サザエの肝の刺身です。
「癖があるから無理やったら焼くよ」とのんちゃんは言いましたが、意外とこれが生臭くなくって美味しいのだ。
ネバネバっとしてるので、ねと~んと糸を引くんだけどね。苦くもなくって言い表せない味でございました。
もちろんサザエの身もコリコリ磯の香りがしてGood♪

刺身のツマの大根もシャキシャキだし、海藻も美味しいの!

こだわりのお塩を付けると更に美味しいのだ。
いくつかある塩の中から、お気に入りの塩をチョイス。
オイラはよく解らなかったのでおすすめのにしました。
上から、雪塩・ブラックソルト・クサンバの塩 でございます。
ブラックソルトは茹で卵の味がする、不思議なお塩。硫黄がすんごく香ってるんですよね。
クサンバの塩はピラミッド型の結晶で、味もマイルドなんですよ。
この二つの塩と並べると、雪塩がしょっぱく感じます。

さて、お刺身を食べている間に、次の料理が登場♪

サザエの壺焼き~☆
アッチアチなので、トングでサザエを固定して、中身を取り出します。

じゃじゃーん♪
刺身に一部取ったのに、この大きさの身が3切れも入った壺焼き。
でっかいサザエだなぁ~

お次はホタテ

貝柱以外のビロビロンとした部分を焼いてくれてます。

ホックホクで甘ーいのであります。

サザエは磯の香りがして、ホタテは甘い味がする。
刺身も焼きも、ごっつ美味しかったです♪


常連さんのジュンコさんのリクエスト。
うでたまご(笑)
オーナーのたーくんが、ジュンコさんにアドバイスを受けながら、7分茹でたうでたまご。
ジュンコさんが「どうぞ」と分けて下さったので、ゴチになりました♪

茹で卵味のブラックソルトでパックンチョ。
旨い!
プルプルの白身の中から、ふわトロの黄身が「おこんばんわ~」

絶妙の茹であがりです。

この辺りから、ジュンコさんと娘さんのエリカちゃん、お孫ちゃんのいっせいくんと混ざって遊びだしました。(オイラ)
いっせいくんはさすがにまだ懐いてくれなかったけれど、めっちゃ楽しい時間でございました。

いっせいくんがおねんねしたので、エリカちゃんとジュンコさんは帰ってしまったんだけど、オイラはダラダラと呑み続け、お店が閉まる直前までウダウダしちゃいました。
それくらい、居心地のいいお店だったんだよね♪
一人で何やってんだか(笑)


このお店、かなり隠れ家的でツボです。
是非、お近くに来た時には覗いてみて下さい。
次はハマグリ食べます!


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悔過法要

2010-04-02 12:01:18 | 好き・応援
仕事がぽかっり空いたので、ちょっと早めに会社を出てお薬師さんへ行ってまいりました。
目的は、初夜の悔過法要への参加でございます。
去年は悔過法要には参加出来なかったので、かなーりワクワクです♪

興薬門前に18:20頃到着。
既に20人くらいの人が待っていた。
その後もワラワラワラ・・・とどこからともなく人が湧きでてきて(笑)結局30~40人くらいに。


ぴったり18:30に開門です。

花会式は晴れやかな修二会でございます。
献花・献能・献香・献茶などなどなど。
造花に彩られた三尊の回りが賑々しいのであります。

夜は一転、静寂な感じ。

ライトアップされた東塔と金堂も、昼間の華やかさからぐぐっと重みが増した感じがしませんか?
もしかすると、普段一般公開されていない時間帯のお寺こそが、本当のお寺の姿なのかもしれませんね。


10年間の調査復興修理がなされる東塔も、覆いがすっかり外されてその姿を見せてくれております。

この先10年間、東塔は解体修理がなされます。
この姿が見られるのは今のうちだけですよ!
次は平成32年まで見られませんよ!
ついでにこのライトアップを間近に見られるのは花会式の期間だけですよ!(多分)
是非是非、お薬師さんにお参り下さい♪
(お寺のまわし者ではありませぬ^^;)

ちなみに、塔がどれだけ美しいか見られる角度はこちら。

斜め45°
重なりあう屋根と裳腰の角がぴったり一直線に重なり水煙へとつながっている塔が、ズレや歪みのない美しい姿の塔なんだそうです。
約1300年前の技術。
クレーンも電鋸もない時代。すごいですね。全部手作業なんですから。

そうして19:00。鐘の音が鳴り響き、始まりを告げる。
錫杖のシャリシャリ引きずる音と共に、カポッコポッと足音がして練行衆が入堂。
堂司の掛け声とともに悔過がはじまりました。

偶然にも、オイラが陣取った側に先日西塔の説明をして下さったお坊様が♪
何となく嬉しいですね(笑)思わず背後からエール送っちゃいました☆

お坊様って、ええ声ですよね。
堂内に朗々と響く称名。(声明ではなく、称名です)
うっとり聞き入っちゃいます。
この称名、節回しがあるので一緒に称名する時には、オイラもある意味トランス状態。
意識が在るようでいて、無いようで。
そのまま「南無薬(なむや)!!」と言いたいところですが、何故かここで現実に引き戻され気味で照れちゃうんですよね。(称名をしているうちに気持ちが高ぶり、南無薬師如来が感極まって縮んで南無薬になるんだそうだ。)

途中、何度か散華があります。
席がね、後ろの方でしたので散華を頂く事はできませんでしたが、一番前の席のおばあちゃんが、称名の時には柱に寄っかかって休んでいるのに、散華になると俄然張り切ってゲットする姿が笑えました。しかもそのおばあちゃん、咒師が鐘(?)を打ち鳴らして堂内を回る時、咒師が近付いてくると鐘の音に合わせてプチヘッドバンキング状態。いやぁ。すごいな。ばーちゃん^^;
あきれるよーな、ほほえましいよーな。。。

法螺と鐘と太鼓(?)の音が響きわたると、気持ちがすんごい揺さぶられます。(オイラは)
法螺は2回吹き鳴らされるんですが、2回とも泣けたっす。
感動して泣くってのも違うし、何か思い出して泣くってのとも違うくて、とにかく心がぐらぐらするのです。(オイラは)

今回初めて、お薬師様の御香水を頂きました。
すっごく嬉しかった!!
ちょっぴり舐めてみました。
普通に水でした(笑)
きっと飲んじゃだめだよね?

そんなこんなで、約2時間の法要を終え、お家に帰ったら11時回ってました~♪
満足満足♪