ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

sugar style spirit

2012-09-07 11:21:58 | 舞台関係
今年の6月、某ライブでナンパされたんです。
めっちゃ可愛い女の子に(笑)
ライブハウスの前で声を掛けてきた彼女は、オイラと同じライブを聴きに来た方だったんですね。
博多天神界隈をよく御存じの方だったので「博多の方ですか?」と聞くと、「いえ、大阪です!」とびっくり返事(爆)
なんで博多で大阪人が大阪人にナンパされんねーん!ってお互い笑いながら同じライブを楽しんだのでありました。

そんな彼女からナンパメールが来たのは7月ごろだったかな・・・

「私の応援しているアカペラグループを聴きに来ませんか?」



Sugar Style Spirit


アカペラ・ディナーバイキング。
いわゆるバイキングディナーの後にコンサートがあるのであります。
オイラ、きっしぃのディナーショウとカクテルショウしか行ったことがないので、ドキドキでした。

場所は神戸のサンルートホテル。
結婚式場のような場所でディナーをいただきます。


この日のオイラは、赤ワインをいただきました。
お料理もいろいろあって、美味しかったです。
個人的には写真に載っているマグロのカクテル(中央のグラス)と茄子の水晶(右側の青い器)とボイル野菜のジュレ掛け(下側)がお気に入りでした♪あ、ローストビーフ(上のお皿)も柔らかくてGoodでございましたよ。
他にもいっぱい食べたけれど、お写真はこれだけ~(笑)

デザートもいただき、満腹になったころにコンサートが始まります。

アカペラって、聖歌隊くらいしか生で聴いたことなかったんだけど。(聴いたというよりは歌ったが正しいかも・笑)

今回は初めての体験ということで、単純に楽しませていただいたのでセットリストはメモってないんですが、今回はカバー曲ばかりだったらしく、知っている曲が多いでした。
知っている曲と言っても、アカペラ用にアレンジしているので雰囲気はずいぶん違います。
どの人もしっかり歌えるので、それぞれの特徴を生かしてて面白かったなぁ。

個人的にお気に入りだったのがボイスパーカッションのNARUさんです。
やはりね、ヴォーカル以外では一番目立つじゃないですか。しかも人間ドラムってカッコイイですよね。
もう一人気になったのが、ヴォーカルのIWAJIくん。なんだかお顔がごっつなかきーに似ていると思いました。うーん、きっとたれ目具合が似てるんだと思う!
リーダーも、あと3人いるヴォーカルも、みんな素敵でした。
まだまだ認識できてない部分ばかりだけれど、またお誘いしてもらったら行くと思う♪






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大阪エリザ始動

2012-09-06 16:36:59 | 舞台関係
東京・博多・名古屋と回り、9月1日に初日を迎えたミュージカルエリザベート大阪公演。
2日にようやくMy初日を迎えました♪
ガッツリ、マチソワ観劇です。マチネ3階席、ソワレ1階席と見え方の違う席での観劇。
2010年8月以来のエリザです。


エリザベートはとにかく楽曲がドラマチックで大好きなのです。
最初の音が鳴った瞬間にぐっと舞台に引き込まれちゃいますね。

とにかく大ちゃんが出ている個所を、再確認の作業でございました。
えぇ、ホント、びっくりするくらい忘れちゃってて(爆)
マチネの3階席は、確かに舞台は遠いんですが・・・all双眼鏡でよければ大ちゃんを観るのにはある意味最適かもしれません。ただし、双眼鏡に入る人物(大ちゃん)以外を観ることはできませんが^^;

そんなこんなで、全然回りのキャストを観れていないオイラですが、大ちゃんはしっかり見ました。
ゴンドルークル(以下ゴンちゃん)の熊髭が似合うようになってきましたね。以前ほどの違和感を感じません。
大ちゃんのブログで「えぇ~^^;」って思ったくるくるパーマも、全然大丈夫でした。
前回は怪我を押してのご出演だったと、千秋楽後につぶやかれてましたが。。。確かに今回のダンスの迫力は前回比(オイラの直感ですが)倍以上ありましたね。前回でも十分すぎるくらいカッコよかったのに、やんやん☆マイッタ!って感じでしたね。

相変わらず偏った観劇なオイラですが、少しだけちゃんと見た部分もあります。(大ちゃんが出ていないからだけど。。。)
それを踏まえて、今回気になった部分を思いつくままにピックアップ。


