光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

いせもとカフェでランチ-木更津市

2020年10月30日 | 日記

 10/27(火)ツレと證誠寺周辺を散策した後、前日に予約をしていた「いせもとカフェ」に入店しました。時間は午前11時半、この時間にランチの予約をしたのですが、店の掲示板に本日開店は11時30分~と断りが書かれていました。通常は11時からなので、私たちに合わせたのかもしれません。

 店内に入ると暗くて雑多な空間です。ここは地元で約80年も続く酒屋、その倉庫を利用してカフェにしたとの由





 ランチのメニューは3種類のみ、①スープカレー ②日替わりランチ ③日替わりパンのランチ。 スープカレーが売りの店と聞いていたのですが、大きな人参がゴロっと入っているのでパス。私は日替わりランチ(税込み930円)、ツレはパンのランチ(780円)にしました。これに飲み物が付いているので、私はホットコーヒ、ツレは紅茶をお願いしました。

 日替わりランチは豚の生姜焼きでした。約10分程で登場です。1口食べてビックリ、味が薄い。味を付けていないのかと思う程でした。テーブルには調味料が何もなく残念。肉の皿にはモヤシと野菜サラダがのっています。この他香の物、三角形の玉子焼き等の小鉢が3皿付いていました。





 ツレのパンのランチはトーストとハムサラダ。トーストが少し焦げすぎで、パンがぱさぱさだとツレが言っていました。それにトーストにはバターしか付いていません、他ではジャム付が定番なので、ちょっとガッカリ。



 ツレの紅茶はパンと同時に出てきました。私のホットコーヒは食後でした。コーヒーも紅茶もカフェらしく、とても美味しかったです。私は日替わりランチではなく、スープカレーにすれば良かったなと思いながら店を出ました。

 

狸伝説の地・證誠寺周辺の光景-木更津市

2020年10月29日 | 日記
 
10/27(火)ツレと木更津駅近くの證誠寺周辺を訪問、撮影して来ました。郊外の金田地区にある、三井アウトレットパークやコストコが人気を集めているせいか、駅周辺はドーナツ化現象で過疎化が止まらない今日この頃。古き良き木更津の姿を撮影すべくカメラを持って2人で散策です。


  
 駅西口の市営駐車場に車を停め、八剱八幡神社横の江戸時代から続く房総往還を君津方面に進みました。2~3分で古い狸の絵が描かれた證誠寺の看板が見えてきました。看板の方向に進むと今が盛りの萩の花とようこそ證誠寺へという案内板が私たちを迎えてくれます。
 そして参道を行くと本堂。お賽銭を入れ参拝しました。



 ここは有名な童謡「しょうじょうじの狸ばやし」が生まれた地。詩人の野口雨情が、證誠寺に伝わる狸囃子伝説を題材に作詞し、中山晋平が曲を付けて大正14年(1925年)に児童雑誌「金の星」に発表、全国に広まりました。この證誠寺は今は住宅に囲まれていますが、昔は矢那川の畔にある寂しい寺でした。





 私たちはその矢那川の周辺を散策しました。この辺は廃屋や空き地が多いですね。今年の2月頃訪れた時には、古い建屋があったのにもう更地になっていました。上が現在の状況で、下が2/5に同じ場所を撮影した物です。





 近くにお洒落な店がありました。「香と紙の店・北原」です。ショーウインドーに、鳩居堂の便箋・封筒いろいろと書き出されています。早速便箋や封筒マニアのツレが入店。ニコニコしながら絵はがき等を購入していました。



 その後木更津会館(千葉県唯一の現役見番)の前を通り、ランチを予約している「いせもとカフェ」に向かいました。この木更津見番は昭和30年代に建てられた貴重な建物で、今も木更津芸者の稽古場として使われています。


弁天堂の秋を感じる和菓子-木更津市

2020年10月28日 | 日記
 
 最近秋も深まり、柿の実が実っているのをよく見かけます。そこで思い出したのが、木更津市高柳の和菓子店・弁天堂。ここは折々の季節をイメージした「ねりきり」が評判の店です。そこで10/26(月)ツレと柿の実を思わせる和菓子を捜しに、弁天堂に出かけました。



