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世界お茶まつりでご縁

2010年11月03日 | 常釜
世界お茶まつりでは、



台湾でお世話になった徐英祥先生が、今年、世界OCHパイオニア憲章特別賞(世界緑茶協会主催)を受賞され、表彰式にご出席になるために来日されていたところ、

お立ち寄りくださり、台湾でのお礼をお伝えすることができました。

また、台湾をご一緒させていただいた日本中国茶協会の王会長も上海からの茶芸の先生方とご一緒にいらっしゃり、シンポジウムで講演をされた帰り、お土産の中国茶を届けてくださるなど、

まさに「世界」大茶会を感じました。

また、今年、韓国の茶文化大展でお会いした韓国の古月和尚様が、世界緑茶会議の韓国代表のパネリストとしてご招待されており、会議の帰りにお席にお寄りくださいました。

和尚様から、「茶会などの国際交流会もよいが、一過性で終わってしまうことが多いため、円仁などの留学僧が韓国人とどのように交流していたのか、

古文書史料などについて紹介したり、文化的学術的シンポジウムなどでの茶の歴史、文化交流会を日韓で薦めていく方向も考えましょうとお話しくださいました。

できましたら、来年度あたり、計画したいと思っております。

アメリカ代表パネリストとして今回招待された茶の雑誌の編集長でもあるパール・デクスター氏とも前回おお茶まつり以来、3年ぶりの再会。

組み立て式茶室に大変興味を示され、NY(来年2月のtea exhibition)に持ってこないのか?と質問いただきました。

組立式茶室がつなぐ世界の茶縁という主題の茶席でしたが、まさにそのような場になったかと有難く思っております。

日本茶道塾の世界大茶会のお席にお立ち寄りくださいました皆様、まことにありがとうございました。
茶縁に感謝申し上げます。

九拝

世界大茶会

2010年11月03日 | 行事報告
世界お茶まつり3日目、4日目は、「世界大茶会」でした。

伊藤園中央研究所(沢村氏)のご協力で、利休以前の抹茶を栽培、石臼、茶筅などすべてを再現していただき、

そちらを味わっていただくというものです。

茶室は静岡文化芸術大学の川口教授のデザインによる組立茶室。



30日は、静岡道場塾生が席主となってくださり、ゆう様による氷出しの茶と、



こんどう様による世界茶器コンテストに出品した一椀で抹茶と煎茶がいただけるという茶器によるお茶席。


himeinko様、みすみ様は、簡略点前で薄茶を立礼のお席で振る舞ってくださいました。

(himeinko様のお写真がないのは、いつもお写真を撮ってくださる側なので)

31日は塾長により濃茶。

茶席の周りには、東京道場塾生による立礼席と野点を意識した茣蓙のお席が、塾生の皆様により掛けられました。



立礼(簡略点前)席:あみ様
茣蓙(薄茶)席:カムシン様
茶箱席:洋三様




ご参加くださった皆様、まことにありがとうございました。

報告 亜湖

茶壺口切りの儀

2010年11月03日 | 常釜
茶壺口切り(世界お茶まつりステージイベント)

追加のお写真をアップさせていただきます。

塾生も控としてご一緒くださり、



舞台下でお客様に当日の茶や茶入日記を拝見に回してくださいました。

(一番上座に掛川市長がいらっしゃいますが、11月7日茶の日に掛川でなにやらサプライズがあるとか?お茶まつりにいらした方はすでに話題沸騰でした)



また、初日の世界大茶会(日本茶道、韓国茶礼、中国茶芸)での様子は、やはり、himeinko様のブログのお写真が良かったので、再びリンクさせていただきます。

http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=375789&y=2010&m=10&o=&l=30