光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津の桜①-小櫃川周辺高柳の染井吉野と自宅の山桜

2020年03月31日 | 日記
 木更津でも新型コロナウイルスの感染者が出て、この脅威が身近に迫って来たと感じる今日この頃。遠出も出来ないので、市内の桜を撮影して来ました。

 高柳地区の小櫃川河川敷に植えられた桜がとても綺麗。3/27(金)ツレとカメラを持ってこの桜を撮って来ました。ただ生憎の曇り空、でも菜の花も咲いていて桜と菜の花のコラボが楽しめました。





 新型コロナの影響で、この高柳地区で毎年開催される桜まつりも中止です。ちょっと寂しいですね。ここは有名な埼玉県の権現堂堤によく似た景観、規模は小さいですが菜の花と桜のトンネルが楽しめます。





  木更津郊外の自宅裏庭の山桜が見頃になりました。私の部屋の窓から暇があるとこの桜を撮影しています。3/28の午前9時頃、メジロが花の蜜を吸いに来ていました。最近メジロが来ないので気にしていたのですが、暫くぶりに見られて良かったです。





  3/26午後5時10分頃でした。辺りが暗くなり桜の木が陰ってきた時、夕日が花を照らしてちょっとドラマチック。綺麗な光景に見とれてしましました。



一味違う富士見亭の房州やきそば-木更津市

2020年03月30日 | 日記
 
3/24ツレと久しぶりに焼きそば専門店・富士見亭の焼きそばを味わってきました。中の島公園の潮干狩りを撮影に行ったのですが、昼が近くなったので鳥居崎公園入口の富士見亭に入りました。

  手動のドアを開けると気さくなおかみさんが、愛想よく出迎えてくれます。店の前の自販機でお茶を購入して入店、前回は昨年の8月末ですから7ヶ月ぶりです。





  広い店ですがメニューは焼きそば400円(税込み)と大盛り500円それと缶ビール300円しかありません。お水もお茶も出てきません。たいてい店の前の自販機で買って持ち込みます。最初来た時は驚きましたがもう慣れました。



 おかみさんにコロナウイルスの影響は?と聞いてみました。かえって忙しくなったそうです。子どもが家にいるので持ち帰りが増えて大変。それに潮干狩りの人も買って帰るので、てんてこ舞いと言っていました。



 ここは作り置きはしない店。何時でも出来立てを食べさせてくれます。木更津・文明軒の麺にモヤシ、キャベツ、豚肉が入っています。ソースは何種類かの物を使い分けているようです。ちょっと甘めの味付けが絶品。海苔も生姜も付いていません。



 テーブルには一味と七味が置かれているだけ、シンプルな焼きそばです。小食のツレも完食していました。今日も美味しかったです。ごちそうさまでした。



木更津海岸・中の島公園の潮干狩り

2020年03月29日 | 日記
 3/24(火)ツレと木更津海岸・中の島公園潮干狩り場に潮干狩りの光景を撮影に行きました。この日は気温が低く風も吹いてとても寒い日。その為か潮干狩り場は空いています。そしてこの潮干狩り場に行くには、木更津港に架かる中の島大橋を渡らなくてはなりません。



 中の島大橋は高さ27m、長さ236m、幅4.5mの日本で一番高い歩道橋、1975年(昭和50年)に完成。人気のTVドラマ「木更津キャッツアイ」にも何度か登場し、一躍有名になりました。

  中の島公園の方から潮干狩りを終えた人がグループが降りてきました。採れましたか?と聞いてみると、アサリを見せてくれました。大漁の様で、顔がほころんでいます。





  私達も中の島大橋に上って行きました。橋の手すり等に風があたり、ヒューヒューと凄い音が聞こえてきます。大橋の最高点付近から見る木更津港もなかなか風情があります。



 橋の向こうからクーラーボックスを持った人が歩いてきました。沢山アサリが入っているらしくとても重そうです。





 次に来たのは5~6人の家族ずれ。ビニールの袋に入ったアサリを見せてくれました。凄い量。1時間弱でこんなに採れたそうで、子供が嬉しそうにはしゃいでいました。



 この時陸自が整備する米軍のMV-22オスプレイが、木更津駐屯地から飛び立っていきました。この話題の飛行機を撮影した後、私達も中の島大橋を降りました。

  すると橋の下を共栄海運の砂利運搬船が通過中。あまり見られない珍しい光景だったので、続けてシャッターを切りました。



木更津上空のオスプレイ・初めて目撃!

