光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津の漁港①-畔戸漁港(くろとぎょこう)

2024年09月13日 | 日記

 9月に入っても一向に気温が下がらない今日この頃。ツレと9/5(木)焼き海苔を購入するために、市内の金田漁港を訪問しました。そして途中最近ご無沙汰の畔戸漁港にも寄ってきました。この漁港付近は上空を旅客機がよく飛んでいます。今日もかなりの低空をJAL(日本航空)の旅客機が通過していきました。よく見ると車輪が引き出されていました。しかし脚を出すのが、早いのには驚かされます。

 ここからはアクアラインが良く見えます。また空気が澄んでいるせいか海ほたるや、風の塔、さらに対岸のビルも良く見えました。

 また海岸付近には青い海草か藻のようなものが、集まっていました。そこにシラサギが何羽か来ており、餌をついばんでいました。

 また爆音がするので上空を見ると陸上自衛隊木更津駐屯地のヘリコプターが飛んでいました。ユーロコプターEC-225LPのようです。

 やはり使われていない漁港は活気がないですね。雑草が茂り廃船が沢山置かれて寂れた漁港を絵に描いたような佇まいです。しかし横のホテル三日月は夏のかき入れ時が続いているようで、車の出入りが頻繁です。暫く撮影した後金田漁港に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


不思議な変化朝顔の世界②-2018年のくらしの植物苑

2024年09月11日 | 日記

 くらしの植物苑は国立歴史民俗博物館に所属し、歴博を少し離れて旧佐倉城の一部に位置しています。入場料は大学生以上100円、高校生以下は無料です。私たちはJR木更津駅を午前8時頃出発、JR佐倉駅には9時半頃着きここからタクシーに乗り換え、植物苑には午前10時頃到着しました。

 クラッシックな佇まいの入り口を入ると、一般的な朝顔が出迎えてくれました。上がヒルガオ科さつまいも属、曜白大輪-富士の青-下が富士の峰です。

 園内に入ると変化朝顔のオンパレード。じっくり観賞しました。上は黄/桔梗渦葉/水色/桔梗咲/八重。

 上下とも 黄色/抱/蜻蛉葉/紺/腹輪/丸咲。

 この日は快晴で気温がだんだん上昇して来ました。園内には熱中症予防のためか霧を発生させる装置が稼働し、東屋の屋根の部分からも霧が出ていました。さすがに国立の植物苑です。

上が黄/斑入/蝉葉/紫紺/丸咲/大輪/牡丹。下は黄/渦葉/栗皮茶/丸咲。

上が青/打込/弱渦葉/青/丸咲/牡丹。下が青/打込/桔梗/渦葉/短毛/淡藤/切咲/牡丹。

 下は青/縮緬/立田/蜻蛉/雨龍葉/納戸鼠/車咲。

 全部見終わったのが12時過ぎ、おなかも減ったので植物苑を出て佐倉市内に向かいました。途中江戸時代から営業しているという、お蕎麦屋さんに入りました。ツレと冷たいお蕎麦を頼みましたが、凄いボリュームにビックリ。値段は失念しましたが、コスパの高いお蕎麦だったことは覚えています。江戸時代から続く変化朝顔を見て、江戸時代から営業している店舗でお蕎麦を食べるという有意義な一日になりました。


不思議な変化朝顔の世界①-6年前のくらしの植物苑

2024年09月09日 | 日記

 新聞に佐倉市の国立歴史民俗博物館くらしの植物苑が台風10号の影響で、8/30正午から8/31、9/1は臨時休苑するという記事がありました。そういえば2018年8月に、この植物苑で変化朝顔を見学したのを思い出しました。また今年も植物苑では8/7~9/8まで伝統の朝顔展が開催されています。

 早速ハードデスクを調べて見ました。すると2018年8/31くらしの植物苑撮影に行き、変わった朝顔を撮影していました。上の写真はその時撮影した、変化朝顔の花と葉を浮かべた朝顔水盤です。そして6年前に撮影した変化朝顔を2回にわけてUPします。

 江戸時代に育まれた変化朝顔には特異な名称が付けられています。嘉永、安政期に付けられたものですが、葉の色、模様、質、形、茎の形、花の色、模様、花弁、咲き方、花弁の重ね、を順番に記述し必要に応じて加えてゆくという合理的なものです。(くらしの植物苑ホームページによる)上の朝顔の名称を記しておきます。 黄/弱化/柳葉/白/撫子/菜咲これが名称です。

 青/打込/弱過/柳葉

 上が青/渦/柳葉/江戸紫/菜咲。 下は黄/抱/鶏足/柳葉/紅/菜咲。

上が青/渦/柳葉/江戸紫/菜咲。下は青/桔梗渦葉/青/筒白/桔梗咲。 

 可愛らしいルコウソウも展示してありました。朝顔を小さくしたような花で、花径が約3cm、ヒルガオ系の植物です。

 これがアサガオか?というような花が沢山展示してあり、驚いたことを覚えています。この時も今年のように暑くて、汗を垂らしながら撮影しました。一緒に行ったツレも途中で東屋に入って暫く休憩していました。


