光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市郊外の野鳥たち-元気なセイタカシギ等

2020年05月29日 | 日記
 
少し散歩を延長し長須賀の蓮田でセイタカシギを見た5/3に続き、5/13と5/24も自宅から20分位の距離にある長須賀の蓮田に行って来ました。ここは野鳥愛好家に知られた場所らしく、午前5時半という早朝にも拘らず車が5~6台停まり、長玉を付けたカメラを構えた人が沢山いました。

 市道から蓮田に入ると葦の中から、オオヨシキリの鳴き声がけたたましく聞こえてきます。姿が見えませんが、暫くすると葦の穂につかまっているのが確認できたので早速シャッターを切りました。



 長須賀は以前は木更津有数の蓮の産地でした。木更津レンコンというブランドで有名でしたが、現在は荒れ果てて蓮田も少なくなっています。水田が増え放置された湿地帯が目立ちます。



 去年の蓮の残骸の残る湿地帯にセイタカシギが餌を啄んでいました。
水の少ない場所ではメスが卵を温めています。もう温め始めているのを見てから20日位経っているので、ヒナの姿も見えて来るのではないでしょうか。





 5/13には長須賀の水田にいたセイタカシギを3羽目撃。足が長いですね。図鑑で見ると付け根から指先まで約25㎝もあるそうです。



 また水田にはオタマジャクシが無数に泳いでいました。こんな光景を見ると網をもってオタマジャクシを追っていた子供の頃を思い出しました。


魚眼レンズで見た袖ヶ浦市延命寺の百地蔵尊②

2020年05月28日 | 日記
 
 5/25ツレと袖ヶ浦市延命寺の百地蔵尊をお参りし撮影してきました。何度も撮影しているので今回は魚眼レンズを使用し、お地蔵様の表情を追ってきました。





 延命寺は奈良時代の神亀元年(724年)頃、行基上人により創建されたと伝えられる由緒ある古刹。寺には豊臣秀吉発行の古文書が残されています。そして幕末には幕府軍が駐屯し官軍の攻撃を受けた場所でもあります。





 百地蔵が置かれているのは本殿裏の高さ20~30mの小山です。しかし何故こんなに沢山のお地蔵様や石板が置かれているのかよく分かっていないようです。





 最近気温も上がってきたので雑草がお地蔵様の周りに茂っています。写真を撮るのも草をどかしたりして大変でした。



 そしてこの小山には竹林もあって、お地蔵様や石板の近くに竹の子が生えてきていました。



 雨で緩んだ坂道を歩きながら撮影したので、一回りするのに1時間半程時間がかかりました。しかしそれ程疲れません。やはりここはパワースポットの様です。最後にもう一度本殿を参拝し帰宅しました。


魚眼レンズで見た袖ヶ浦市延命寺の百地蔵尊①

2020年05月27日 | 日記

4/7に発動された緊急事態宣言もようやく解除。何時また第二波が来るかもわからない不安定な時期を迎えていますね。人に殆ど会わない場所を捜し三密を避けて撮影して来ましたが、これからもそれは継続していこうと思っている今日この頃。

 5/25(月)産直市場・ゆりの里に買い物をしたついでに近くの延命寺・百地蔵尊を参拝。新型コロナの早期退散を祈願して来ました。ここに前回来たのは4月初め、1か月半程前です。毎年彼岸の頃に訪問し写真を撮っていますが、今回は魚眼レンズを使ってお地蔵様のお顔を撮らせていただきました。



 延命寺の仁王門から本堂を撮りましたが、魚眼を使ったせいか他のお寺のような感じを受けました。門の側にはアジサイが何輪か花をつけています。もう少しで見頃ですね。



 本堂にお詣りしてから、早速裏山の百地蔵尊を撮影に行きました。何時もは右側から登って行くのですが、今回は左回りで参拝しました。





 お地蔵様に貼られているお札はお彼岸に貼られるのですが、もうだいぶたっているので、傷んでいました。





 このところ雨が多かったので、道が滑りやすく下草も大分生えて歩きにくいです。でも千差万別のお地蔵様のお顔が微笑んで元気を与えてくれました。



木更津市郊外の野鳥たち-チュウシャクシギとムナグロ

2020年05月26日 | 日記
 
 外出する機会が無く、当ブログも自宅近くの散歩道で撮影する野鳥たちの映像がどうしても多くなってしまいます。そんな中最近嬉しい事がありました。
 3年前に見た旅鳥のチュウシャクシギとムナグロが撮影出来たのです。犬も歩けば棒に当たるではないですが、こんな場面に遭遇するとカメラを持っていて良かったとつくづく思います。

 チュウシャクシギはパソコンの映像ホルダーを見ると2017年の5月に3回程撮影していました。トップの写真は2017年5月20日午前7時36分に撮影。この下はつい先日の5月14日午前5時48分に撮ったものです。





