船橋散策の最後は仲町通り商店街。本町通りから山口横丁に入り、駅に向かって100m位進むと大きな仲通り商店会のレトロなアーチが目を引きます。狭い道路の両側に店が並び猥雑な雰囲気の商店街です。
大戦後、戦災を免れた上に物資の集散地だったことから船橋は、闇市が隆盛を極め「日本の上海」と言う異名を付けられたこともありました。駅前の商業ビル「フェイス」が建つ前の商店街や、仲通り商店街はこの闇市がはじまりと言われています。
仲通り商店街に入ったのは午前10時半頃、結構人通りが多いですね。飲食店が軒を連ねています。時間が早いせいか開店している店は少ないです。
商店街は途中で2つに分かれますが、その手前には杉山畳店が在ります。しかし驚いたことにシャッターが閉まっていました。年中無休の店と聞いていたので、閉店してしまったのでしょうか?残念です。下は何年か前に撮影した杉山畳店の写真です。仲通り商店街のシンボル的な店舗だったのに、これにはガッカリしました。
シャッターが閉まった店舗の前には綺麗な鉢植えの花が咲いていました。また開店と同時に満席になるという居酒屋・加賀屋では、もう開店準備をする人が店の前で、仕事をしていました。
昭和にタイムスリップしたような商店街を抜け、駅前通りに出ました。すると通りに面した中華屋に行列が出来ていました。コロナ禍の中珍しいので、2~3枚撮影。そしてJR船橋駅から電車に乗り、松戸に向かいました。