12/25(金)袖ヶ浦市高谷に在る百地蔵尊で知られた延命寺をツレと訪問してきました。9月のお彼岸以来です。密を避けての訪問ですが、平日のせいか誰もいませんでした。
延命寺の山門下から見上げると巨大なスダジイの樹が私たちを見下ろしています。幹囲約5.9m 樹齢は約300年との由。しかし上の方の枝が切られており、少し寂しいです。
山門下左の坂道を上り社殿前の駐車場に車を停めてお参りしました。初詣はコロナ禍を避けてどこにも行かない予定ですが、袖ヶ浦のパワースポット延命寺に少し早めの参拝にやって来ました。
このお寺には巨木が多いですね。社殿左には保存樹木指定・袖ヶ浦市と札が付けられたヒノキがあります。この木も大きくて周囲を圧倒しています。
延命寺は奈良時代・新亀元年(724年)の頃、行基上人によって創建されたという古刹。寺には豊臣秀吉発行の古文書が所蔵されています。また幕末には旧幕軍の歩兵隊が、寄宿中に官軍の攻撃を受けた場所でもあります。
寺の裏山には約250体の地蔵尊や石板が置かれ、細い山道の両側にほぼ等間隔に並んでいます、これが百地蔵尊です。地蔵尊にはお札が貼られており、不思議な景観を呈しています。
春秋の彼岸の中日に貼られる札で、札ブチ、地蔵参りとも言われているこの地域独特の行事です。
秋の彼岸から4ヶ月位たっているので、地蔵尊に貼られた札も大分剝れ地面に落ちていました。地蔵尊の周りには落ち葉がつもり、風が吹くと木の葉が舞っています。
延命寺裏山のこの百地蔵尊を見るのには、約40~50分かかりますがそれ程疲れません。かえって元気をもらえるように感じました。やはりここは袖ヶ浦のパワースポットです。
***当ブログは本日12/28をもって今年の更新を終了いたします。つたないブログを見ていただき有難うございました。来年も宜しくお付き合いの程お願い致します。管理人***