光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

セイタカシギの抱卵②と木更津港のスズキ

2024年05月31日 | 日記

 

 5/11に木更津市長須賀で、セイタカシギの巣を見たのは2箇所。蓮田池が向かい合わせに2つ並んでおり、それぞれに巣が作られていました。左側の方はセイタカシギが盛んに補修をしていました。こちらの方が後から作られた巣のようです。

 この巣はセイタカシギが補修していたので、連続して撮影しました。

 あまり長くセイタカシギの巣を撮影していると威嚇してくるので、30分位で切り上げ木更津内港の北公園に移動しました。よく陸上自衛隊のMV-22オスプレイを撮影している場所ですが、早朝なので陸上自衛隊はまだ活動していませんでした。

 そして木更津港沖の牡蠣の養殖場には、カワウの大群がいるかと思ったのですが、残念ながら7~8羽しかいませんでした。

 そして中之島大橋の写真を撮っていると、釣り人が大きな声を上げて竿をしならせています。周りの人も手伝って陸に揚げると釣れたのは、大きなスズキ。

 たも網の直径が60cm、このスズキは網にギリギリ入る大きさなので、全長60cmの大物です。釣った人に「あげるから持って帰っていいよ」と言われたのですが、捌けないので辞退させていただきました。

 他の釣り人がうれしそうにいただいて帰って行きました。スズキは出世魚、1歳でセイゴ、2~3歳でフッコ、4歳以上はスズキです。スズキの刺身食べたかったですね。

     


セイタカシギの抱卵①-木更津市

2024年05月29日 | 日記

 5/11(土)午前7時頃、久しぶりに木更津市長須賀の蓮田を訪ねました。この日は5月には珍しく空気が澄み、富士山を見ることが出来ました。

 また蓮田の側にはJR内房線が走っているのですが、丁度東京方面行きの電車が通過していきました。蓮田にはアオサギとセイタカシギがいましたが、電車が通過しても臆する事はありません。慣れていますから、悠然と餌を探していました。

 毎年セイタカシギが来る5月頃、長須賀地区をツレと訪問するのですが年々蓮田の面積が少なくなり、田んぼや荒れ地が増えていきます。長須賀の木更津レンコンと言えばトップブランドでしたが、今は見る影もありません。

 荒れた蓮田を歩いていると、ヨシキリが大きな声で鳴き始めました。あまり人が来ない地域なので警戒しているようです。それに普段姿を見せない鳥ですが、珍しく私たちの側で姿を見せて鳴いていました。

 今は使われていない蓮田池には、セイタカシギの巣があり親が卵を温めていました。こういう光景を見るのは2年ぶりです。

 巣の側には雄のセイタカシギがいて警戒しています。他にはアオサギやカルガモもいますが、巣に近づく事はありません。甲高い声で「ケレッ ケレッ ケレッ」と鳴きながら追い払われてしまいます。

 セイタカシギは体長約37cmくらいですが、カルガモの上にのったり大きなアオサギを追いかけたりしています。驚きました。


第22回かずさYOSAKOI②-木更津舞尊フラッグパレード

2024年05月27日 | 日記

 木更津舞尊のフラッグパレードが始まったのは、5/4の午前11時頃。約30分遅れの出発です。最初は拓大広陵高校吹奏楽部の登場。規律正しい行進が素晴らしい。

このフラッグパレードは踊りを伴わず、各チーム・フラッグのみの行進です。

 各チームのフラッグが個性豊かに演技され、コントロールされています。

 またフラッグを振っているのは、大人だけでなく小学生くらいの子供もフラッグを振っているのには驚来ました。

 チーム利ゑ蔵と書かされたフラッグのグループが来ました。千葉市のグループで、結成21年目だそうです。

 そして11時10分位になるとフラッグパレードも終わりです。20分位のパレードでしたが迫力があって感動しました。私たちはこの日は所用があったので、撮影はこのフラッグパレードしか撮れませんでしたが、次回は踊りの方も撮影しようと思います。


木更津からの応援!-木更津舞尊は元気を発信①

2024年05月24日 | 日記

 木更津の語源を生んだ「日本武尊(ヤマトタケルのみこと)」の名にちなんで「武」を「舞」に転じ、舞い尊ぶ者たちという意味を込めて名付けられた「木更津舞尊(きさらづぶそん)」は、北海道のYOSAKOIソーランと融合した踊りのイベント。5/4(土、祝)に行われた、今年で22回目の「木更舞尊」です。

 「きっとそれが 誰かの元気になる」と言うタイトルを打ち出したプログラムによると、約1000人もの踊り子が参加し、その人たちによる力強い演舞は迫力満点。能登半島地震に遭われた被災者の方にもきっとパワーと元気が届くと思います。