 弁天堂はJR内房線巌根駅から徒歩10分位の住宅地の中にあるお店です。昭和28年(1953年)初代店主が木更津駅近くの弁天町(現富士見町)弁天通りに店を開きました。ここで53年程営業し、平成18年(2006年)に工場を置いていた市内高柳に店舗を移転し現在に至っています。店舗は移転しましたが変わらない旨さの和菓子と、殆どの和菓子が税込み110円と言うコスパの高さから人気を博しています。



 この日購入したのはねりきり、柿の実(@110円)2個、もみじ(110円)2個と栗かのこ(150円)2個、それにきみしぐれ、月ヶ瀬(いずれも@110円)を2個づつ購入しました。中でも柿の実が本物そっくりで気に入りました。





 そして和菓子を包んでもらっていると、ツレが手づくりの飴があるのに気づき、1袋購入しました。1袋280円でした。家に帰り和菓子を食べましたが美味しいですね。形が気に入った柿の実のねりきりは、中が白とこし餡の2層になっており、甘さ控えめで絶品でした。
  
         弁天堂 木更津市高柳3-1-22 営業時間・9時~18時30分(日曜定休日)



スズメの大群-木更津市郊外の野鳥たち

2020年10月27日 | 日記
 
10/24(土)日の入りが千葉県は16時54分位なので、夕日を見ようとツレと木更津市郊外の田んぼ道を散歩に出かけました。時間は16時15分頃、稲刈りの済んだ田んぼから凄い数のスズメが夕空に向けて飛び立ったのです。驚きました。





  スズメは側の電線と屋根に停まったのですが、その数たるや100羽を超えていたと思います。





  電線や屋根だけでは停まりきれずにTVアンテナにまで停まっていました。その光景は何かのモニュメントの様です。スズメは直ぐに田んぼに戻り落穂を啄み、騒いでいます。



 そして人や車が通るたびに飛びたち、暫くすると田んぼに戻ってきます。





  こんなに沢山のスズメを見たのは初めてです。夕日の方は雲に隠れて見えなかったのですが、陽の光を受けて舞うスズメが見られて本当にラッキーでした。




日本一高い歩道橋・中の島大橋とネコたち-木更津市

2020年10月26日 | 日記
 
 良く晴れた10/21(水)午前6時半頃、ツレと木更津港の入り口にある中の島大橋に行ってきました。この橋の駐車場に車を停めたのですが、ネコがイッパイ。慣れているのか寄ってきます。10台近く車が停まっていますが、車中で食事中の人もいてそこにネコが集まってきています。




 
 またここに来る途中、木更津港の船溜りにも寄って以前から見かけるネコたちの写真も撮って来ました。港や公園には捨てられたネコたちが沢山います。可哀そうですね、ネコを捨てる無責任な人達には本当に腹が立ちます。





 中の島大橋久しぶりに歩いてきました。ここは高さ27m・長さ236mという日本一高い歩道橋、もちろん車は通行できません。昭和50年(1975年)に完成、45年も経っています。





  この橋は鳥居崎海浜公園と木更津港に浮かぶ中の島を結ぶ歩道橋で、上り下りをするにはけっこう体力がいります。また橋の中央部付近は風が強く、渡り切るには勇気もいります。





 ここから見える景色は最高です。この日は殆ど雲もなく、朝日を浴びた木更津港が綺麗でした。



 それに下の駐車場の様子も良く見えます。犬を連れた人達やその影が別世界のようで、とても面白かったです。


農業公園ひらおかの里のコスモス-袖ヶ浦市

2020年10月23日 | 日記
 
 10/20袖ヶ浦公園で冬鳥を見た後、秋の風物詩・豆ボッチを撮影、次にひらおかの里を訪問しました。ひらおかの里は地域の子供たちや住民が農村の歴史・景観と出会う場所として利用され、農業体験なども出来る施設です。





