光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

第21回木更津舞尊‐②迫力ある演舞に鳥肌が立ちました!

2023年05月31日 | 日記

 11時30分から木更津舞尊も本番です。まず拓大紅陵高校のマーチングバンド登場。迫力ある音楽とフラッグパレードがこのかずさヨサコイを盛りあげます。

 最初に来たのは船橋のREDA舞神楽の旗です。旗士による大旗の乱舞が迫力満点。

 派手なフラッグが登場。四街道舞謳歌(よつかいどうまいおうか)チームです。

 12時に登場したのはCHIよREN北天魁(ちよれんほくてんかい)チームです。迫力ある演舞に圧倒されました。目の前の演舞に鳥肌がたちます。

 チーム名は分かりませんが、どのチームも本当に楽しそうに踊っていました。3年ぶりに開催された木更津舞尊に見る方も舞う方も両方大満足。

 私は膝の具合が良くないので途中で帰宅しましたが、久々に見たかずさ・ヨサコイ木更津舞尊に感動しました。


第21回かずさYOSAKOI-木更津舞尊①

2023年05月29日 | 日記

 晴れて夏を思わせる気温になった5/3(祝)久しぶりに開催された「かずさヨサコイ・木更津舞尊」をツレと見てきました。木更津駅西口駐車場に車を停め駅のコーンコースを東口に歩いていると、引っ切り無しに木更津舞尊に参加する人達に出会いました。

 木更津駅東口の一番街パレード会場に着いたのは午前10時20分頃。この付近にはよさこいの踊り手が沢山集まっていました。舞尊のプログラムによると、各地から27チーム約900人の踊り手が集結しているそうです。前から思っていたのですが、この木更津舞尊に参加した人たちは本当に礼儀正しく、写真を撮影してもニッコリして有難うございますと、お礼を言われました。感じの良い人たちです。

 さてこの木更津舞尊とはどんなものなのでしょうか?プログラムから抜粋させてもらいました。

     ***君去らず 袖しが浦の立つ波にその面影を見るぞ悲しき***

 木更津の語源を生んだ「日本武尊(やまとたけるのみこと)」そんな伝説の主人公の名に因み「武」を「舞」に転じ、舞い尊ぶ者たちと言う意味を込めて、北海道のヨサコイソーランと融合した新しい踊りが「木更津舞尊」です。

 各チームの人達もここで会うのが何年ぶりらしく、感激してハグをしていました。またチームのミーティングにも熱が入って、やる気に溢れていました。

 10時30分になると一番街パレード会場より道路を隔てた、東部会場でオープンニングパレードが始まりました。次いで開会式です。来賓の挨拶、木更津市長のスピーチもあり、いよいよ木更津舞尊の開催です。一番街パレード会場では先頭の拓大紅陵高校のマーチングバンドが登場。そして各チームがやって来ました。トップと2枚目、そして最後の写真がその光景です。


木更津市の市場まつりーマグロの解体ショー見てきました!

2023年05月26日 | 日記

  4/29(祝)コロナ禍で開催を見合わせていた市場まつりが、三年ぶりに行われると言うので、ツレと見学して来ました。前回も撮影したマグロの解体ショーも午前9時と12時の2回開催されるようです。午前の部の方が空いていると思い午前8時に自宅を出発。市場には午前8時10分頃に入りました。

 市場には思った以上に沢山の人が来ていました。何処からこんなに人が集まって来るのか?驚きました。3年前の市場まつりを遥かに凌ぐ群衆です。

 ただ並んでいる人達はアサリ詰め放題や、外れなしのくじ引き等に参加する人たちでした。マグロの解体ショーは市場の建物の中程で開催するので、並んでる人の間を抜けてその場所に行くのに一苦労です。8時半頃にたどり着いたのですが、見物人がびっしりでやっと一番前に入れてもらいました。

 解体ショーの舞台の前で30分程待っていると、9時少し前に漸くマグロが姿を現しました。冷凍マグロではない生マグロ、正面から見ると迫力があります。3人がかりでマグロを解体する台の上にのせました。

