11/13(月)昼過ぎに木更津市の小櫃川周辺をツレと散策しました。中郷大橋が架かり木更津市老人福祉センターがある場所です。この周辺は弥生時代からの考古学的遺跡や神社仏閣も多々保存されている地域です。
私たちが今回訪問したのは、石仏が多く集められている場所で、ほとんど一般には知られていません。最初の写真は石仏が5体並んでいる場所で、周りに木が茂り、その隙間から光が差し込んでいるとても神秘的な処です。
それぞれの石仏の前には献花された後が残っているので、時々どなたかがお世話をしている様です。
この石仏たちの隣にも同じ様な石仏が置かれています。
石仏の中に百地蔵のある袖ケ浦市・延命寺の石仏とよく似た道標を見つけました。何か関係があるのか分かりませんが興味深い石造記念物です。
この場所から直線距離で、1㎞位袖ケ浦方面に進むとコの字方に置かれた石仏群があります。ここは何度か紹介していますが、場所は木更津市の十日市場で鉄工所と田んぼの間に位置しています。
袖ケ浦方面に行く時によくここを通りますが、この先には新しく見つけた観音様に似た田の神様や、弟橘媛の御陵といわれる吾妻神社等があります。これらの遺跡との関係も多少はあるのかもしれません。
この石仏群もお盆やお彼岸になると、お線香や献花が置かれているので関係者の方が管理をしているようです。
木更津郊外にはこのように石仏を収めた場所が沢山あります。一部の人の間で信仰され未来に繋いで行くのでしょうが、私たちはこんな歴史の陰に隠れた素晴らしい遺跡が、日の目を浴びるようにできるだけ紹介していこうと思っています。壊れたり破壊される前に撮影し残したいものですね。