 ここには袖ヶ浦市横田に明治時代に在った巨大な2連水車の模型があり、それを見るため1カ月程前に訪問した場所でもあります。水車の模型はメンテナンス中で足場が組まれ、補修用の木材がのっていました。はやく回転する水車を見たいものです。





 園内には上総掘りの井戸もありましたが、風車の羽根が壊れていました。昔はこのような井戸が周辺の農村に沢山あったそうです。



 この日ひらおかの里には、沢山の幼稚園児が芋ほり体験に来ていました。ワイワイ、ガヤガヤ楽しそうです。





  そして園内の端には見事なコスモスの花畑。馬来田の武田川コスモスロードのコスモスと比べると、こちらの方が花が大きくて色が鮮やかです。手入れが行き届いているのでしょうね。



  ひらおかの里の職員の方も、コスモスは今が見頃・近くで見てください、綺麗な写真が撮れますよと誇らしそうでした。


袖ヶ浦秋の風物詩-落花生の豆ボッチと冬鳥たち

2020年10月22日 | 日記
 
 珍しく晴れた10/20(火)の早朝久しぶりに雪化粧をした富士山を見る事が出来ました。最初はあまりはっきり見えなかったのですが、北風が吹いているせいか、30分位で綺麗な富士山が出現、嬉しくなりました。この日は1日中晴れるとの予報なので、ツレとアウトレット近くのカインズホームで買い物をしたついでに袖ヶ浦郊外をドライブです。




 
 最初は袖ヶ浦公園の遊漁池、ここはいろいろな野鳥が観察できます。この時期は冬鳥がきているはずなので、行ってみました。池に近ずくと親子ずれが沢山来ていました。女の子が餌をあげています。ここは鳥用の餌が自動販売機で買えるようになっているのです。

 ツレも購入して群がる野鳥に餌をあげていました。この間まで、季節の変わり目のせいか野鳥は殆ど見られませんでしたが、漸くシーズン到来です。





 暫く野鳥の写真を撮影した後、公園隣の丘陵地帯・三ッ作を訪問。秋の風物詩落花生の豆ボッチを撮影しました。何日か前の新聞に八街の豆ボッチの写真が載っていたので、袖ヶ浦の物も見られるかと思ってやって来ました。いつもより数が少ないですが、こんな光景を見ると、秋が来たという思いを強くします。





 ボッチは収穫した落花生を乾燥させるために積み上げられた円筒状の物。ボッチというのは千葉県特有の呼び方で、全国的には野積みと呼ばれるそうです。



 豆ボッチの側には鳥よけの凧が舞っていました。今まではこんな凧などなかったのですが、鳥による被害が酷いのでしょうか?
豆ボッチだけより風情があって面白い光景でした。


木更津港・雨降り前の朝の光景

2020年10月21日 | 日記
 
 10/15(木)雨が降り出しそうな中、ツレと木更津港・内港公園付近を散策してきました。1か月ほど前、犬を連れたおばさんの写真を撮影。プリントを差し上げるという約束をしていたので行って見たのです。どんより曇った午前6時半頃でしたが、おばさんの姿は見えませんでした。かわりにネコが3匹寄って来て餌をねだってきました。



 木更津港には漁船が並んでいます。その内の2~3隻に漁師さんが乗っており何か作業をしていました。





 漁師さんに何が獲れるのですか?と聞いてみました。「カニだよ」との返事。この辺の海でもカニが獲れるのですね、ビックリです。



  何隻かいた漁船が沖に向けて出港していきました。





 漁港内を散策していると、県道87号線近くの浜に10人程の漁師さんが集まっていました。5~6分打ち合わせをした後、2隻の漁船に乗船しました。1人がカメラで記録を撮っています。





