光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

友人と新緑の延命寺・百地蔵を訪ねて-袖ヶ浦市

2022年04月28日 | 日記
 
4/23(土)ツレと20年来の友人3人で、袖ヶ浦市の延命寺・百地蔵を見学に行きました。まず先日訪問して美味しかった袖ヶ浦市岩井の日本料理「ほしの」でランチをいただき、そこから車で10分程の場所に在る延命寺に向かいました。友人はここは初めて、まず山門横の大きなスダジイに驚いていました。



  このスダジイは、幹回り5.1m、推定樹齢300年の巨木。樹高は以前は30m位ありましたが短く伐採されていました。何年か前の台風で枝が折れた為のようです。



  境内にはもう一本、袖ヶ浦市の保存樹林に指定されたヒノキがあり、境内を見守っています。

    



 本殿をお参りした後、本殿左横のお堂にある「アマビエ」像を参拝。コロナ禍が一日も早く終息するように3人で、お祈りしました。
その後裏山の百地蔵を見学。地蔵札が沢山貼られたお地蔵様や、石板を見て感心していました。





 森の中に置かれた、多くのお地蔵様のお顔にも札が貼られているのを見て、友人は不思議がっていました。私は札が雨や寒さ、暑さを防ぐのではないかと思っています。





 友人はツレと20分程で、百地蔵のある裏山を見てまわりました。通常なら30~40分かかるのですが、驚く程の健脚ぶりです。


我が家のネコたちと近所の犬そして野良の亀-木更津市

2022年04月27日 | 日記
 
  ツレと2人の巣籠の生活の中で、ふと安らぎを与えてくれるのがペットたちです。我が家では2匹の雌ネコを飼っています。いたずらもしますが、一緒に生活をしていると慰められることが多々あります。上の写真は4/10部屋に入って来た虫を見つけ、それをジッとして見ている妹ネコのポン。下の2カットはお姉さんネコのチビタ。大人しくて気が弱いネコです。







  縁側でひなたぼっこをしているネコたち。寒がりで何時も暖かい場所を探して寝転んでいます。3/7撮影。





  私の布団の上で寝ているチビタ。昼間は殆どここで、寝ています。起きてくるのは、お腹が空いている時だけです。時折ケンカもしますが、いつの間にか仲直りし、相手の毛繕いをしています。



  近所に犬を飼っている家が何軒もありますが、散歩のとき通る家のゴールデンレトリーバー。4/18の午前9時半頃でしたが。気持ち良さそうに寝ていました。





  最後は近くの用水路で見かけるカメ。いつも同じ所に2~3匹いて、甲羅干しをしています。


大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する千葉常胤の居城・亥鼻城といのはな亭のランチ

2022年04月26日 | 日記
 
4/17(日)ツレの写真展が開かれている千葉市文化会館を訪問し、ついでに隣の亥鼻城(千葉城)天守閣を復元した千葉市立郷土博物館を見てきました。天気は曇りがちでしたが、時折日差しもあってお出かけ日和でした。ここはJR本千葉駅から徒歩15分位の所です。



 亥鼻城は通称千葉城と言われ、鎌倉幕府を開いた源頼朝にいち早く参陣した、千葉常胤の父千葉常重が拠点を置いたと言われる場所。築城は1126年で堀切、土塁が残り市指定の史跡になっています。



 天守閣の正面には大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場する千葉常胤の銅像が置かれており、見物人が説明文を呼んでいる姿が見られました。





  亥鼻城の側には軽食やお土産を販売する「いのはな亭」があります。私たちも時間が昼頃になったので、ここでランチをいただきました。いのはな亭には茶室もあり、貸し切りも出来ます。私たちが行った時、茶室ではアニメのコスプレ撮影会が開かれていました。





  私が頼んだのはおにぎりセット(税込み530円)ツレはけんちんうどん(550円)を注文しました。結構大きな焼きおにぎりが2個とけんちん汁、香の物が付いていました。けんちん汁がお麩も入ってとても美味しかったです。



  ツレのけんちんうどんは、麺がシコシコで具もかまぼこや、野菜が色々入って楽しめたようです。私も少しいただきましたが出汁のきいた汁が美味でした。ここは和風スイーツも美味しいらしいので、次回はいのはな団子やいのはな饅頭を食べて見ようと思います。


木更津市郊外の野鳥たち-カルガモ、シラサギ、そして鵜とアオサギ

2022年04月25日 | 日記
  
雨や曇りの日が多くスッキリしない今日この頃。そんな中、撮りためた木更津市郊外の野鳥たちの姿をUPしました。先日はセイタカシギを紹介しましたが、今回は自宅近くで見かけた可愛い野鳥たち。最初は大好きなカルガモです。