 解体する人は3年前と同じ人です。手際よく、若い助手を使って解体して行きます。最初はシッポの部分が落とされます。次に頭が切り離されました。

  切り離されたマグロの頭を見物人に見せていました。大きいですね人間の頭の倍はあるようです。

 次に本体が三枚におろされます。その後はマグロの色々な部位を切って見せてくれました。中トロ、大トロ、カマや頬肉などです。中でも大トロは脂がのっていて、美味しそうでした。

  中骨の部分も見せてくれました。骨の間の中落ちが絶品です。また最後は見物人と解説していた市場の人と、じゃんけんが行われました。解体した部位の購入やサービスが受けられるようです。立ちっぱなしで長時間撮影していたので、ちょっと疲れました。ゆっくり人込みを避けながら帰宅しました。


小櫃川上空に翻る250匹の鯉のぼり-袖ヶ浦市

2023年05月24日 | 日記

 コロナ禍も漸く鎮まった今日この頃、ここ数年中止されていた小櫃川に鯉のぼりを揚げるイベントが復活したと言うので、5/2(火)ツレと見てきました。このイベントはゴールデンウイーク期間限定で、4/29~5/6まで開催されました。

  場所は館山道木更津北IC近くの小櫃川上空。国道409号線が小櫃川をまたぐ中川橋の側です。中川橋から上流を眺めると無数の鯉のぼりを見る事が出来ました。

  小櫃川の河川敷に下りて行くと、保育園か幼稚園の子供たちが沢山来ていました。グリーンの半ズボンに白い帽子の子たちと赤い帽子の子供たちです。コロナ禍の時とは違い全員がマスクはしていません。楽しそうに鯉のぼりを見ていました。

 鯉のぼりは全部で250匹だそうですが、これは「小櫃川に鯉のぼりを揚げる会」の人たちが揚げた鯉のぼりです。以前揚げる作業を撮影に来ましたが、鯉のぼりの中に一本一本竹を入れて鯉のぼりが垂れない様にしていました。また小櫃川にワイヤーを通す作業も大変苦労していました。本当に頭が下がる思いです。

 河川敷には例年の様に屋台も出ていました。ツレが喉が渇いたと言うのでかき氷を購入しました。今年初めてのカキ氷、美味しかったです。

 この日は雲一つない快晴でした。太陽光が鯉のぼりを照らし、その影が河川敷に写ってとてもフォトジェニック。親子がその影を追ったりして遊んでいました。


ぶらっと船橋‐昭和のざわめきが聞こえる商店街

2023年05月22日 | 日記

 4月初めの事ですが、船橋市民ギャラリーで開催中の津乗健太写真展「楽しくなさそうにはしていない猫」をツレと見てきました。船橋競馬場に住むネコの生活を撮影した写真展。競馬場のネコがしぶとく生きている様が良く表現された写真です。その後久しぶりに船橋駅界隈を散策してきました。駅南口の仲通り商店街です。

 船橋は人口約64.5万人で、千葉県では千葉市に次いで人口の多い都市。県都「千葉」に対し商都「船橋」と呼ばれる程、昔から商業が盛んな町です。

 また駅からまっすぐに伸びて本町通りと交差する大通りにも、不思議な店がありました。「あなたに会いたくて」です。米と味噌にこだわったネオ和食居酒屋だそうですが、今度行ってみようと思います。

 本町通りに出て大神宮の方に向かい市立図書館横の道を駅方向に向かいました。今度は仲通リ商店街の看板のある方から、商店街に入ったのです。

 商店街を駅の方に20~30m行くと、杉山畳店が在るはずですが、畳店が無く更地になっていました。

 創業百五十年を超える老舗の畳店です。ビックリして、調べてみるとホームページに本町から旭町に引っ越しましたと出ていました。4代目が頑張っているそうです。下の写真は2年程前のこの場所にあった杉山畳店です。いつも人がいなくて、何か購入しようとした時大きな声で店員さんを呼んだことがありました。

 そして商店街の中程には居酒屋・加賀屋があります。開店(16時30分~23時)と同時に一杯になると言う伝説を持つ飲み屋さんです。よく開店前から行列になっているのを見かけましたが、創業40年だそうです。ただ都内に在る加賀屋チエーン店とは無関係だそうで、ここと県内のもう1店舗だけとの事です。

