漸く温かい晴れの日が続くようになった今日この頃。10/29(土)ツレと木更津市矢那の産直市場にジャムを造るので加工用のイチジクを購入に行きました。自宅から久留里街道を走行し、途中県道33号君津平川線に入りました。33号線は片側1車線で道の両側にモミジや落葉樹が植えられた閑静な道路です。
この県道は交通量が少なく走りやすい道路。のんびりと走っていると、セブンイレブン袖ヶ浦宮田大橋店付近から街路樹が色ずき陽の光を浴びてとても綺麗です。南房総は紅葉が遅いので知られていますが、ここはもう紅葉真っ盛り。驚きました。途中の民家には吊るし柿もあって、秋本番といったところです。
街路樹は高速館山道を潜る近くまであり、紅葉を満喫しました。なお県道33号線の紅葉の写真は、助手席からツレが撮影したカットを使用しています。
産直市場に行った後、高倉観音にも寄って来ました。ただここは紅葉しておらず、11月中旬から下旬がその時期の様です。
平野山高蔵寺・通称高倉観音は本尊は聖観世音菩薩であり、坂東三十三観音霊場の三十番札所です。用明天皇の時代(585~587年)に徳義上人が創建した古刹です。境内には大化改新後の670年に藤原鎌足公が訪れ、腰を下ろしたと言う腰掛石が残っています。
境内のイチョウやモミジは未だ青々して紅葉の兆しがありません。今年は気温が高い日が続いたので、遅れているようです。
境内には旧い石仏が置かれていますが、説明が無いので年代や作者は不明です。また巨木もあり、木の幹に綱が張られ、根もとには土の像が置かれていました。
本殿を1周して駐車場に戻り、帰宅しました。途中民家の軒先にも吊るし柿が干してあり、中々都会では見られない風景が見られて、面白い高倉観音付近の散策になりました。