木更津市郊外の野鳥たち③-木更津港の野鳥

2024年09月06日 | 日記

 木更津市長須賀でシラサギとセイタカシギを撮影した後、何時ものように木更津内港北公園に移動しました。ここでも多くの野鳥を見ることが出来ました。北公園は木更津内港の端にある駐車場だけの公園です。いつも市内や他府県のナンバーを付けた車が停まり、多くの釣り人の姿があります。

 ただ今日は大潮のせいか釣り人が居ません。代わりに野鳥がたくさん集まっていました。

  突堤にシラサギ、アオサギ、カワウ、が勢揃い。何時もはカモメが沢山とまっているのですが、姿が見えません。調べてみるとカモメは渡り鳥、夏の間は、ユーラシア大陸の北部やカナダ、アラスカなどに生息していて冬になると日本にやって来ます。

 港内のカキ養殖筏を望遠レンズで覗くとカワウの大群が居ました。ここからかなり離れているので800mmの望遠でもハッキリ写りません。拡大もしてみたのですが上の2枚が限界です。しかしこれでもカワウの大群が居るのがわかります。

 漁港の方を見てみるとアオサギとシラサギが居ました。今日はこの2種類の鳥に縁があるようです。

 陸上自衛隊の木更津駐屯地方向にも、大きなアオサギが海を見ていました。何を見ているのでしょう。アオサギが見ている方向で魚が1匹跳ね、また海に入りました。やはりこの鳥は餌の事を考えているようです。


木更津市郊外の野鳥たち②-移動前のセイタカシギ

2024年09月04日 | 日記

 食用蓮の花が大きな葉っぱの陰で、ポツンポツンと咲いていました。大賀蓮のような華やかさはないですが、ひたむきで清楚な美しい花です。

 シラサギを撮影していると群れとは別にすこし小さな鳥が目に付きました。セイタカシギです。

 7/20の早朝ここに来たときセイタカシギは、全然居なかったのに不思議です。先に来ていた鳥屋(鳥専門のアマチュアカメラマン)の人に聞いてみると、この鳥は渡り鳥で、南の方に移動する様なことを言っていました。まだ8月だからもう少ししたら旅立つのではとの由。

 セイタカシギは全長約37cmオオサギの3分の一、チュウサギの約半分。嘴も細長く黒色です。翼の上面は黒色、腹側は白色、セイタカシギの名のごとくピンクの長い足を持っており英語名はスティルト(stilt)、竹馬のことです。

 セイタカシギは2羽居たのですが別々に行動していて、並んでいる姿は撮れませんでした。代わりにアオサギと一緒の写真は撮影出来ました。

  嘴の黒いコサギのグループ近くにセイタカシギの姿が見えました。そして小さなコチドリも1羽居たのですが、鳥屋さんによるともっと奥の蓮田にはコチドリの20羽位の群れが、餌をあさっていたと教えてくれました。

 そして車に戻ろうと農道を歩いていると、近くの電線に大きなアオサギが停まりました。早速カメラを向けるともう1羽が後を追うようにやって来たのです。暫く争っていましたが1羽が離脱していきました。アオサギって結構獰猛ですね。


木更津市郊外の野鳥たち①-長須賀のシラサギの群れ

2024年09月02日 | 日記

 最近野鳥を見る機会が少なくなってきたとツレと話しをしていた今日この頃。ツレが突然長須賀に行こうと言い出しました。そうだあそこなら野鳥が居るかも知れない。それで8/24(土)の午前6時頃に車を駆って長須賀の蓮田池に向かいました。

 15分程で到着、何時もの場所には軽が1台停まっていました。こんな時季外れでも野鳥を撮影に来る人が居るのです。私たちも車を停めて側の蓮田に行きました。シラサギが20羽ほど収穫が済んだ蓮田で餌を探しています。

 突然蓮の葉の間から大きなシラサギ、たぶんダイサギと思われる鳥が姿を現わしました。嘴には大きな魚を咥えています。

 ツレは他の蓮田で撮影していたので其処には私だけです。ダイサギとの距離は3m位、私には見向きもせずに魚を飲み込んでいました。後で撮影データーを見ると2分位の出来事でした。それにしても大きな魚でした。15cm位の鮒か鯉と思われます。浅い蓮田にこんな大きな魚が居るのに驚きました。

 大きなダイサギが頬を寄せ合っていました。ダイサギ同士って仲が良いですね。またそのダイサギが羽を広げました。ダイサギは全長90cm羽を広げると約130cm位になるそうです。前も書きましたが、一般的にダイサギ、チュウサギ、コサギ、の総称をシラサギと呼んでいます。

 ダイサギが飛び立ちました。なかにはチュウサギも居るようですが、はっきりとは分かりません。4~5羽のグループですが直ぐに着水しました。

 蓮を収穫した後の大きな池には30羽位のシラサギが集まって居ました。オオサギ、チュウサギ、それと嘴の黒いコサギも居ます。暫くすると畔にいたシラサギたちに、アオサギがむかって行きました。追い払っているように見えましたが、餌の取り合いでした。

 

 7時半頃蓮田の横をローカル鉄道久留里線の列車が通りました。ジーゼル機関車の2両編成です。シラサギやアオサギは列車が来ても微動だにしません。慣れているのですね。