光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

新中国江南旅情⑬-夕暮れの外灘

2019年11月30日 | 日記

 豫園商城の観光を終え、次は上海一の観光エリア「外灘(わいたん)」。豫園商城の横の福佑路という道を外灘に向け歩きました。時間は18時を過ぎていたので、辺りは薄暗くなってきました。



 5~6分も歩くと黄浦江沿いの高層ビルが見えてきました。もうライトアップされています。外灘には何度も来ていますがこの時間の光景は初めて、昼間高層ビルに上るか、ナイトクルーズの何れかでした。



  外灘は黄浦江側、中山一路沿いの全長1.1㎞程の地域。中国を代表する高層ビルが立ち並んでいます。19世紀後半から20世紀前半に建てられた建築物も残りレトロでお洒落な場所になっています。



  高層ビルがライトアップされてとても美しいですね。最初に上海に来た時より高層ビルが大部増えています。



今回は上海ナイトクルーズのオプションが無かったので、歩いてこの夜景を楽しみました。そしてその後は今が旬の上海ガニの夕食をいただきました。味噌が栗の様な味でとても美味、青島ビールが進みました。



新中国江南旅情⑫-豫園商城

2019年11月29日 | 日記

 お洒落な上海・田子坊の次は「豫園商城(よえんしょうじょう)」です。観光バスが近くに停められないので「豫園商城」の近くで降車。後は歩いてそこに向かいました。貸自転車が並び狭い路地では飲食店の従業員が休憩中です。日本でもよく見られる光景です。





  豫園とは400年以上の歴史がある明代の伝統庭園。それに隣接する商業施設が「豫園商城」です。タイムスリップしたような歴史を感じさせる雰囲気ですが、なにせ上海観光の中心部で人が多い。日本の浅草周辺を思い起こさせる場所です。



 豫園商城の中央辺りには池があり、上海で最も古い「湖心亭」という有名な茶楼が目につきます。この他上海料理の有名店「緑波廊酒店」が人気を集めています。私たちのグループもこの前で記念写真を撮影しました。日本の羽田元首相やクリントン元大統領が食事をしたところとして知られています。





夕方になると益々観光客が増えてきました。観光をしているのか、人を見に来ているのは分からなく程の混雑ぶり、そんな中建物がライトアップされてきました。とても綺麗で癒されました。



新中国江南旅情⑪-田子坊Ⅱ

2019年11月28日 | 日記

 田子坊(でんしぼう)の1号門の観光を終え、一旦太い通りに出ました。スターバックスコーヒーの店があり沢山の外国人観光客がスタバ珈琲を楽しんでいました。



  この通りは以前フランス租界だった名残りかレトロな雰囲気。街路樹が少し紅葉して中々風情がありました。田子坊の2号門の入り口からツレと細い路地に入りました。



ここは1号門の通りより人が少ないですね。小さな洒落た店が軒を連ねて浅草の新仲見世を思わせます。歩いているだけで面白い。



自由散策は1時間程なので、集合場所に戻りましたがもう少し見てみたい場所でした。




新中国江南旅情⑩-上海・田子坊Ⅰ

2019年11月27日 | 日記

 江蘇省桐郷市烏鎮東柵を見学した後、観光バスで上海に向かい今話題のスポット「田子坊(でんしぼう)」を訪問しました。細い路地が入り組んだお洒落な場所。
自由散策なので迷わないようにまず1号門を直進です。



 天井を見ると洗濯物が干してあります。
         下は店で上は生活空間のようです。



ツレはここでポストカードを購入しました。中国元が足りなくなったので米ドルで支払おうとしたのですがダメでした。
欧米人が沢山来ているのにドルが使えず不思議な思いをしました。



色々な店が沢山出ています。もともとここはフランス租界だった所
エキゾチックな雰囲気がイッパイ。



日本でいえば原宿、ちょっとアメ横のような感じも受けました。日本語は全く通じませんが英語は分かるようです。1号門を出て2号門に向かいました。



新中国江南旅情⑨-モノクロームの世界・烏鎮Ⅲ

2019年11月26日 | 日記
 
烏鎮名物三白酒の工場の後は宏源秦という藍染の工場です。工場の庭に藍染の生地が何本もたなびき、とてもフォトジェニック。スマホで記念写真を撮る人がイッパイ。





染物を作る工程や昔の中国服が展示され博物館の様でした。



午前中小雨が降ったので烏鎮のメインストリート「東大街」の石畳も濡れて風情があります。





運河や周りの古民家は殆ど白と黒。一昔前の水墨画の様です。そして写真でいうと白黒フイルムの描写を思いだします。もう少しゆっくりとこのモノクロの風景を見ていたかったのですが、出口が見えてきました。


