光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

横浜マリンタワーはスカイツリーよりシックです!

2025年03月03日 | 日記

 体調が悪く出かけられない日が続く今日この頃。新聞の広告を見ていると、横浜マリンタワーの写真が載った印刷物があり、懐かしくて暫く見つめてしまいました。以前JR山手駅付近に住んでいたことがあり、他に高い建物が少なく良く目に付いていたのを思い出しました。その後、マリンタワーには何度か行ったことがありますが、調べて見ると2014年2/13が一番後のようです。

 この日はツレとバスの日帰りツアーでに参加した時でした。前日雪が降って道に雪が積もっていたのを思い出しました。

 この観光コースは昼食をとった後は山下公園の自由散策で、3時間後に赤レンガ倉庫前に集合でした。

 久しぶりにマリンタワーのエレベーターに乗りました。結構すいていてツアーの観光コースにも入っていたので、エレベーターの料金等もかかりませんでいた。

 横浜マリンタワーは高さ106m、33階、竣工は1961年1月、最初は灯台として建築されたのですが、現在はその役目を降り、観光展望台として横浜の伝統的な記念物になっています。周囲を歩くと横浜港が一望出来ます。

 ただこの日は曇り空で時おり雨が降っていました。その為せっかくの横浜港もどんよりとした光景になってしまいました。残念です。

 この横浜マリンタワーは2023年2/14から「恋人の聖地」として認定されています。しかし私たちが行った2014年にも恋人の聖地の額が飾ってあったので、再度の認定と言うことなんでしょうか?調べて見ると2010年には第17回「恋人の聖地委員会」により正式に選定されたそうです。記念にオリジナル絵馬を販売しているそうです。


木更津市指定文化財・旧安在家の雛飾り

2025年02月28日 | 日記

 2/23(日)所用があったので、ツレに太田山の旧安在家住宅の雛祭りに行ってもらいました。話しによると今年も24畳大の「広間」に2基の雛飾りが置かれていた様です。そして以前は解説をするボランテアもいたのですが、昨年から午前中だけになっていました。

 この住宅は玄関を過ぎて土間から出入りするようになっています。土間は左手に下男部屋。右奥が「ものおき」です。屋根は茅葺きで、昨年吹き替えをしているのが見学できました。

 雛飾りは黒光りのする「広間」に7段飾りが並んで飾られていました。美しい毛氈の上に置かれたお雛様が黒光のする板の間に写って風情があります。まさに上総の歳時記です。ただ雛人形はこの家の物でなく後から寄贈された物との事でした。

 

 そして広間には囲炉裏が刻まれています。旧家には必需品ですが、最近暖房や空調がどこの家にも完備していて、囲炉裏を見ることはありません。囲炉裏の煙に防虫作用があるといっても、壁や天井が真っ黒では洒落にもなりません。また昔の農業用品も置いてあり、懐かしかったとツレが言っていました。


袖ケ浦公園の梅まつりと冬鳥たち

2025年02月26日 | 日記

 2015年2/15(土)ツレと久々に梅の花と野鳥を撮影に行きました。しかし残念なことに野鳥は結構見られたのですが、梅の花は紅梅が7~8分咲き白梅は1~2部咲きと言ったところ。時間は午前7時15分頃でしたが、見物人は4~5人しかいませんでした。

 袖ケ浦公園の梅は確か7種類です。ピンクと白色の花を1本の木に咲き分ける内裏(だいり)という種類の梅も、ピンクの方だけ目立って開花していまていました。

 またこの2/15は公園の内で「甘酒」が振る舞われる梅見茶屋が開かれる予定です。

 梅園隣の花菖蒲園はまだ手入れがなされている最中です。池の中や周りにはシラサギが2~3羽きて餌を探していました。

 池の周りの3本のメタセコイヤもすっかり葉が落ちていました。その池は風がないせいか水鏡状態。樹木やシラサギが映し出されて風情がありました。


袖ケ浦市のタコ飾り②-不思議な藁の厄除け祈願

2025年02月21日 | 日記

次は3個目のタコ飾りです、これは市営の野球場と総合運動場の近くにあります。以前近所の方に教えていただいた場所ですが、多田商店隣の巨木の幹にかけてあります。

 ここはタコ飾りを設置するのは、時間と労力がかかりそうです。でも目立つ場所なので大勢の人がタコを見ていました。

 そして最後の1つです。このタコは小櫃川の支流・浮戸川ににかかる栄橋の中央部に止められていました。周りに何もないのでタコが強調されて浮かび上がってくるようです。また不思議な事に2匹のタコが上下に止められていました。

