「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

いのちの輝き

2007-10-09 07:38:01 | ボランティア
今度のバザーに向けて、クジのためのぬいぐるみなどの整理を行なっています。
大き目のぬいぐるみは一つずつ袋に入れていき、それぞれを大きさ別に仕分けしていきました。
当たり用に特大、大、中、小に分けましたが、全部で400個近くになりました。
お店に売られているものをみると、数百円から数千円はする品物です。
これだけの品物を集めていただき、高い送料をかけて送ってくださる方に、改めて感謝です。
一日、立ったり座ったりをくり返していたら、腰が痛くなってしまいました。
後は明日、二人の方が値段付けの手伝いに来てくれることになっていますので、一緒にしたいと思います。

昨夜、テレビで「いのちの輝きスペシャル①」が放映され、ボリビアとカンボジアで活躍する女性が紹介されていました。
ボリビアの2000mを越す高地の町に暮らし、障害児の施設を運営している50歳の女性がいます。
その地域では、障害がある子は罰を受けたからだ、という考えがあり、家に閉じ込めてしまう家庭が多いそうです。
彼女は8年前からそんな子どもたちを預かり、お世話をしているのですが、介護をしながら、食事の世話や大量の洗濯、畑作りと目の回るような忙しさです。
その上、寄付に頼っているため、いつもお金の工面に悩まされています。
撮影中に、たった一台しかない中古の車も、お金のために手放していました。
でも、そんな苦労を重ねながらも、子どもたちのことを一番に考え、明るくがんばっている姿に感動します。
いつも思うのですが、セレブと言われる方たちの一回の食事分、バッグ一個分だけでいいので、寄付してもらえたらどんなにいいでしょう。
彼女の笑顔は、どんな高価なものを手に入れたときより、価値があると思います。

またカンボジアの小児病院で働く看護師の方は44歳です。
一日に300人から500人の患者が詰め掛けます。
ベッドは足りずに、廊下にまで入院患者があふれている状態で、そのお世話だけでも大変です。
でも病院にも来れないような子どもたちがたくさんいるので、彼女は訪問看護も手がけています。
車で悪路を揺られていくと、そこにはHIV感染の子どもたちがいるのです。
出産のときに母親からHIVに感染した子どもたちです。母親はすでに亡くなっているケースもあります。
貧しさのため、十分な栄養がとれなかったり、病院へ連れていってもらえないこどもたちです。
そんな子どもたちが発病しないように薬の投与をしているのですが、この薬、一回でも飲み忘れると効果がなくなるということで、その管理がたいへんです。
そんな子どもたちを親身になって面倒見ている彼女は、母親のように慕われています。

彼女たちは自分の生活すべてを、異国の子どもたちのために捧げています。
私も何かしたいとは思いますが、とてもそこまでは出来ません。
せめて自分に出来ることをしっかりしなくては、という想いです。
とりあえず、今週末のバザーを頑張ります
コメント
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