光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

袖ヶ浦の百地蔵尊・延命寺に早めの初詣

2020年12月28日 | 日記
 
 12/25(金)袖ヶ浦市高谷に在る百地蔵尊で知られた延命寺をツレと訪問してきました。9月のお彼岸以来です。密を避けての訪問ですが、平日のせいか誰もいませんでした。

 延命寺の山門下から見上げると巨大なスダジイの樹が私たちを見下ろしています。幹囲約5.9m 樹齢は約300年との由。しかし上の方の枝が切られており、少し寂しいです。



  山門下左の坂道を上り社殿前の駐車場に車を停めてお参りしました。初詣はコロナ禍を避けてどこにも行かない予定ですが、袖ヶ浦のパワースポット延命寺に少し早めの参拝にやって来ました。

 このお寺には巨木が多いですね。社殿左には保存樹木指定・袖ヶ浦市と札が付けられたヒノキがあります。この木も大きくて周囲を圧倒しています。





 延命寺は奈良時代・新亀元年(724年)の頃、行基上人によって創建されたという古刹。寺には豊臣秀吉発行の古文書が所蔵されています。また幕末には旧幕軍の歩兵隊が、寄宿中に官軍の攻撃を受けた場所でもあります。





 寺の裏山には約250体の地蔵尊や石板が置かれ、細い山道の両側にほぼ等間隔に並んでいます、これが百地蔵尊です。地蔵尊にはお札が貼られており、不思議な景観を呈しています。

 春秋の彼岸の中日に貼られる札で、札ブチ、地蔵参りとも言われているこの地域独特の行事です。




 
 秋の彼岸から4ヶ月位たっているので、地蔵尊に貼られた札も大分剝れ地面に落ちていました。地蔵尊の周りには落ち葉がつもり、風が吹くと木の葉が舞っています。

 延命寺裏山のこの百地蔵尊を見るのには、約40~50分かかりますがそれ程疲れません。かえって元気をもらえるように感じました。やはりここは袖ヶ浦のパワースポットです。

 ***当ブログは本日12/28をもって今年の更新を終了いたします。つたないブログを見ていただき有難うございました。来年も宜しくお付き合いの程お願い致します。管理人***


木更津市郊外の野鳥たち-戦後初の国産旅客機YS-11も目撃

2020年12月25日 | 日記
 
 毎朝散歩を続けていますが、冬至の時期は日の出が遅く周りが暗いので、散歩する時間も遅くなってきました。それに最近野鳥を見かけなくなりました。自宅近くの田んぼは、畔がとられ巨大なスペースの水田になっています。高齢化が進み農業人口が少ないので、田をまとめて請け負った人が、広い水田を管理する仕組みになっている様です。野鳥たちも住みにくくなってきたのでしょうね。

 それでも毎日散歩していると野鳥の姿を見る事が出来ます。上下の写真は12/20午前9時50分頃撮影したタシギ。ハトより少し小柄で、秋から冬にかけて大陸から飛来する冬鳥です。





 このタシギは12/7午前8時半頃農業用水で撮影しました。下は農業用水を飛びたつタシギ。



 11/26は、アオサギが農業用水に来て餌を捜していました。





 上は11/23に撮影したホシゴイ。下はセキレイ、最近よくセキレイを見かけます。この鳥は人を恐れず近づいても逃げません。





 上は11/14、電線に止まっていたモズ。下は同じ日に稲刈りの終わった田を飛び交うスズメたち。





 10月22日午前6時半頃ですが、自衛隊木更津駐屯地方面から見慣れないプロペラ機が飛び立っていくのが見えました。後で調べようと何枚か撮影、自衛隊のホームページでみると航空自衛隊のYS-11FCでした。

 YS-11というと戦後初の国産旅客機、自衛隊には昭和45年(1970年)から納入され、50年たった今でも2機が活躍しているそうです。軽快なエンジン音が耳に残りましたが、珍しい飛行機が目撃できラッキーでした。

  

絶品浜の太巻き寿司-木更津市中島の海鮮市場・平島水産

2020年12月24日 | 日記
  
 気温が下がり、冬本番を思わせる今日この頃。木更津金田バスターミナル(愛称チバスタアクア金田)側の平島水産の浜の太巻き寿司が食べたくなり、2日前に電話で予約し12/20(日)に購入してきました。