また犬を連れたおじさんが通りかかりましたが、私たちが熱心に写真を撮っている姿に関心を持ったようです。


袖ケ浦市のタコ飾り①-不思議な藁の厄除け祈願

2025年02月19日 | 日記

 2025年2月12(水)ツレと袖ケ浦市神納および坂戸市場に置かれたタコの藁かざりを撮影してきました。我が町木更津でもエビやタコ、サイコロ等を藁縄に下げた「つなはり」が知られていますが、タコだけと言う「つなはり」はありません。

 袖ヶ浦のタコ飾りは小正月に悪霊が入ってこないように吊しておく行事で、タコの口は悪い物を吸い取るため、8本の足は末広がりで縁起がいいので、昔から藁のタコを吊すそうです。

  

 県道87号線を木更津方面から袖ヶ浦方面に進み、小櫃川に架かる小櫃橋をわたるとすぐの交差点に最初のタコ飾りがあります。毎年立てられていますが、今年はガードレールの支柱に吊られています。顔は漫画チックで愛嬌があります。

 このタコ飾りのある交差点を左折し、2つめを更に左折して200m位道なりに進みます。すると小櫃川の支流浮戸川に出ます。そしてこの川に架かる中川原橋の袂に2つめのタコ飾りが、風に揺れています。

 この道も細い道の割に、車の通行が多いですね。写真を撮るのもきをつけなくては、危ないです。

 撮影していると、上空から轟音が聞こえてきました。見上げるとオスプレイです。あれ先月半ばに不具合が生じ九州の沖永良部島空港に緊急着陸したのに、もう解禁になったのですね。木更津周辺で事故がないように祈ります。


疫病神退散・富津市関尻の大わらじ②

2025年02月17日 | 日記

 私たちがこの大わらじを次に見たのは、2021年4/4でした。最初の制作予定は例年のように節分の2月でしたが、新型コロナのせいで3月になり、その後4/4になりました。この日は私たちも到着が遅れ、集会場に着いたのは12時半頃。しかし大わらじもかなリ進行していました。(なお今回は魚眼レンズで撮影。)

15時位に大わらじは完成、集会所から外に出されました。そこで記念写真が撮られ後、軽トラックに乗せられ部落の境、3ヶ所に運ばれていきました。

 この行事若い人がかなり参加していました。他の伝統行事が行われている地区では後継者が少なくて困っていますが、ここは比較的スムーズに移行されており、喜ばしいかぎりです。

 私たちは県道88号線沿いに設置する軽トラの後を付いていきました。緩やかな崖に金属のフックが出ており、3人がかりで大わらじを吊しました。結構目立っています。しかし未だに昔話の様な行事が残っているのには驚かされました。今年はツレと見学に行く予定です。因みにこの大わらじ長さ約1.5m 巾が約0.6mだそうです。


疫病神退散-富津市関尻の大わらじ①

2025年02月14日 | 日記

 今年の2/6の朝日新聞と2/3東京新聞千葉版に、富津市関尻で毎年行われる大わらじの記事が掲載されていました。この地区ではどんなことがあっても大わらじの行事は欠かさず行われるようです。新型コロナの時も2ヶ月遅れて開催されています。

 今年は気象庁によると、行事の行われる2/2は雨か雪の予報、残念ながら私たちはパスしました。関尻は結構山の中なので、雪が降った時の事を考え不参加にしたのです。

 従って今回は私たちが参加して撮影した約5年前の2020年2/2と2021年4/4の関尻・大わらじの制作をUPしました。

 この日私たちが関尻集会所に到着したのは午前12時50分位、丁度関尻の住民が集まって集会所に入るところでした。

  集会所の周りには材料のワラがてんこ盛り。このワラも最近機械化が進み細かく裁断してしまうため集めるのに一苦労だそうです。

大わらじの制作に参加したのは、この年は13人。新聞によると今年は15人で半分くらいが若い人たちだそうです。この地区で何故大わらじが作られるようになったかと言うと、以前この地域で疫病が発症したとき、疫病神をこの部落に入れないため「ここにはこんな大きいわらじを履く大男がいる」と言う意味で部落の境3ヶ所に大わらじを吊り下げたのです。

 そしてこの大わらじに添えてある炭、杉の小枝、酒樽には、部落民の切ない意味が込められています。炭は「この部落では疫病は済み(炭)ました。」杉の小枝は「この部落では疫病は過ぎ(杉)ました。」という意味との由。また酒樽は疫病神を門前払いにしては申し訳ないので、お持ち帰りの酒樽が置いてあるとの気遣いからだそうです。