2020年03月28日 | 日記
 
 3/24(火)風が強い日でしたが、ツレと木更津中の島公園で始まった潮干狩りを撮影に行って来ました。気温も低くてこの日潮干狩りに来ていたのは10名位。中の島大橋の上から潮干狩り場を撮影していると、木更津港に隣接する陸上自衛隊木更津駐屯地の飛行場から爆音が聞こえてきました。



 陸自の大型ヘリかと思ったのですが、さにあらずMV-22オスプレイでした。木更津に配備されるという今話題の垂直離着陸機です。



 3/23の朝日新聞に26日から木更津駐屯地に、自衛隊初のオスプレイ部隊が新設されると報道されていました。今年の6~7月頃に2基を配備する予定とか。それにしては早いなと思いながら、千載一遇のチャンスを生かすべくシャッターを切りました。





  ヘリコプターのように垂直に離陸する航空機オスプレイ、初めて見ました。凄い迫力。



 時間は12時56分頃。2~3分で見えなくなりました。翌日の新聞にオスプレイ飛行の記事が掲載されています。記事によるとこの機は、定期点検中の普天間基地のオスプレイで試験飛行をしたとの由。



 オスプレイが見えなくなったので、中の島大橋を降りて車に戻りました。車で木更津港を走行していると、また先程の爆音が聞こえてきました。

 今度は木更津駐屯地にオスプレイが降りてきたのです。トップの写真は降下中のオスプレイ。徐々に高度を下げながら移動していきます。





  着陸地点に着くと垂直に降下し始めました。車に乗っての撮影の為、最後まで目撃できませんでしたが、貴重な体験でした。鳥肌が立ってしまいました。


カタクリのささやき②ー小さな森に咲くカタカゴの花

2020年03月27日 | 日記
 
 3/20強い風が吹く中、柏市逆井のカタクリ群生地で可憐なカタクリの花の写真を撮って来ました。カタクリの古語は堅香子(かたかご)昔から愛されてきた花。食料にもなり、根からは良質のでんぷんが採れ片栗粉として愛用されています。





 この逆井のカタクリ群生地は柏市指定文化財(天然記念物)になっていました。なかなか都市部でカタクリの花は見られないので貴重な場所です。





 この場所にいたのは1時間半ほど。陽の光が高くなりカタクリの花が表情を変えて行きます。出来ればもう少し咲いている花があればよかったのですが、残念です。



 帰り道に下を見ると、マンホールの蓋にカタクリの花がデザインされていました。市の花は3つあるのですがカタクリもその中の1つ(他はシバザクラ、ヒマワリ)ですから当然なのかもしれませんね。


カタクリのささやき①ー千葉県柏市

2020年03月26日 | 日記
 
 3/20(金・祝日)松戸に所用で出かけた際、柏市逆井のカタクリ群生地に寄って来ました。
前日柏市の生涯学習部文化課という所に開花状態を聞いてみたところ、週の初めに少し開花していたと言う事でした。ここ数日暖かい日が続いたので、行って見る事にしました。



 東武アーバンパークラインの逆井駅から徒歩約15分の所にカタクリ群生地があります。駅から案内板が数か所出ていて分かり易いです。到着したのは午前9時半頃。

 この日は良い天気だったのですが、風が強い。それとカタクリの花が殆ど咲いていません。チョットがっかり。でも丁寧に探していくと可愛い花が開花しており一安心です。



 ツボミや花に朝の光が当たってとても綺麗です。カタクリと言うとツレが良く持ち出す大伴家持の歌を思い出しました。「もののふの 八十乙女らが 汲みまがふ 寺井の上の堅香子(かたかご)の花」万葉集・巻18・4143番 

 堅香子と言うのはカタクリの古語。家持が750年越中の国司として富山県を訪問した時に詠んだ歌と言われています。



 

 この群生地は、斜面にカタクリの花が咲いているので写真撮影には好都合です。カタクリは
花が下を向いているので、通常では姿勢を低くして撮らねばなりません。でも強い風の中、歌うように揺れるカタクリの花を夢中で撮影、疲れました。




絶品地魚握り寿しの惣四朗-千葉県鋸南町

2020年03月25日 | 日記
 大崩、岩井袋と散策し午後2時近くなってしまったのですが、鋸南町で寿しの惣四朗でランチをいただきました。時間が遅くなったので、空いているかと思ったのですがさにあらず。ほぼ満席。

 カウンター席が2人分空いていたので滑り込みました。後から2人組が暖簾を分けて入って来たのですが、20分位後にしてと言われていました。地元の人気店です。



 看板メニューは白味の地魚握り寿しのAセットとそれになめこそばが付いたBセットとの由。私もツレもAセット(税込み1050円)を注文しました。因みにBセットは1250円です。



  混んでいたので時間がかかるかと思ったのですが、15分程で出てきました。白味魚の握りが8巻。何という魚かわからなかったのですが、店主が魚名を書いたメモをくれました。

  それによるとヒラメ、マトウダイ、メジナ、アンコウ、タイ、ホウボウ、スズキ、サバだそうです。全部近くの勝山漁港から今朝水揚げされたもの。



 旨いですね。どれがどの魚なのかよく分かりませんが、判別できたヒラメとタイそしてサバが絶品でした。シャリが小さめなので、ツレも完食していました。

 味噌汁には小ぶりの焼きアジが1匹そのまま入っています。出汁が効いてとても美味。



 デザートもついていました。これがまたバカ旨。フルーツをゼリーで固めた物。ツレがいたく気に入っていました。話好きの店主らしく色々な話をしてくれましたが、とても面白かったです。空いている時間に再訪したいと思います。ごちそうさまでした。



