10/5(土)新富津漁港から今度は大貫漁港に向かいました。ここでも海苔の種付け(陸上採苗)が行われていたのですね。今まで一度も来た事がありませんでした。
海苔の種付けの方法は新富津漁港や金田漁港とおなじですが、規模が違います。ここは水車が3基しかありません。それに作業は新富津漁港より1日早い10/4午前5時頃から始まったようです。
作業をしている女性の方に海苔作りについて聞いてみました。ここ大貫漁港では陸上採苗(海苔の種付け)が始まったのは10年以上前、海苔作りの1番大事な作業と強調していました。女性にはきつい仕事、でも頑張らなくちゃと張り切っていました。
ここで作業をしているのは、大佐和漁協の組合員約20名です。海苔の養殖網が新富津や金田と違いオレンジや紫のカラフルな網が使われています。水車にまかれて、海苔の胞子がついたこの養殖網は別の水槽に移され、その後冷凍庫に運ばれていきます。
冷凍保存された海苔の養殖網は、水温が23度を下回る頃を見計らって海に張られ、11月中旬から収穫が始まります。こうして育てられた千葉の海苔は香りも味も一級品、我が家でも美味しくいただこうと思います。