●世界は終わったで踊る大ちゃんに見とれて、トート閣下がどんなゴンドラに乗って降りて来られたか全く解らなかったマチネ。ソワレで確認いたしましたが、なんか、蝶々みたいな羽がついてましたね。

●同じくオープニング、見目麗しいルドを拝みたいのにぃ。。。大ちゃん観てました。

●マックス侯爵の今井さん。陽気なバルジャンって思っちゃった^^;でも歌は聞かせてくれます。

●浮気シーンの河合さん大好き!ベンチの隙間から手を差し出してるとことか可愛いよね。

●少女なエリザは、個人的には寿美礼ちゃんの方が好きかも。

●禅さんフランツはどんどん若返ってないか?でも唇のつやつやは落ち着いている気がする。夜のボートはフランツに釘づけでした。

●ルキーニ、ちょっと落ち着いた感じになってて好きです!あの眉に剃りこみ入ってるのとか、あんまり受け入れられなかったんだよね。

●せっかく大ちゃんがいなくてきっしぃをゆっくり見れるはずのカフェシーンは、今井さんが気になって仕方がなかった。

●石丸トート閣下は、舌なめずりして「もうルド食べちゃっていい?」ぶちゅぅ!って感じの死のキスだった。マジで魂抜いてそうですっごく怖い。
に引き替え山祐トート閣下は、ウソキスだった。元基くんに魅力がないって訳じゃないよね?

●ルドと言えばちびルドのソロのシーン、いつから銃に?剣の方が好きだなぁ。でも、パンって撃った後のトートの対応が、山祐トート閣下は可愛かった♪石丸トート閣下はヒラヒラとハプスブルグの紋章を振ってたなぁ。マテトート閣下はどうするのか楽しみ♪

●病院の看守の大ちゃん、病人殴ってた・・・前も殴ってたかなぁ?記憶がない^^;特に暴れてる患者でもないのに、暴力反たーい!
サケモト院長(←勝手に命名)の腰ぎんちゃくみたくなってました。

●ゴンちゃんの時の衣装は、麦の穂みたいな金モールなのね。袖口の飾りも麦の穂でした。でも個人的に大ちゃんの役の中で、ゴンちゃんの時が一番しょぼんとしてる気がするの。だって、ゾフィに怒られてるからねぇ。。。

●エリザのお部屋。机の上に座って登場の石丸トートは羽ペンをヒラヒラと落としますが、椅子にドッカと座って登場の山祐トートは羽ペンをダーツの矢のように床に突き刺します。さて、マテトートはどうなんでしょう?

●大野ルドは美しくってダンスが非常に良かった。が、歌はもっと頑張って欲しかったってのが本音。十分上手いんですが、周りのレベルが高すぎるので・・・ねぇ^^;
元基ルドは歌がのびやかで非常に良かった。んが、かなり万里生くんルドっぽいダンスでがっくし^^;

●ひずるさんゾフィがカテコの時にちびルドと元基ルドと共に、指鉄砲でお互いを指し合い(撃ち合い?)してるのがめっちゃ微笑ましかった。
王国を守るため、優しさより厳しさを選んだゾフィは、本当はこのカテコみたいにフランツと遊びたかったのかもしれないなって、ちょっと思った。


うーん、こんなトコロかな。


9月はエリザ月間です。
まだまだ観劇いたしますが、次のレポはたぶんMy楽だろうと思います。


マチネ キャスト表


ソワレ キャスト表








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端敵★天下茶屋

2012-09-05 13:58:45 | 舞台関係
劇団扉座第51回公演

人情噺
『端敵★天下茶屋(はがたき★てんがちゃや)』


☆厚木☆
2012.10/13・14
厚木市文化会館・小ホール


10/13(土) 18:00~
14(日)14:00~


[チケット料金]
4200円




☆高円寺☆
2012.10/17~28
座・高円寺


10/17(水) 19:00~(→ミナクルステージにつき、3000円でご覧頂けます!)
18(木) 19:00~
19(金) 19:00~
20(土) 14:00~、19:00~
21(日) 14:00~
22(月) 休演日
23(火) 19:00~
24(水) 14:00~、19:00~
25(木) 19:00~
26(金) 14:00~
27(土) 14:00~、19:00~
28(日) 14:00~


[チケット料金]
4500円
17日はミナクルステージで、3000円。




☆作・演出☆
横内謙介


☆キャスト☆
岡森諦
六角精児
中原三千代
有馬自由
伴美奈子
高橋麻理
累央
鈴木里沙
高木トモユキ
江原由夏
新原武
松本亮

趣里(ゲスト)





気づけば発表されてるし^^;
っつか、この天下茶屋は大阪の天下茶屋のことかなぁ~?