 5/14ツレと田んぼ道を散歩していると、変わった鳥の群れをツレが発見。夢中で5~6枚シャッターを切りました。3年前に見たくちばしが下にカーブしているチュウシャクシギです。

 図鑑によるとこの鳥は、ユーラシア大陸と北アメリカで繁殖し、日本には旅鳥として春の渡りの季節に多数渡来するそうです。





  そして5/16の午前5時50分にはムナグロを撮影しました。ただ以前見たように10羽近くの群れではなくて2~3羽しか見る事が出来ませんでした。全長が約24㎝位とチュウシャクシギに比べると小さく、羽も黒が主体の夏羽姿でした。





  上下の写真は3年前に撮ったチュウシャクシギと、ムナグロたちの写真です。この当時は何回か続けて見られたのですが、今年に入って目撃出来たのはチュウシャクシギが5/14のみ、ムナグロは5/15と16日だけでした。


袖ヶ浦公園の菖蒲とネコ-買い物ついでの写真メモ

2020年05月25日 | 日記
 
5/17(日)前日の激しい雨が止んで晴れてきたので、ツレと産直市場・ゆりの里を訪門。新鮮な野菜類を購入しました。都会とは違い木更津に住んでいると車は必需品です。買い物や金融機関が自宅から離れているので、致し方ないのでしょうね。

 ゆりの里の側には大きな袖ヶ浦公園がありますが、新型コロナの影響で人出は少ないです。以前は大型バスの訪問もありましたが、現在は殆んど見かけません。ツレと散歩を兼ねて公園を一回りです。





  まず公園のレストハウス「菖蒲(あやめ)」の方に行って見るとネコが何匹か出てきました。切り株の上に2匹が乗りこちらを見ています。花菖蒲園にもネコが歩いていました。また近くにはエゴの木があり綺麗な花を咲かせています、花びらが地面に落ちて雪のよう。





 レストハウスの後ろが花菖蒲園です。3600㎡もの広さがあるそうですが、殆ど咲いていません。ただ水路にはスイレンが何輪か花をつけていました。





 花菖蒲園の中の遊歩道を歩いて、咲いている菖蒲を捜してみました。濃紺の花が5~6輪、ピンクの花が2輪程ありました。前日の水滴が花に残りとても綺麗、思わずシャッターを切りました。





 最後に遊漁池の側を通りましたが、そこにはかなりの数の菖蒲が咲いていました。ただ殆どの花が咲き終わっており残念です。(5/19公園の管理事務所にTELして開花状況を聞いてみました。現在咲いているのは菖蒲で、主力の花菖蒲は5/末~6月の中旬頃に開花予定との事でした。)


傷ついたカワウとシラサギの捕食-木更津市郊外の野鳥たち

2020年05月22日 | 日記
 
新型コロナの影響により、外出が出来ないので野鳥の撮影でストレスを発散しています。5/11(月)午前6時頃、自宅近くの田んぼをツレと散策中送電線に1羽のカワウがとまっていました。前から鵜の写真はよく撮影していたので、今回もカメラを向け撮影。



  よく見るとカワウの足が1本しか見えません。ビックリしました。でもしっかり1本で電線をつかんでいます。暫くそこに留まっていましたが、海の方に元気よく飛んでいきました。元気ですね。また出会えると良いのですが、写真で見ると可愛い表情をしています。





 4/30(木)午前5時50分頃には、シラサギがドジョウのような細長い生き物を捉えたところを撮りました。





  シラサギは獲物を見つけて獲るまでが早いですね。最近速い動きにもようやく慣れてきました。撮影が楽しみになって来ました。



 シラサギと田植えの終わった田んぼ、なかなか絵になる光景です。


太宰治も泊まった玉川旅館が4月末で閉館-船橋市

2020年05月21日 | 日記
 
 5/20の朝日新聞千葉版を見て驚きました。「太宰ゆかり 100年旅館終章」と言う記事が載っていたのです。私は一時期日本の上海と言われた船橋のレトロな風景に魅せられ、何度も船橋を撮影に行きました。中でも湊町辺りの光景が好きでした。

 ここには高層ビルに囲まれ、100年も続く玉川旅館があったからです。当ブログにも昨年9月に「ぶらっと船橋 玉川旅館」という記事をUPしました。(ここで使用した写真は全て昨年9月に撮影したものです。)





 旅館の入り口の看板には、昔子どもの頃、逆さクラゲといった温泉マークが描かれています。何時もこの古風な旅館に似合わないと思いながらシャッターを切っていました。玉川旅館は昭和10年頃、太宰治が宿泊し、小説を執筆したという由緒ある割烹旅館です。