 船橋は川端康成の書いた小説に「船橋は兵隊の町」とあるように軍都習志野の近郊都市として栄えていました。戦後は戦災を逃れた駅前が物資の集散地として栄え「日本の上海」言われる程闇市が賑わっていたそうです。ここ仲通り商店街を通るたびに、この闇市の香りを感じる今日この頃です。


クレーン車と鯉のぼり-木更津市の面白い光景

2023年05月19日 | 日記

 5/4(祝)木更津駅に行く途中面白い光景を見ました。クレーン車のアームに鯉のぼりが、棚引いていたのです。木更津市中里のパチンコ屋「ともえ」の側にありました。大きな重機が何台も置いてあり、確か昨年のゴールデンウイークにも鯉のぼりが揚がっていたのをおぼえています。

 鯉のぼりの歴史は江戸時代までさかのぼります。この頃武家に男の子が生まれると、端午の節句に家紋が描かれた幟や、五色の吹流しを飾る風習がありました。そして武家では虫干しも兼ねて兜や鎧も飾るようになり、これが五月人形の由来とされているようです。

 また裕福な商家では武家の真似をして武者絵が描かれた幟を立てました。やがて武者絵の中に中国の故事である「鯉の滝登り」を模した鯉の絵が登場してきました。その後我が子が立身出世出来るように、幟に鯉を描く様になり、それが鯉のぼりの由来との由。

 鯉のぼりは江戸時代には、男の子を表す黒の真鯉1匹でした。明治時代になると赤い緋鯉が加わり、黒い真鯉はお父さん、赤い緋鯉は子供を表すようになりました。そして唱歌にあるように昭和になると、青い子鯉が加わり、黒い真鯉は父親、赤い緋鯉は母親、青い子鯉は子供になりました。

 なぜこの重機の会社では鯉のぼりを揚げるのでしょうね。インスタグラムにも紹介されていました。それには粋な計らいとありましたが、クレーン車のアームに取り付けるのも結構大変でしょうね。私は春の蜃気楼の様に感じました。


ギャルリ・梦心坊(ゆめしんぼう)早川榮二彫刻展‐巨大なゴリラにビックリ!

2023年05月17日 | 日記

 4/21(金)ツレと市原市皆吉967-6のギャルリ・梦心坊に行って来ました。先にダイレクトメールをいただいた早川榮二彫刻展を見るためです。DMに巨大なゴリラがクレーンで来ました。と添え書きがあったので、このゴリラはどんなもんだろうと楽しみにしてやってきました。そして車を駐車場に入れようとしてビックリです。銀色のでかいゴリラがこちらを睨んでいたのです。

 

 早川さんの作品は、南房総市のJR富浦駅前や色々な場所で見て注目していました。それに鋸南町の食事処・番屋の中に在るカフェ「フィッシャーマンズテラス」に何度かお邪魔して作品を見せていただいています。ここのオーナーが早川さんの奥さんなのですが、以前から保田の水仙を見に行った時に寄らせてもらい、お話をさせていただいています。とても気さくな方です。

 DMからの引用ですが、「かって森に住んでいた人類は森を壊し文明を築いていった。今、自然は呻き狂いだしている。森の巨人は無言で我々を見る。作者」早川さんの生活の拠点は自然豊かな千葉県安房郡鋸南町にあり、手がける作品の多くが身近な動植物をモチーフにしています。

  ギャルリ・梦心坊に展示してあった作品を何点か撮影したので紹介します。

 この早川榮二彫刻展は4/7~5/21(日)まで開催されています。ただオープンしているのは金、土、日で11時から17時、最終日は15時までです。ぜひ巨大な銀のゴリラをご覧ください。


木更津界隈-旧中郷浄水所近辺・近未来の廃墟のようです

2023年05月15日 | 日記

 4/19(水)ツレと木更津市矢那の野菜直売所に筍を買いに行く途中、旧中郷浄水所を訪ねました。以前撮影に来たのですが、まだ気になる箇所があるので寄りました。それにしても不思議な所です。まるでどこかの国の廃墟のようです。