 三井アウトレットパークがあるので、このアクアライン金田インター周辺は車が渋滞しています。最近コストコも開店しており、土日は車が多くで近寄れません。



 平島水産も日曜日とあって、大変な賑わいです。食事をする客が10人近く店内にいて、その他お土産を購入する人が4人も待っていました。密を避けようなんて言う言葉は、絵空事のようです。



 予約してあったので直ぐに受け取り、店を出てきました。顔見知りの女将さんがてんてこ舞い、客の対応で可哀そうな位でした。ここの太巻き寿司は人気があり、予約しないと購入できません。何時もは切り分けてあるのですが、今日は1本そのままでした。巨大な葉巻の様です。




  
 家で切り分けていただきました、美味しいですね。外側は分厚いタマゴ焼き。中はアサリの佃煮を芯にご飯を海苔で巻いてあります。
  価格は税込み1本980円、少し高めですが、十分に見合った逸品です。

 太巻き寿司は房総の郷土料理。年中行事や冠婚葬祭の際に、責任者や祭の主催者の男性が作り、振舞う料理だったそうです。食材は地域によって違いがありますが、いずれにしても「貝を芯にして巻く」と言う技法が房総の太巻き寿司の原点との由。

 長く続いて欲しい郷土料理です。また平島水産で、懐かしいクジラのベーコンも販売していたので購入。太巻き寿司と一緒にいただきました。美味しかったです。


木更津のレトロな田面通りを往く②

2020年12月23日 | 日記
 
 12/18(金)ツレと木更津駅の駅ピアノを見学した後、駅西口のレトロな町並みを撮影しました。有名な切られ与三郎の名を使用した与三郎通りから、久留里の町に続く田面通りを散策です。

 田面通り(たもどおり)と言う変わった名前は、以前は田んぼ道だった通りが、久留里との往来が増え沢山の商店が立ち並んだところから、名付けられたそうです。久留里屋商店から左に田面通りを進むと旧金田屋洋品店が見えてきます。昭和7年(1932年)の建築、旧安室薬局と並ぶ木更津を代表する看板建築です。現在はアンティークショップになっています。





 旧金田屋洋品店の近くには、室町時代に創建されたという選擇寺(せんちゃくじ)があります。ここには切られ与三郎の相棒・こうもり安のモデルになった人物の墓があります。そしてその並びに今時珍しい魚屋・魚きよ。店の中には魚を捌くのを待っている客の姿が見えます。子供の頃はこんな光景がよく見られましたが、今ではめったに出会えません。





 旧金田屋洋品店の反対側にもレトロな看板建築の店がありますが、貸店舗の札が下がり営業はしていませんでした。暫く田面通りを進むと木更津・岡埜栄泉堂です。有名な上野の岡埜栄泉からのれん分けした老舗の和菓子店、創業は大正7年(1918年)との由。





 岡埜栄泉堂の反対側は旧安室薬局。ここも現在は営業していません。木更津の看板建築の中では保存状態もよく代表的なレトロ建築物です。昭和4年(1929年)の建築で木造2階建ての店舗。外装部分に装飾を施した「看板建築」です。





 田面通りは最後に木更津港に突き当たります。この周辺も寂れています。蔦のからんだ古いアパートがありました。人はまだ住んでいるらしく、エアコンが動き玄関と思われる場所にはネコの餌が置かれています。大正・昭和の時代には賑わっていた田面通り、今は寂れて隔世の感がありました。


木更津のレトロな与三郎通りと田面通りを往く①

2020年12月22日 | 日記
  
12/18(金)木更津駅で駅ピアノを見た後、駅西口のレトロな町をツレと撮影して来ました。駅前だというのに人通りが本当に少ない、閑散としていて昭和初期にタイムスリップしたような町並みです。駅前を与三郎通りの看板方向に入りました。



  細い通りを行くと、後ろに市役所の一部が入ったビルが見えます。両側はシャッターの閉まった飲食店や洋品店が並んでいます。



 与三郎通りには飲食店が多いですね。入り口から100m位で左手に山孝食堂、斜め右側はラーメン・餃子の三幸です。山孝食堂は創業60年。三幸は創業40年だそうです。同じような屋号と思っていたら親族筋の経営との由。渋い外観が歴史を感じさせます。