 この旅館は大正10年(1921年)の創業。楼閣風の木造建築で、2階建ての本館は昭和16年(1941年)の建築。第一別館(1953年建築)と第二別館(1958年建築)の3館は国の登録有形文化財です。





 ここの木造建築を見て思ったのジブリの「千と千尋の神隠し」に出て来る巨大な遊郭です。一説には台湾の九分辺りの建物と言われていますが、私はこの作品を思い出すたび、ここが浮かんできます。

 新聞によると今年の4/30で閉館したとの由。新型コロナの影響もあり維持できなくなったようですが残念です。6月から取り壊し、出来ればその前にもう一度撮影が出来ればと思います。


活き活き亭のテイクアウト・車海老かき揚げ丼とあさりかき揚げ丼を食す!-木更津

2020年05月20日 | 日記
  
 新型コロナの影響で店内飲食が自粛中に付き、飲食店は売り上げがガタ落ち。そこでテイクアウトで地域の店を応援しようと「コロナに負けるな!がんばろう木更津プロジェクト」という取り組みが市内で始まっています。我が家でもささやかながら週一位で、テイクアウトの店で持ち帰りを購入しています。

  5/14は市内中の島公園の入り口の「活き活き亭」を訪問。電話で予約して、車海老かき揚げ丼(税込み864円)とあさりかき揚げ丼(648円)をお願いしました。時間は開店の午前11時頃TELして11時半頃とりに行きました。



 大きな店舗で駐車場も広いですが、車はまばら。店内に入り電話でテイクアウトを注文したのですがと伝えると、簡単な遮断機が上り店内に入れてもらえました。店内はお土産物等が沢山置かれ、雰囲気は鋸南町・保田の人気店「ばんや」のようです。



 持ち帰りの2点をレジで受けとりました。その際ドリンクバーが無料で利用できると言われたのですが、喉は乾いていないのでそのまま外に出ました。

 また店舗の前に車海老の養殖発祥の地と言う看板が置かれています。ここを経営する厚生水産が、1940年車海老の養殖を初めて行ったそうです。知りませんでした。



 テイクアウトはなるべく早く食べた方が良いと思うので、急いで家に戻りました。



  上がツレの車海老かき揚げ丼、下が私のあさりかき揚げ丼です。できたてなので熱々。香の物と春雨サラダが付いていて、良い箸休めです。かき揚げはサクサク。あさりはもっちり、車海老はプリプリの食感で美味でした。ごちそうさまでした。




木更津市郊外の野鳥たち-カルガモとコチドリ

2020年05月19日 | 日記
 
 気温も上がって来た今日この頃、自宅近くの田んぼで良くカルガモを見かける様になりました。トップの写真は5/2(土)午前6時頃撮影、直ぐに飛び立っていきました。





  でも隣の田んぼに4羽のカルガモがいて餌を啄んでいました。その後1列に並んで泳いでいきましたが、まだペアを組んだカルガモではないようです。はやく子供のカルガモを見たいものです。





  5/6(水・祝)には未だ田植えが行われていない処に、コチドリを目撃。ツレと私が近づいても逃げません。図鑑を見ると夏鳥、体長は約16㎝羽を開くと44㎝にもなり、遠距離を飛行する渡り鳥の特徴を備えているようです。目が大きく目の周りの黄色のアイリングが印象的。





 また「ピーユ ピーユ」と綺麗な声で鳴いていました。





 5/9(土)にはアオサギが飛行しているのを撮影しましたが、送電線ギリギリでした。以前カルガモが電線に激突、落下したのを見ているので心配しました。ぶつからないで良かったです。



スモークツリーが咲きました・我が家の花を愛でて②

2020年05月18日 | 日記
 
 花が咲いた後、綿毛のような穂が木を包み込むスモークツリー。我が家のスモークツリーも濃いピンクの穂がとても綺麗です。不要不急の外出が出来ない今日この頃、部屋から見えるこの木がストレスを癒してくれます。そして庭に咲く花を紹介しました。





 スモークツリーは和名を「煙の木」、国を問わず煙をイメージした名前が付いた花木です。
我が家のこの木は、午前5時頃に木の上の方から朝日が射してきます。じっと見ていると徐々に濃いピンクの穂が光で浮かび上り、ちょっとドラマチックです。この下は雨あがり5/17早朝のスモークツリーです。








 野ばらも満開。ホタルブクロが咲き始めました。白と紫どちらも可憐、大好きな花です。



 シャクヤクの花には虫が沢山寄ってきます。虫も花粉をテイクアウト。新聞にも虫と花粉のことが載っていました。





 次はテイカカズラとアジュガ(十二単)です。雑草のようですが、マリンブルーが鮮烈です。





スモークツリーの下にはピンクのバラがひっそりと開花。タンポポの綿毛が静かに揺れていました。