  陸で作業をしている人がいたので聞いてみると、アサリの資源調査だと言っていました。漁協の偉いさん達らしいです。



  その後岸壁の道を通り、内海公園に入りました。天気があまり良くないのに車が何台も停まっています。他県ナンバーの車が多く、釣りをしている人たちです。釣れますか?と聞いてみましたが、全然釣れないと嘆いていました。その内大粒の雨が降り出し、釣り人も三々五々帰っていきました。10/15の木更津港の朝の光景でした。




 

花とカフェ・ハンノ木でパスタ&ピザのランチ-木更津市真里谷

2020年10月20日 | 日記
  
 10/14(水)馬来田の里で、武田川コスモスロードと万葉の歌碑を堪能した後、花とカフェの店ハンノ木でランチをいただきました。ここは竹田川の側にある店、住所は木更津市真里谷(まりやつ)49番地。真里谷変わった地名です。なかなか「まりやつ」とは読めません。

 花や植木そして建物がメルヘンチックでお洒落です。小さな8角形の個室に案内されたので、静かにランチを楽しめました。



 ハンノ木に来店したのは2度目です。その時は焼きカレーのランチを食べ美味しかったので再度の訪問です。時間が午前11時半頃なので私とツレが最初の客、30分位して女性客が入って来ました。

 私はナポリタンパスタセット(税込み1130円)、これにアイスコーヒー、ミニサラダとデザートが付いています。ツレはミックスピザセット(980円)を注文しました。個室の他は殆どオープンテラス席、解放感があってよい雰囲気の店です。





 注文してから10分程でナポリタンとピザが出てきました。個室の窓から入る光がパスタとピザを照らして、料理を美味しく演出しています。ナポリタンの麺は少し堅めのアルデンテ。甘めのトマトソースとよく合います。

 半分くらい食べてタバスコと粉チーズをかけていただきました。とても美味。ツレのミックスピザも一切れご相伴。ピザの端はカリカリ、中はもっちりして美味しかったです。





 ミニサラダはマカロニサラダ、デザートはブルーベリーヨーグルトでした。これにアイスコーヒーも付いており、お得なセットでした。アイスコーヒーを飲みながら食後のマッタリした時間を過ごしました。



 お店から向かいの田んぼが見えましたが、今時珍しい稲わらの天日干しがありました。懐かしいですね。子供の頃を思い出しました。


久留里線馬来田駅と万葉の歌碑

2020年10月19日 | 日記
 
 10/14(水)ツレと武田川コスモスロードを散策した後、久留里線馬来田駅に向かいました。ここは車を停めた馬来田公民館から歩いて5~6分の所に在ります。ツレは駅の側の農産物直売所に行き、私はこのレトロな馬来田駅を撮影です。





  馬来田駅は大正元年(1912年)12月に開業、108年も前の駅舎です。駅舎内は大正・昭和の香りがイッパイ。駅員と対話するガラスの仕切りも昔の駅舎の香りが漂います。

 この駅は平成7年(1995年)に無人駅となり、ホームも2面在ったのですが単線1面に変更されています。ホームは駅舎より高くスロープがある不思議な駅です。





 また馬来田地区は万葉集に歌われた古代から栄えた場所。それを紹介するため馬来田駅から、万葉碑の里コースと呼ばれる散策路があり、万葉歌碑が置かれています。まず馬来田駅に置かれた歌碑を紹介します。(上の写真)馬来田の嶺ろに隠り居 かくだにも国の遠かば目欲りせむ (館4-3383)



 次は馬来田公民館駐車場に造られた碑です。
        大君の命かしこみ出でくれば 我の取り付きて 言ひし子なはも (防人歌)



 そして武田川コスモスロードに置かれた歌碑。
    馬来田の 嶺ろの小竹葉の 露霜の 濡れてわきなば 汝は恋ふばそも (巻14-3382)



 武田川近くのカフェ・はんの木の斜面にも万葉の歌碑が設置されています。
    旅衣八重着重ねて 寝のれども なお肌寒し妹にしあられば(20-4351)
 歌碑の近くには綺麗なコスモスが咲き、秋空と素敵なコラボを演出していました。