 また下はその酒樽をワラで作る光景です。


木更津市の漁港と野鳥たち-②

2025年02月12日 | 日記

 次は牛込漁港側の金田さざなみ公園に行きました。ここからは東京湾が一望できます。この公園に隣接する金田東雨水ポンプ場の貯水池にも野鳥が沢山来ています。上空には貯水池に着水しようとするカモが旋回中です。そしてアクアラインと少し雲がかかった富士山も良く見えます。また野鳥が牛込漁協側の海に沢山浮かんでいるのは、養殖中のアサリや貝を狙っているからでしょうか。

 さざなみ公園のヤシの木のある光景。そしてアクアラインと東京湾の風景です。

 ポンプ場の貯水池には野鳥が羽を休めていますが、野鳥まで大分距離があり何という鳥か分りません。ただ袖ヶ浦公園の池に来ている野鳥に良く似ているのもいて、オナガガモやマガモと思われます。

 そして小さな新町船溜りを訪問しました。何年か前にここで「すだて船」を経営していた漁師さんと懇意にしていただいていたのですが亡くなってしまいました。写真をあげたり、飼い犬に餌を持って行ったりしていたのですが、亡くなってからは、自然と足が遠のいてしまう今日この頃です。


木更津市の漁港と野鳥たち-①

2025年02月10日 | 日記

 2025年2/7(金)久しぶりに木更津各地の漁港を訪問してきました。新町船溜り、金田漁港、畔戸漁港、牛込漁港です。ただ寒いせいか殆どの漁港で漁師に会うことはありませんでした。金田漁港には午前10時頃到着、海苔を生産する漁師に今年の出来はどうですか?と聞いてみたかったのですが、空振りです。

 その時海鳥の大群が東京湾を移動しているのが目に付きました。カメラを車に置いてきてしまったので撮影出来ませんでしたが、2021年の2/10に同じ様な野鳥の大群に遭遇し、撮影したのを思い出しUPしました。

 トップから3枚目までが、その野鳥です。おそらく「ハマシギ」の大群だと思います。この鳥はユーラシア大陸や北アメリカのツンドラ地帯で繁栄し、冬日本各地に飛来する旅鳥です。この鳥は数千羽に及ぶ大群を作る習性があり、時折TV等でその姿を紹介されると話題をよんできました。

 次いでに畔戸漁港に向かいました。途中見立て海岸から漁港側の「ホテル三日月」が見えてきました。その上空を陸上自衛隊の大型ヘリが爆音を響かせながら飛行しています。富士山もクッキリと見えていました。

 畔戸漁港には、午前11時頃に着きました。ここからアクアラインがよく見えます。現在は使われていな漁港ですが、鄙びた光景が渋くてよく撮影に来る漁港の一つです。


絶品焼きそば-鳥居崎海浜公園の富士見亭

2025年02月07日 | 日記

 最近鳥居崎海浜公園に何度か行く用があって、公園入口の富士見亭の焼きそばをテイクアウトして食べる機会が多くなりました。ここは不定休で午前10時半から18時まで、朝から営業しているので利用しやすいのです。

 焼そば専門店でメニューは2つ、普通盛り400円(税込み)と大盛り(600円)だけ。安くて美味、麺は文明軒の蒸し麺。具はキャベツ、モヤシ、豚肉、ソースは焼き具合によって何種類かを使っているようです。少し甘めの房州やきそばが絶品です。私たちはこの味のファンで10年通ってます。

 コロナの時はテイクアウトだけでしたが、今は店内で食べられるようです。ただお水は出ません。外の自販機で好きな飲み物を買って下さいと言うスタイル。以前客が薄味にして、と注文したらこの味が気に入らないなら他の店に行ってね、と言われていました。ぶれない鉄板焼きそばの名店です。

 近くに歌舞伎の「夜話情浮横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」に登場する切られ与三郎とお冨さんが逢瀬を楽しんだ「見染の松」といわれる場所があります。また先日UPした八剱八幡神社の朱色の鳥居も目印です。

 そして木更津西口の光明寺には切られ与三郎の墓があります。この話のモデルになった長唄の家元の跡取り「芳村伊三郎」の墓だそうですが、多くの歌舞伎俳優が訪れることで知られています。富士見亭から徒歩10分位の所です。時間があったら寄って行くのも一興です。