房総捕鯨ゆかりの地・鋸南町安房勝山地区の鯨塚

2020年03月24日 | 日記
 
 小さな漁港・岩井袋漁港の台風被害を撮影した後、岩井袋隧道を潜り安房勝山駅に向けて歩き始めました。このトンネルを潜ると景色が変わり、昭和の漁港から令和の世界に戻ったような気にさせます。





 更にこの道をゆくと両側に台風の烈風で倒された木が見えてきます。その近くでは壊れた家屋の上に大工さんが立ち下の職人に指示をしていました。その側の山麓に鯨塚があります。



 この鯨塚は江戸時代に房総捕鯨の祖、醍醐新兵衛が組織したクジラ捕獲の船団の中で、出刃組3組12人が1年1基の供養塔を立て供えた所。

 小さな祠のような物がその供養塔ですが、全部で120基程あるそうです。ただ劣化して壊れた物は埋められ、現在は52基が確認されています。現在残っている鯨塚の中では日本最大規模との由。





 鯨塚の中心部には弁財天が祀られその奥にクジラ供養の塔が置かれています。塔の大きさによってその年獲れたクジラの数が分かるそうです。





 この後勝山漁港近くまで行き、いさな通り(勇魚通り)を散策。この通りは江戸時代クジラを切り分け、醍醐新兵衛の蔵に運ぶ専用の道。今でもこの下にクジラの骨が埋まっているそうです。なお「勇魚・いさな」とはクジラの古語。この道にはクジラの親子のモザイク画が描かれていました。



  いさな通りを進み加知山神社近くに来ると、ネコが10匹近く集まっている家がありました。良く慣れているので飼い猫のようです。そして加知山神社境内にある鯨塚を見学。ここは昨年の台風で鳥居が壊れ、木も倒され岩がむき出しになっていました。



佐久間ダム湖親水公園と岩井袋漁港-千葉県鋸南町

2020年03月23日 | 日記
 
 大崩(をくずれ)の里から坂道を下り、15分程歩くと佐久間ダムが見えてきました。早咲きの頼朝桜はすっかり終わり、一面の葉桜です。ただ少し他の種類の桜も咲き始め、黄色いラッパ水仙が綺麗です。ここは水仙、頼朝桜、染井吉野、八重桜と5月頃までリレー式に綺麗な花が楽しめます。





 1月に来た時にはダムの水が殆ど無くて驚きましたが、今回はその時よりだいぶ増えていました。でも何時もより水が少なく、これで大丈夫なのでしょうか。





  この後、町営の青バスに乗車し岩井袋漁港に向いました。TV等で台風の被害がだいぶ残っているという報道を見聞きするので、寄って来ました。

 以前来た時とあまり変わっていないですね。被害を受けた家が沢山残っていました。何軒かは大工さんが入っていましたが、青いビニールシートが掛けられた家が殆どです。





  被害を受けた家の側を通って海岸に出ると、船の横にはヒジキが干してありました。





  ビニールシートが掛けられた家にも丸い竹かごが吊るされ、海産物が干されていました。
またこの漁港はネコが多いですね。私たちを見つけ集まって来たのですが、餌は持って来ていないので、お煎餅を砕いてあげると、喜んで食べていました。



大崩(をくづれ)の里を訪ねて②-台風被害の寺が撤去されていました

2020年03月22日 | 日記
 
水仙も咲き終わり、早咲きの頼朝桜の季節も過ぎた3/17(火)ツレと千葉県安房郡鋸南町の大崩(をくづれ)水仙郷を訪問して来ました。高台にある八雲神社に上り、参拝して境内の大イチョウを撮影。

 隣にかなりの大きさの咲き分けの椿が見事な花を付けているのに感心しました。その近くには5角形の紫色の花が綺麗に咲いており、この花も撮影しました。





  この他境内には石仏や丸い記念碑のような不思議な石も置かれていました。





 驚いたのは八雲神社社殿の横にあった満蔵寺の社殿が無くなっていたことです。解体され大きな柱や板が後ろに積まれていました。

 1月21日に来た時には、茅葺屋根にビニールシートが掛けられ無残な姿だったのが印象的で写真にも撮っています。下の写真がその時のものです。





  この辺は田植えが早いのでしょうか、神社のまわりを散策していたら、楕円形の水田に水が張られていました。木更津の田んぼでは、水はまだ張られていません。

 その後下の佐久間ダムに向かいましたが、大崩のバスの車庫に赤バスと青バスが並んで停まっていました。3時間に1本のダイヤなので、休憩中のようです。





 暫く進むとをくづれ水仙郷と書かれた売店が見えてきました。ただ水仙の時期が過ぎたので閉まっていました。佐久間ダムに向かう坂道には、菜の花が満開。とても綺麗でした。

 なお1月に続き2月の新人ブログコンテストでも当ブログが優秀賞に入りました。有難うございました。引き続きご愛読の程宜しくお願い致します。