 トップと上の写真は4/12午前6時頃撮影したカルガモ。続いて4/16に撮った2カットです。





 シラサギもよく田んぼに来るようになりました。このカットは4/16に撮影、カルガモの近くにいたシラサギです。



  4/18午前9時頃、電柱に止まっていた鵜を見つけました。シャッターを切ったら、警戒してすぐに飛びたってしまいました。





  同じ4/18の午前9時半頃自宅近くの電線にとまっていたカワラヒワ。その後自宅の庭木に移り、「キリリッ・ビーン」と鳴いていました。





  最後はアオサギです。大きいですね、居るだけで周囲を圧倒しています。カメラを向けると飛び立ちました。


  
  悠々と羽ばたき飛行しています。周りを見渡し着陸地点を捜しているようです。



  でも気に入った場所が無かったのか、どこかへ飛び去ってしまいました。


セイタカシギが来た!-木更津市郊外の野鳥たち

2022年04月22日 | 日記

 4/13(水)の早朝、ツレと木更津市長須賀地区に向かいました。2~3年前から撮影しているセイタカシギを観察する為です。ここは以前ハスの産地として知られていましたが、今は荒れ果てて見る影もありません。

      

 昔ハス田だった場所は葦が茂り、一部は水田になったり沼地のまま放置されたりしています。その葦原の側をローカル鉄道・久留里線の車輛が通過して行きました。

      



  時間は午前6時20分頃、ハス田だった沼地にセイタカシギの群れを見つけました。合わせて10羽位いました。



  セイタカシギは内房線の電車が通過しても逃げません。餌を捜すのに夢中です。ただ私たちが近づくと直ぐに飛びたってしまいます。電車の音と人間の気配を聞き分ける様です。





 セイタカシギは嘴から尾羽までの長さが、約37㎝と言われています。ただ足の長さは含まれていません。ピンクで極めて長い足を持つことから竹馬を履いたシギと呼ばれ、英語名のスティルト(Stilt)は竹馬の事です。





  今度は15両編成の京葉線が通過して行きました。電車胴体の赤いラインが水に写りとても綺麗。その中にたたずむセイタカシギがフォトジェニックで、何回もシャッターを切ってしまいました。


ハマダイコンが満開の畔戸(くろと)漁港-木更津市

2022年04月21日 | 日記

  4/12(火)ツレとホテル三日月横の鄙びた畔戸漁港を訪ねました。先日上総湊港海浜公園に行った際、砂浜にハマダイコンが咲いていたのを思い出し、その群生地がある畔戸漁港に行ってみたのです。思った通りハマダイコンは満開でした。



   

  ハマダイコンとは日当たりの良い砂浜等に自生する野草。ダイコンと同じアブラナ科の植物で根や花、実も食用になるそうです。またダイコンの花は白ですが、ハマダイコンは外側が薄い紫で中心に向かう程白くなり、雌しべは黄色です。





 畔戸漁港を訪問したのは午前10時頃、この日漁港は潮が満ちていました。青い海をバックにハマダイコンの可憐な花が咲き誇り、とても綺麗です。





 この漁港はどの場面を切り取ってもハマダイコンの花が写り込みます。それに人が誰もいないので、まるで廃棄された漁港の様です。暫くハマダイコンと漁港の風景を撮影して帰宅しました。漁港出口方面には隣のホテル三日月のヤシの木が何本も並び、エキゾチックな雰囲気。それにハマダイコンの花もコラボしてまるで南国の様でした。


コロナに負けるな!飽富神社のお田植神事②-袖ヶ浦市

2022年04月20日 | 日記
 
  4/10(日)午前10時半になるとお田植神事が始まりました。神官と神社役員が社殿に入り祝詞があげられています。飽富神社(あきとみじんじゃ)は延喜式に記されている式内社で千年以上前から存在する神社。2代天皇の兄の神八井耳命が創建したと伝えられています。このお田植神事も天明年間(1781~1789年)から行われている行事で、疫病退散、五穀豊穣を祈る神事です。





 社殿の中には葭苗をまく早乙女役の女の子も参加しています。社殿内の神事は約20分程で終了。


 
 神官と役員、早乙女役の女の子が玄関に出て、葭苗のカゴと共に鳥居の前に向かいました。



 鳥居下の階段には葭苗を拾う人たちが集まってきました。





 そして午前11時頃に稲カゴから葭苗がとりだされ、鳥居前に置かれます。それをすげ笠をかぶった早乙女役の女の子が、階段下で待つ氏子めがけて葭苗を投げます。これがお田植神事と言われる行事です。この葭苗は田植えまで神棚に供え、田植えの際に水口に立てて豊作を祈るのです。



 終わってから、早乙女役の女の子は葭苗を持って記念写真を撮っていました。まだ小さいのにこんな大役をこなすのは大変でしょうね。少子高齢化社会なので早乙女役の子を捜すのも大変、今回の女の子は去年に続いて2回目だそうです。


コロナに負けるな!袖ヶ浦市・飽富神社のお田植神事①

2022年04月19日 | 日記
 
 4/10(日)ツレと袖ヶ浦市飯富にある飽富神社(あきとみじんじゃ)のお田植神事をみてきました。各地でコロナ禍の為に中止される祭りや行事が多い中、このお田植神事は規模は縮小しましたが、元気に開催されました。