 与三郎通りを暫く進むと、蔦に囲まれた内山洋服店。昭和10年(1935年)に建てられた看板建築です。今でも第二次大戦中の焼夷弾の破片がめり込んだ後が残っているそうです。そして隣は旧い蔵を移築、改造した藍染院・不動堂。一階は子供劇場になっていてイベントが 時々開催されています。





 この与三郎通りは久留里まで続く田面通り(たもどおり)に突き当たります。出口の所に在るビルは古い店舗の様ですが、廃屋らしく詳しい事は分かりません。



 田面通りを内房線の踏切方面に進むと、右に久留里屋商店。もとは久留里の町で、久留里黒田藩の御用商人としてお米を扱っていたのですが、廃藩置県で明治時代にここに移転した老舗のお米屋さんです。そして道の反対側は昔から営業している鶏卵、鶏肉の専門店・影山商店、レトロな店が並んで昔ながらの通りを構成しています。



JR木更津駅の駅ピアノ-12/16に設置されました

2020年12月21日 | 日記
 
 諸般の事情により、長らく更新しませんでしたが、本日よりまた徒然なるおじさんの写真日記を続けさせていただきます。

 新型コロナ第三波の勢いが強いので、殆ど巣ごもりをしていました。しかし身近に色々面白い出来事があったので、カメラを片手に体験して来ました。初めは12/16(水)木更津駅に設置された駅ピアノの話題です。





 JR木更津駅のお知らせの中に、12/16から東口と西口をつなぐ通路に誰でも弾けるピアノが設置されるというニュースを見付けました。市内の中郷保育園に統合された祇園保育園で40年も使用されたピアノが整備され、西口通路のエレベータ近くに置かれるというのです。





 16日の午後4時半からお披露目の式典があり、プロが早速ピアノを弾いていたようです。この古いピアノのセットアップは、きゃりーぱみゅぱみゅをコーディネートしたことで知られている増田セバスチャン。

 ツレと18日の午後から木更津駅を訪問、ピアノを見てきました。古いピアノなので、落ち着いた黒のピアノかと思ったのですが、さにあらずピンクの派手なピアノでした。





 駅に置かれたピアノなので、あまり弾く人はいないかと思ったのですが、入れ替わり立ち替わり弾いて行きます。高校生と思われる男子が流暢に弾いているのには驚きました。女子高生も集団で楽しんでいました。

 千葉県では勝浦駅に続いて2番目の駅ピアノとの事です。その内TVでも人気の駅ピアノの番組が来ると盛り上がるでしょうね。


森の中の喫茶店・ライラックでお茶を楽しむ-木更津市矢那

2020年12月01日 | 日記
  
11/27(金)ツレと高倉観音で紅葉を楽しんだ後、隣の森の中の喫茶店・ライラックを訪問しました。入店時間が午後3時頃と遅かったせいもあり、先客は1名で密になることはありませんでした。入ると直ぐに喫茶店の女性オーナーから、焼き芋をいただきました。アルミホイルに包んだ安納芋、ストーブにのせてあったので暖かホカホカの焼き芋。ホクホクでとても甘くて最高でした。


 
 店内はシンプルな内装、照明も適度で癒されます。自宅のジュズサンゴは葉が黄色くなってきましたが、ここの葉は緑のまま。あまり外に出さない方が良いと言われました。



 ツレはケーキセットを注文しました。。飲み物とケーキが付いて税込み800円。飲み物はホットコーヒーをお願いしました。少しケーキを分けてもらいましたが、ブルーベリーのタルトでした。程よい甘さで、とても美味。底のタルトがサクサクで、楽しい食感でした。





 私はぜんざいをお願いしました。梅昆布茶が付いて650円。汁が少なめであずきを砂糖で煮たものに、お餅が2つ入っていました。お汁粉との違いを聞いてみると、お汁粉はこし餡で汁が多めの物を言うらしいです。あまり甘くなくて美味しかったです。ツレにも分けましたが、ぜんざいの方が良かったと言っていました。



 ここで暫くまったりして帰宅しました。ライラックのオーナーの話では、高倉観音周辺は紅葉が遅くて、12月中旬~下旬頃との由。その頃また来てみようと思います。

   **** 新型コロナも第三波が襲来、その他諸般の事情で当ブログを暫く休止いたします。再開しましたらまたお付き合いの程宜しくお願い致します。管理人 *****