光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津のレトロな与三郎通りと田面通りを往く①

2020年12月22日 | 日記
  
12/18(金)木更津駅で駅ピアノを見た後、駅西口のレトロな町をツレと撮影して来ました。駅前だというのに人通りが本当に少ない、閑散としていて昭和初期にタイムスリップしたような町並みです。駅前を与三郎通りの看板方向に入りました。



  細い通りを行くと、後ろに市役所の一部が入ったビルが見えます。両側はシャッターの閉まった飲食店や洋品店が並んでいます。



 与三郎通りには飲食店が多いですね。入り口から100m位で左手に山孝食堂、斜め右側はラーメン・餃子の三幸です。山孝食堂は創業60年。三幸は創業40年だそうです。同じような屋号と思っていたら親族筋の経営との由。渋い外観が歴史を感じさせます。





 与三郎通りを暫く進むと、蔦に囲まれた内山洋服店。昭和10年(1935年)に建てられた看板建築です。今でも第二次大戦中の焼夷弾の破片がめり込んだ後が残っているそうです。そして隣は旧い蔵を移築、改造した藍染院・不動堂。一階は子供劇場になっていてイベントが 時々開催されています。





 この与三郎通りは久留里まで続く田面通り(たもどおり)に突き当たります。出口の所に在るビルは古い店舗の様ですが、廃屋らしく詳しい事は分かりません。



 田面通りを内房線の踏切方面に進むと、右に久留里屋商店。もとは久留里の町で、久留里黒田藩の御用商人としてお米を扱っていたのですが、廃藩置県で明治時代にここに移転した老舗のお米屋さんです。そして道の反対側は昔から営業している鶏卵、鶏肉の専門店・影山商店、レトロな店が並んで昔ながらの通りを構成しています。




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