 電柱もあり電線もここまでは来ているようですが、浄水場には接続されていないので、今は使われていない施設の様です。

 周りではもう田植えの真っ最中でした。カエルの鳴き声が聞こえるのどかな光景です。

 水田に広がる静かな場所に、錆びて放置された設備が不気味です。

 立入禁止の表示板が付いていますが、このむき出しの設備は何時解体されるのでしょう?もう忘れ去られた場所のようです。

 不思議な機械が2基並んで置かれていました。何かのエンジンの様で近未来の映画に登場しそうです。田植えをしている人以外は誰もいません。暫く撮影してこの奇妙な場所を離れました。


千年のロマンが香る木更津の鎌足桜-高倉観音と鎌足公民館

2023年05月12日 | 日記

 少し遅くなったのですが、4/18(火)木更津市郊外の平野山・高蔵寺通称高倉観音に鎌足桜をツレと見に行きました。この高倉観音は用明天皇の治世(585~587年)に徳義上人が創建したと伝えられる古刹です。そして坂東三十三観音霊場第30番札所でもあり、この日も大型バスでお参りの人たちが沢山来ていました。

 本殿前でお参りした後、左回りに本殿の後ろに行き小高い裏山にある、鎌足桜の祖株を見学しました。

 行って見ると殆ど鎌足桜の花は散っていました。少し遅かったようです。この桜は藤原鎌足公が高倉観音に参拝に来た時、持っていた桜の木の杖を傍らの土手にさして旅装束に着替えました。その時の杖はそのままにして忘れ去られました。その後その杖が根付いて綺麗な桜の花を咲かせたので、土地の人は鎌足公にちなんで『鎌足桜』と呼ぶようになったと言う伝説があります。

 それでも鎌足桜に残っていた花を見つけて撮影しました。薄いピンクの花がとても綺麗。1400年前の鎌足公伝説を秘めて八重の桜が風に揺れてロマンチックです。

 高倉観音の後、近くの鎌足公民館を訪問しました。ここにも何本かの鎌足桜があります。中でも入り口の桜は高倉観音の祖株に次ぐ大きな鎌足桜です。ここの桜は見頃です。場所によって開花の時期は微妙に異なっているようです。

 鎌足桜は山桜の一種と考えられ、4月中旬から下旬にかけて開花する遅咲きの八重桜です。開花後八分咲きになると雄しべが中花に変化して、二段咲きになります。そのため開花時期が長くなり、遅くまで楽しめる様です。また雌しべの先端が鎌状に曲がり緑に変色しているので、鎌足公伝説の元になっていると言われています。

  公民館近くの水田では田植えが急ピッチで進んでいました。季節の移り変わりが早く、もう直ぐ雨の季節がやって来ます。


木更津市郊外の野鳥たち‐5~6年前のダイゼンと今年のダイゼン

2023年05月09日 | 日記

 4/13にダイゼンの写真を撮影、以前撮ったこの鳥の画像と一緒にUPしようと思い探してみました。すると2018年4/24(トップの写真)と2019年5/3(この下の写真)の写真を見つけたのですが、これも面白いので一緒にUPしました。

 今年の話ですが、4/13に続き4/14にも同じ場所、同じ時刻(午前7時頃)に行って見ると、いましたダイゼンです。まるで私たちを待っていてくれたようです。

 これまでの経験では2日間位は見る事が出来ましたが、直ぐにいなくなるのが常でした。また鳴声がかわいいですね「ピ―ウィー」とまるで会話をしているようです。

                

 この鳥の和名・ダイゼンは、平安時代に宮中のおもてなし料理を司る大膳職が、良く使用した野鳥である事からこの名が付いたと言われています。美味しい鳥だそうです。

                

 

 4/14群れが飛び立って行き、暫くこの鳥を見かける事が無くなりました。そして4/21(金)何時もの様にツレと朝の散歩をしていると苗が植えられた田んぼの畔に1羽のダイゼンが佇んでいました。他にいないか捜して見たのですが、いません。おいて行かれたのでしょうか?可愛そうですね。

  次の日その鳥がいた場所に行って見たのですが、いません。天敵にでもやられたのでしょうか。群れと合流して越冬地に向かったのであれば良いのですが、心配です。