 木更津舞尊は木更津駅東口駐車場付近で開催されるので、駐車場が少なく車で行くより電車でツレと木更津まで行くことにしました。祝日のせいか電車は空いていました。

 ふと反対側の席を見ると木更津舞尊に参加する踊り子の姿がみえました。面白い光景なので、2~3カットシャッターを切りました。

 駅の改札を出るとそこにも各地から集結した踊り子が沢山いました。列を組んで、東口の開場に向かっています。

 現在午前10時半少し前、プログラムによると10時30分から一番街パレード開場から、オープニングフラッグパレードが始まる予定です。

 パレードの出発点のおまつり広場に行くと、もうフラッグを持った人たちが集まっていました。

 楽器を持った人たちも音合わせや練習を繰り返しています。

 そして10時55分頃プログラムからは遅れましたが、パレード先頭の拓殖大学広陵高等学校吹奏楽部が出発です。この高校は生徒数 1090名(男子709名/女子381名)高校野球で有名な高校です。吹奏楽部は男子20名、女子80名との由。いよいよ第22回木更津舞尊の初まりです。


袖ケ浦市と木更津市の田の神様

2024年05月22日 | 日記

 木更津や袖ケ浦ではあちこちで田植えが始まっています。先日は小学生の田植え体験を紹介しましたが、田んぼと言うと近くにひっそりと置かれた田の神様を思い出します。

 なかでも袖ケ浦市谷中の石仏と木更津市牛袋の石柱は2~3年前から撮影をしているので、今年も5/5(日)にツレと撮影を兼ねたお参りに行ってきました。

 まず袖ケ浦市の石仏に逢いに行きました。これは不思議な石仏です。お地蔵様は街道沿いに置かれているのが普通ですが、このお地蔵様は田んぼの中に鎮座しています。少し盛り上がった台地の上に置かれ、街道の方向を向いています。

 お顔も撮影しましたが、他でよく見るお地蔵様ではなく厳しい表情をしていました。一刀彫りで有名な円空仏を思い起こさせます。

 しかしこの田の神様を見つけるのは至難の業です。周りの景色に溶け込んで、前もって位置が分かっていないと見つけられません。

 稲作農耕民族の間には稲作時期になると山の神が、里に下って田の神になります。そして田仕事に携わる農民を見守り、豊作をもたらすと言う信仰があったようです。

 上下の写真は本年4/14、偶然通りかかった際に、車を止めて撮影したものです。まだ田植えが行われる前の写真です。

 次は木更津市牛袋の田の神様です。

 前から見るとただの石柱のようですが、後ろには文字が刻まれています。

 ポツンと在る田の神様の周りは全て田植えの終わった田んぼ。風がないので水鏡状態、周囲の景色が映し出されてとてもフォトジェニックでした。


小櫃川上空を泳ぐ250匹の鯉のぼり②-早朝の鯉のぼり

2024年05月20日 | 日記

 

 5/05(日)の早朝、再度ツレと中川橋付近の鯉のぼりを撮りに行きました。この日は川沿いの道「国道409号線」からのショットを撮ろうと、車の通行の少ない午前7時頃川沿いに車を止めて撮影しました。ただ風が吹いていなくて、鯉のぼりは直立して目刺し状態です。

 まだ早い時間だというのに親子連れが何組か来ていました。250匹の鯉のぼりに圧倒されたようです。

             

 時間が早いせいか屋台も営業しておらず、たたまれたままでした。そして無風状態のために、小櫃川が水鏡状態で、鯉のぼりが川面に美しく映し出されていました。

 30分ほど撮影して帰宅しましたが、その頃になると幾分風も吹き出してきました。車の中から窓越しに中川橋と鯉のぼりを撮影、2度の訪問で250匹の鯉のぼりを堪能しました。


小櫃川上空を泳ぐ250匹の鯉のぼり①-袖ケ浦市

2024年05月17日 | 日記

      

 薫風香る5/2(木)午前11時頃、ツレと袖ケ浦市横田・中川橋付近の鯉のぼりを撮影に行きました。

 この鯉のぼりは毎年「小櫃川に鯉のぼりを揚げる会」の人たちがゴールデンウイークに合わせて揚げる鯉のぼり。今年も4/28~5/6まで、国道409号線の中川橋付近で250匹の鯉のぼりが小櫃川の上空を泳いでいました。ただし悪天候のために少し早く撤去したようです。

    

 私たちは5/02と5/05の2度鯉のぼりを見に行ったのですが、1回目の5/02は風も吹き鯉のぼりが泳ぐ様をダイナミックに見ることが出来ました。また平日の午前中と言うこともあり、見物人も少なくて自由に撮影することが出来ました。

 この鯉のぼりが揚がっている小櫃川は、房総丘陵の清澄山系に源を発し、君津市、木更津市、袖ケ浦市を蛇行しながら貫流し最後に木更津市に入り東京湾に注いでいます。総延長は約88km、千葉県では利根川に次いで2番目に長い川です。

    

  見物人はやはり子供連れが多いですね。鯉のぼりと子供の姿をスマホで撮影する姿が目立ちました。

 またこのところ天気が悪く前日も雨が降っていたので水たまりが出来ていました。しかしその水たまりに鯉のぼりの姿が映ってちょっとフォトジェニックです。

  