楽しみであります♪

チケット申し込みは、扉座HPまで 







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五感の癒し

2012-09-04 10:50:21 | 好き・応援
ririに誘われて、大阪エリザの初日を蹴って行ってきました。(嘘、別に蹴ったわけではありません。偶然重なっちゃっただけです)
京都は泉涌寺、雲龍院で行われた五感の癒し
アロマをベースに、五感を刺激し癒すというコンセプトのもの。
18:30から約2時間強の催しです。

雲龍院は西国薬師霊場でもありますので、以前お伺いしたことがございます。(2009年5月7日参照
庫裡にいらっしゃる強面の走り大黒様や悟りの窓など、落ち着いて拝観できる素敵な塔頭でございました。
そこでの癒し・・・よかろうもん♪

簡単な説明の後、まずはお食事。
五感の内の味覚を癒します。
雲龍院の精進料理を元に作られた特別性の精進料理です。



こんなお膳です。


では一つ一つ観てみましょう。

霰のついたのがお肉を連想させる揚げ物。たぶんお高野を揚げていると思われます。
紅葉の下から少しのぞいているのが、ごぼうを薄く切って揚げたもの。香りが良くてとても美味しいです。
良い塩加減のぷっくりした枝豆。
お菓子のように甘くてふわふわの黒豆。
白みそを付けた生麩田楽。
笹の香りが清々しい生麩饅頭。



椀ものの中は炊き合わせ。
サトイモ、かぼちゃ、絹さや、冬瓜、生麩、無花果。
サトイモのねっとりした食感。鹿ケ谷かな?と思わせるかぼちゃのお味。(実際は鹿ケ谷かどうかは解りません^^;)絹さやのパリパリ。冬瓜はほろりと蕩けます。生麩のモチモチに無花果のプチプチ。
総ての食感がそろってたんですね。ブログを書いて初めて気づきました。



さつま芋の飴煮の上はカラーピーマン(かな?)。ミョウガの握り。生麩の蒲焼き。キュウリの和え物。胡麻豆腐。
キュウリの和え物がものっそ美味しかったです。胡麻味噌とお豆腐とキュウリを卯の花のように和えているんじゃないかなぁと思ったのですが。
生麩の蒲焼も激ウマです。



真薯のお吸い物。
真薯に見立てた二つの丸は、なんと、白玉でございました!
白玉のお吸い物、ありです!!

結局のトコロ、目で楽しみ、味わって楽しみ、食感(触感)を楽しみ、香って楽しんでいたので、このお食事は、五感のうちの4つを癒していたことになりますね。


お腹を満たすと、次は嗅覚。
龍華殿にて瑠璃紫というアロマの説明です。
柑橘系の香りが清々しく、鎮静効果のある香りだそうです。
全部で6種類の精油を合わせてるんだったかな。(←この辺り、いい加減^^;)
瑠璃紫の瑠璃は、雲龍院の山号「瑠璃山」から頂いたそうで、紫は雲龍院のメインカラーだそうです。(皇室ゆかりのお寺なので、紫がメインカラーなんですって)
瑠璃山の瑠璃は瑠璃光のこと。お薬師様の放つ、水晶のように清らかな清浄な光のことです。
お薬師様の守ってくださる健康とは健体康心。(体も心も健やかで康らかな状態)
手術や薬だけは癒せない、心の起伏を穏やかにする効果のある香りなんだそうで、きっとこのお薬師様の瑠璃光をイメージして作られているのではないかと推察しております。
香水などの一過性の消えゆく香りではなく、薬のような持続性のある香りを目指していて、体温などによって香りの強弱が変わるフィルムを使用した入れ物に入った精油でございました。肌守りのように身に着けても良し、衣装ケースや文箱や名刺入れなどに入れて移り香を楽しむもよし。
約1週間香りが持つんだって。


