11/27(金)雨が降るという天気予報でしたが、晴れ間も出てきたので木更津市矢那の平野山・高蔵寺、通称高倉観音の紅葉を見にツレと出かけました。最近天気予報はよく外れますね。女優気取りの気象予報士が外れても当然という態度には、時々呆れてしまう今日この頃。
ここ高蔵寺は用明天皇の代(585~587年)に徳義上人が建立したと言われる古刹。本尊は聖観世音菩薩像で、坂東三十三霊場の三十番札所です。寺の山門には2羽のスズメが仲良く停まり、しきりに鳴いていました。風情のある光景です。
階段を上り山門をくぐると、小さな池があり錦鯉が優雅に泳いでいます。湖面にはイチョウの葉が落ちてそれを鯉がつついていました。餌と間違えているようです。池の横には大きなイチョウの木があり、綺麗に色付いていました。
しかし境内の紅葉は少し時期が早いようです。お寺の側の喫茶店・ライラックで聞いてみると、ここの紅葉は12月中旬からとの事でした。上の写真に写った木の葉は黄葉していますが、モミジは赤より緑の葉が多いです。そして蜘蛛の巣に引っかかったモミジの葉が風に揺れ、ブランコのようです。
社殿奥に在る五輪塔の側にも、黄色く色付いた木があり、お寺の駐車場のケヤキの葉もオレンジ色に装っています。風も冷たくて山の中の高倉観音は初冬の佇まい。この後温かいお茶を求めて、喫茶店・ライラックに入りました。