 そして今年も河川敷には屋台が色々出ていました。私たちも「たこ焼き(税込み500円)」を購入。美味しくいただきました。

 昼も近くなってきたので、これで帰りましたが、250匹の鯉のぼりに圧倒されました。鯉のぼりは季節柄あちらこちらでよく見かけますが、川の上空に揚がる鯉のぼりは中々見られません。いつまでも続いてほしい伝統行事です。


農村公園・ひらおかの里で小学生の田植えを見学③

2024年05月15日 | 日記

 5/02(木)ツレと袖ケ浦市の農村公園・ひらおかの里を訪問、小学生による田植え体験を見学してきました。4/25以来2度目です。

 袖ケ浦市によると農村公園ひらおかの里は、全体の面積17,310㎡(水田4,100㎡、畑2,100㎡)の敷地を有しています。そこに管理棟、倉庫兼休憩室、東屋、風車、水車があり、これらを活用し「田んぼの学校」として「農作業体験」を行っています。

 「田んぼの学校」は農業体験のない地域の住民や子供たちが、米作りの体験を通じて、農業の歴史や景観と出会う場所作りをめざすとの由。対象は市内の小学校6校の5年生480人。この生徒が参加する年間を通じた米つくりの体験事業です。

 また計画表によると、4/23~5/7が田植え。6/11~6/22田の草取り。9/3~9/11稲刈り。12/4~12/13お飾り作りになっています。

 

  午前10時50分頃になると田植えも終盤です。徐々に小学生たちが畔を通って水洗い場に向かっていきました。

 水洗い場は管理棟の横にあり、上総掘りの井戸からの水を使っています。

 手足を洗い着替えた生徒たちは、管理棟の正面に並べられた農機具の周りに集まります。

 今回は生徒による手作業の田植えでしたが、一般の農家が使っている全自動の田植え機やトラクターなどが紹介されていました。そしてこの後は6月に田の草取り、9月には稲刈りの実習が待っています。都会の小学生には出来ないお米作りが体験できて、袖ケ浦の子供たちは幸せです。


農村公園・ひらおかの里で小学生の田植えを見学②-袖ケ浦市

2024年05月13日 | 日記

 4/25(木)袖ケ浦市のひらおかの里で、小学生が田植えの体験学習をするというので、ツレと見学に行きました。

 体操着姿の小学生は元気いっぱい。田んぼの中には稲の苗がところどころに置かれ、準備万端です。

 指導員から苗を貰い、1人3列のノルマを課せられて田植えの始まりです。

 最初は旨くいきません。指導員が見かねて手本を見せていました。

 指導員の教えが良いのか、暫くすると慣れてきました。

 泥んこの田んぼに足をとられる生徒が相次いでいました。足が抜けないのです。

 指導員のおじさんたちも徐々に厳しい口調になって来ましたが、子供たちは臆せず元気に田植えをしていました。見ていて、このような郊外学習も良いもんだと実感しました。女性の指導員は女の子に優しく教えていましたし、適材適所の教えがいきわたっていました。

 午前9時10分頃から始まった田植えも、10時頃終了です。皆ドロドロになった手足を上総掘りの井戸から出る水で綺麗に洗っていました。

 最後は農村公園の横で、農機具の説明を受けていました。体力のない小学生にとっては、きつい田植え体験だったと思いますが、都会では味わえない貴重な課外授業になったと思います。


袖ケ浦市のひらおかの里で小学生の田植えを見学①

2024年05月10日 | 日記

 4/20(土)ツレと袖ケ浦公園近くの農村公園・ひらおかの里を訪問しました。以前撮影した管理員の方の写真を差し上げるためですが、その時4/22から小学生の田植え体験が始まるとの情報をいただきました。

 田植えのために公園内の田んぼには水が張られており、耕運機で耕されていました。

 耕運機が作業中の為か、田んぼの側に置かれていました。そして殆どの田んぼは畔塗りも終わっています。水の張った田んぼは風がないので水鏡状態です。周りの景色が映り込んでとても綺麗です。

 また田んぼの周りの道にも木の陰が出来てフォトジェニック。

 この公園には県道143号線の側に上総掘りのやぐらが置かれています。「上総掘りの技術」は千葉県で開発されたもので、2006年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。

      

 上総掘りのやぐらの隣には風車が付いた井戸があります。上総掘りで掘った井戸ですが、自噴しない場合は上の風車を回して水を汲み上げていました。現在この井戸で汲み上げた水は、園内の田んぼや池に使用されているそうです。

 そして4/25(木)午前9時頃ひらおかの里に行くと、田植え体験に参加する長浦小学校5年生が来ていました。駐車場には袖ケ浦市のバスが2台停まっていたので、これで来たようです。

 管理棟前で農村公園の管理員の田植えに関する説明を受けてから田んぼに突入です。3つの田んぼに人員が振り分けられて田植えが始まりました。