嗅覚を癒したならば、次はその香りを纏って聴覚へ。
霊明殿にてお寺の成り立ちや経緯を聴きます。
皇室だけでなく徳川家とも縁が深く、過去帳には将軍の名前もいくつも載っているそうです。幕末の動乱で、薩長に徳川家の位牌のことごとくを排除されたらしいですが、お江様のお位牌だけは難を逃れお寺に残っているそうですよ。


なるほど、ふふ~んなお話を聞いた後には、触覚を癒します。
煩悩石と呼ばれる石に足を乗せ、回りにある万物を感じながら煩悩を足から石に注ぎ込みます。
いわゆる瞑想にちょっと近い気もしますね。
般若心経を一巻上げ、光明真言を唱えながら香水を頂きました。


次はもう一度龍華殿に戻り視覚を癒す一文字写経でございます。
般若心経の中から一文字を選びお写経するのが一文字写経。今回は自分で選ぶのではなく「眼」の文字をお写経します。
下敷きの文字をなぞるもよし、自分の文字で書くもよし。好きな書き方で一文字を写し取ります。
一文字が書けたなら、最後に願い事と名前を書いてお薬師様の前に持っていきます。
視覚の癒しは瞑想かと思ってましたが、見ることによる癒しであったわけですね。


次にお茶を振舞っていただきます。
表もしくは裏千家のお茶ではなく、一度途絶えてしまった古田織部(織部の一族は全員処刑されているので、流れが途絶えてしまっているんだそうです。)の流れを復興させた作法のお茶でした。武家茶道・・・だったかな^^;
とはいえ、織部は利休七哲のひとりなのである意味千家と近しいのかもしれませんね。お茶の世界は全く分からないんですけれど^^;
面白いお作法でしたよ。

まず、お抹茶の入った茶器とお菓子が折りに乗せられて運ばれます。
お客は直接手渡しでその折をいただき、自分の前に置くんです。

蝋燭の灯りだけなので、オイラの携帯では真っ暗に写りました^^;なので、PCにて補正したんですが、これが限界。
お菓子は笹にくるまれた葛餅でした。
お茶の世界では、甘いものが苦手でも出されたものはすべて頂くのがしきたりだそうです。

次にお茶を立てに来てくれます。一人一人の前に来て立ててくれるんですが、これがまたすごいんです。

お客は自分の前の台に載った茶器を持ち上げます。
すると瓶からお湯を注ぎ、立ったままお茶を立てるのです!
暗くて解り難いかもしれませんが、写真のような感じで一人一人立ててくださいます。
茶器の置かれている台が高坏の場合は一服目は下に置かずにそのまま飲むんだそうです。これは宮中のしきたりなんですって。今回の場合、高坏ではなく単なる台なのでおいてから改めて飲んでもOKなんだそう。
茶器の上に載っている御扇子は、お茶用の扇子よりは幅広らしいので茶道には使えませんが、お土産に持って帰ってくださいとのこと。菊の御紋と葵の紋が入った雲龍院ならではの御扇子でございます。嬉しいね♪


最後に悟りの間へ。
悟りの窓は2007年のものを見てもらうとして、ここでは華道家の先生のお話を聞きます。一期一会を、その一瞬を生けるお花。
単に花を生けるだけでなく、空間をも演出するのが生け花であると仰ってました。
今では床の間のある家が少なくなり、生活環境の変化に伴って、お花の生け方も変化する。でも、一期一会を生けるのは変わらないんですね。

写真は見難いかもしれませんが、床の間のお花です。
床の間は本来明り取りの窓があるんですが、こちらでは壁を三日月に切欠き、月明かりが床の間に三日月の姿に落ちるように作られています。反対側の壁に行けたお花のシルエットが映るのもニクイ演出ですよね。
気づく人だけがあ!と思う、こーゆー遊び心が日本人らしいなぁと思うのです。


こーして五感を刺激する癒しの時間が終わりました。

最後にイベントの代表とご住職からの挨拶で〆です。
この掛け軸の文字、見えますか?
右側は昔の大工さんの落書き(携帯とかだと崩れて見えちゃうかも^^;)

 ちち    もも のたたたた
ち  のさけも  の
 ちち    もも のたたたた


左側は中国の漢詩

林下祖師現半身
水辺尊者隠頭却

意味、解りますか???
オイラは全然解りませんでした^^;
正解を知りたい方は、雲龍院へ行っていただくか・・・オイラにこっそり聞きに来てください(笑)