  案内板によるとお田植神事は、稲の豊作を祈る神事で、毎年4月上旬に行われます。神事の世話人は高橋孫左衛門宅が世襲で行っています。当日は氏子総代が刈って来た葭(よし)と楢(なら)を女性たちが苗結(なえむすび)に仕立て、その葭苗を約700本作って神前に供えます。

 祈祷後鳥居前に運び、早乙女が石段下の氏子たちに向かって、葭苗を投げると言う伝統的な行事です。この日は事前に早乙女役の少女が母親と役員に付き添われ、リハーサルをしていました。トップの写真2枚がその場面です。



  上下のカットは1昨年の葭苗造りの場面。今年は私たちが行った時すでに葭苗は出来上がっていたので、参考までに以前の写真をUPしました。





  今年は葭苗を作る女性たちが多く一昨年の倍の方が参加していました。その方たちに一昨年撮影した葭苗作りの場面の写真を差し上げたのですが、とても喜んでもらえました。次はこの休憩中の写真を渡そうと思います。





 神事は午前10時半から開始ですが、その前に社務所の前で参加した氏子さん達が何かを話し合っていました。また早乙女役の少女も元気に境内を歩きまわっています。そして木更津八剱八幡神社の神官が定刻に到着、いよいよお田植神事のはじまりです。




絶景・千葉フォルニアの終焉-袖ヶ浦市

2022年04月18日 | 日記
 
  何気なくネットのニュースを見ていると今年の3/30から袖ヶ浦海浜公園入り口の直線道路、通称千葉フォルニアに異変が在ったようです。約100本のヤシの幹に黄色いシートが巻かれ、シートには「駐車禁止」や「路上撮影禁止」と言う文字が書きこまれたのです。

 こんなものがヤシに巻かれていてはインスタ映えスポットもかたなしですね。NHKのニュースでも報じられたようですが、この一帯はインスタ映えする写真を撮ろうと車やバイクが押しかけ、車線を2台の車が並列に駐車して通行の妨げになったり、路上で寝転びながら撮影する不届者まで出てきたようです。袖ヶ浦市役所ではこの為、ヤシの木の伐採まで考えたそうですが、とりあえず黄色いシートを巻くことになったとの由。





  4/12(火)早速ツレと千葉フォルニアを訪ねてみました。平日の午前10時頃なので殆ど乗用車やバイクは通行していません。大型トラックの交通量が多いだけです。法定速度でこの直線を通行しました。やはり黄色シートの「路上での撮影禁止」が目立ちます。私たちは海浜公園の駐車場に停め、この光景を撮影しました。



  ヤシの間から東京湾を見ると、アクアラインや海ほたるがクッキリと見え素晴らしい眺望です。この光景にヤシの木が加われば本当にインスタ映えしますが、シートや看板が残念です。少し前まで日本のウユニ塩湖と騒がれた、海中電柱の江川海岸の二の舞ですね。





  参考までに黄色いシートが張られていない3/30以前の千葉フォルニアの写真もUPしてみました。大体同じような角度で撮影しましたが、下が昨年撮影したカットです。





  当ブログも南房総周辺の珍しい景色や、祭り、行事を捜して紹介してきましたが、こんなニュースを見るとガッカリです。大事なものは、あまり紹介しない方が良いのではな~んて考える今日この頃です。(笑)


ハマダイコン咲く上総湊港海浜公園と大野屋の絶品ダンゴ

2022年04月15日 | 日記
 
 岩谷観音堂遺跡の後は、県道93号線を海の方に直進し上総湊港海浜公園に向かいました。ここは上総湊海岸に隣接しています。敷地面積は約3万5千800平方メートルもあり、トイレや駐車場、更衣室やシャワーの設備も利用できます。またハマヒルガオの保護区でもあり、今の季節はハマダイコンが咲いています。



  公園駐車場から小高い砂山を乗り越えると上総湊海岸。途中の砂浜にはハマダイコンが群生し、側にはまだ染井吉野桜が咲き誇っていました。

           



  海岸に出てみると遠くに東京湾観音の姿を見る事が出来ます。まだ気温が低いせいか殆ど人がいません。釣り人を2~3人みかけただけです。。



  港入り口付近にはクレーンを積んだ平たい作業船が停泊し、浅くなった海底の砂を掘り起こしていました。そうこうする内にお昼近くになったので、この公園近くの大野屋で購入したダンゴを車の中でいただきました。



 

  上総湊に来た時には必ず大野屋に寄るのですが、ちょっと時間が遅くなるともう品切れです。今日は午前中に行けたので、みたらしダンゴとつぶ餡のダンゴが入ったパック(@税込み350円)が買えました。ここのダンゴは知る人ぞ知ると言う伝説のダンゴ。柔らかいダンゴに甘さ控えめのつぶ餡が絡んでとても美味。みたらしの甘じょっぱいタレも絶品です。竹串もおじさんの手造りで、昭和の香りが最高です。店舗も昔の駄菓子屋の様で、子供の頃に戻ったようでした。