新中国江南旅情⑧-水郷・烏鎮Ⅱ

2019年11月25日 | 日記

 運河沿いに旧い小民家が並ぶレトロな水郷・烏鎮(うちん)観光リポートの2回目です。ここのメインストリート「東大街」を進むと、江南百床館。約100点ものベットが展示されていました。全て明、清時代の物で、大きくて豪華です。オマル(トイレ)も付いてました。





 この隣は江南民族館、正月の飾りや服等が展示されていました。



 そして「三白酒工場」沢山の紹興酒の甕や製造工具が置かれていました。試飲もできます。3月にも来ているのですが、その時試飲を勧めてくれた人はお休み。その人の写真を持ってきたので、工場の人に渡してもらうようお願いしておきました。



 今回はここの酒粕を使った甘酒を購入しました。紹興酒の香りがする甘みの強い甘酒です。この工場には中国人の観光客がイッパイ、強い紹興酒をグイグイ飲んでました。


新中国江南旅情⑦-湖州の朝と烏鎮古鎮1

2019年11月24日 | 日記

 半円形のシェラトン湖州温泉リゾートホテルに宿泊し、朝周りを散歩しようと外に出てみると雨。この旅行に来て初めての雨です。小雨でしたが午前10時頃まで降っていました。ガイドさんが雨が降るのは1か月ぶりと言っていました。この時期江南地方は雨が少なく乾燥しているそうです。午前6時から開いているいるホテルのレストランでバイキングの朝食です。さすがにシェラトン、日本流の海苔巻きが4~5種類ならんでいました。久々に食べたのでとても美味しかったです。






午前7時45分ホテルを出てレトロな水郷・烏鎮古鎮(うちんこちん)に向かいました。10時頃に烏鎮入り口に到着、中に入りました。



烏鎮は解放されているのが2か所。東柵と西柵です。今回は東柵を見学しました。



今年の3月にもここを訪問しているので。とても懐かしいです。水と旧い町並みが調和して素敵な光景。入り口近くの薬屋さんも昔の病院の雰囲気が残りとても懐かしい景観です。




新中国江南旅情⑥-不思議な形のホテル

2019年11月23日 | 日記

 蘇州市の京杭大運河と山塘街を見学した後、市内で田舎料理の夕食をとりました。そして今夜の宿・湖州市のシェラトン湖州温泉リゾートホテルに向かいました。バスでしばらく走ると巨大な湖・太湖の中に立つ半円形の巨大なホテルが見えてきました。ホテル全体がLEDでライトアップされ色が時々変わって艶やかです。





高さは100m以上あり、片方が水の中に入っています。離れてみると半円形のビルが水に写り
円形に見えるように作られています。中国人は丸い形を好むようです。チェックインしたのは午後8時半頃。1階のフロント付近も天井がキラキラしていました。ゴージャスなホテルです。





 部屋の中は殆ど電動化されているので、どのスイッチが電動カーテンの物なのか分からず苦労しました。珍しいのは9階の部屋なのにベランダが付いていて外に出られた事です。なかなか洒落たホテルで、快適に過ごせました。



新中国江南旅情⑤-京杭大運河

2019年11月22日 | 日記
 
 蘇州・耦園の見学を終え次も世界遺産に認定されている京杭大運河(けいこうだいうんが)を見に行きました。この運河は北京と杭州をつなぐ総延長約2500㎞の世界最長の運河。まず東洋のピサの斜塔と言われる虎丘の入り口、碑坊と言われる門を潜ります。暫く進むと大きな青銅器の模型の前で、道路のタイルに水で字を書いている人がいました。達筆です。





突き当りが京杭大運河です。運河に架かる石の橋から辺りを撮影。運河の周りは明、清時代の街並みが残り風情があります。まさに東洋のベニス。



運河に沿って歩くと川を掃除している人たちに出会いました。また運河の側にはこの京杭大運河が世界遺産に登録されたという記念碑も建っています。因みに登録されたのは2014年で、同時にシルクロードも世界遺産に認定されています。



新中国江南旅情④-蘇州耦園(ぐうえん)

2019年11月21日 | 日記

 シェラトン無錫浜湖ホテルを出発し、太湖、南禅寺と観光し蘇州に移動しました。松鼠料理等の蘇州料理を食べた後、清の時代に造園された世界遺産「耦園」を訪問しました。しかし江南地方は温かいですね、長袖では汗をかいてしまいます。





 豪華な部屋と池が印象的でした。ここは官僚の持ち物だったそうですが、格調高い素晴らしい庭園です。



園内でコスプレ衣装を着た女性が写真を写していました。古い庭園によく合っていたので便乗して撮らせてもらいました。傘を回しているのですが、傘の飾りが不思議な効果を出しています。
 最後に有名な丸い門「円同門」を撮影。丸い門を写しても面白くないので耦園という文字と門の上部をとっておきました。