帰り道。
街灯のほとんどない道を下っていると、昔の人が闇を恐れて光を崇めた気持ちが良く解りました。
樹木の間とか、マジ怖かったです。







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あたっくNo1

2012-09-03 11:18:24 | 舞台関係
8月31日ソワレ あたっくNo1
岡森さんがご出演ということで行ってまいりました。

まったく予備知識なしで行ってまいりましたが、タイトルから大戦ものだということは予測しておりました。
しかし、まさかの実話だったとは・・・かなりショッキングな作品です。

休憩なしの舞台ですが、大きくシーンが二つに分かれていて、その緩急と申しますか、色の違いと申しますか、とにかくその対比がよりラストの美しさに繋がるんですね。

作品自体の印象は、「THE WINDS OF GOD」(以下TWOG)に似ています。
TWOGが空軍の話に対し、あたっくは海軍・・・しかも潜水艦部隊の話です。
TWOGは輪廻もモチーフに取り込んだ、現代の人間が当時の人の気持ちに触れて戦いに行く物語で、あたっくは当時の人の心を描いた物語だと思う。

少し前に見た「十三人の刺客」で、人の死ぬことの意味の希薄さを感じて無常をすごく感じたんだけれど。。。今回のあったっくを見た後は、悔しいけれど「カッコいい」と思ったんです。
いわば大戦に突入していくその一番最初の攻撃の話ですから、戦うことの無意味さやその後に起きる悲惨な現実を知っているから、十三人の刺客の時より、もっともっと無常さを感じたってよかったんだけれど。。。

パンフレットに書かれていた樫田さんのコメントにはっとしました。
「あの時代は、お国のためとか先立つ不孝とか、とにかく暗いと思っていました。でも伯父の日記には当時の青年の姿がそのまま書かれていたんです」(と言った内容^^; かなり脚色したかも・・・)
そうなんです。あたっくがなんでカッコイイ!って思ったかというと、当時の若者の等身大の姿が投影されていたからなんですね。
悪戯好きだったり、内気だったり、お調子者だったり。なんとなくグループに分かれていて対立してたり・・・そんな何気ない若者の姿があり、そこに任務と言う当時の時代が投影されるんですね。
今まで、「そういう時代」と切り離していた戦下の日本人が一気に身近に感じられる作品でした。

戦うことに意味はない。
当時の人がどれほど戦局を見通せていたかはわからないけれど、アメリカに刃を向ける無謀さを、無意味さを知っている若者もいて、それでも戦いに行くことへの、死にに行くことへの意味を自ら見つけて、自らその中に飛び込んだ・・・その心を知ることができたように思います。

自ら死ぬ行為には、何か意味を見つけないとできないんだと。
オイラはそう思いました。
家族を守る、志を守る、忠義を尽くす、神の啓示、その状況から逃げる・・そんな風に、自分に意味を持たせているんじゃないかな。
あたっくNo1を観て、そんな風に思ったのであります。



さて、EXILEのほとんど誰も見分けられないおばちゃんなオイラでございます。
なので、出てくるたびに「きゃぁ~*>▽<*」と沸き立つ会場が不思議な感じ。ジャニーズが出ている舞台でもこんな状況ってなかったので、なんだか面白かったです。
セリフが少し聞き取りにくいトコロもありましたが、全体的にはめっちゃスピード感満載で迫力があって面白かったです。
運動量も半端ないですよね。ホント、スンバラです。

我らが岡森さんも、スパイスが効いた役で・・・美味しいなぁって思っちゃいました(笑)
潜水艦の厨房を任された軍曹役だったんですが、ホント、面白かったです。厨房をまかされているので、他の隊員より少し年かさなのも岡森さんにぴったりでした。
最初軍服で出てきたときに、軍人なのに猫背!って思ったけれど、最期にもう一度軍服を着た時に役柄にぴったりと思いました。

密閉された潜水艦の中だと、こうなっちゃうのかなぁなんてエピソードがめっちゃ面白かった前半。
特攻に赴く仲間を送り出す後半。
そしてラストの、これでもかってくらい感動的なシルエット。
建てられたNo1の指に涙が止まらないですね。

これはホントに観に行ってよかったなぁと思いました。
岡森さん、ご出演してくださって有難うございます。
そして「方南ぐみ×劇団EXILE」、大阪で芝居を打ってくださって本当にありがとうございました。








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