山岳ガイド赤沼千史のブログ

山岳ガイドのかたわら、自家栽培の完全手打ち蕎麦の通販もやっています。
薫り高い「安曇野かね春の蕎麦」を是非ご賞味下さい

冷やしぶっかけ蕎麦も始めました

2018年08月05日 | 安曇野の暮らし

まだまだ暑いですね。
と言うわけで本日のお昼御飯は冷やしぶっかけ蕎麦を作ってみた。
手打ち蕎麦に昆布だしベースの冷え冷えお汁。
茄子の揚げ浸しなど夏野菜を添えて。
京都の黒七味をバサバサ振る。
猛暑続きで今年のトマトはとても美味しい。
口に含めば広がるあまみと酸味。
エッジの立った蕎麦が喉を心地よくくすぐり、後から追いかけてくる昆布と鼻にぬける蕎麦の風味。 

蕎麦には薬味など不要!シンプルに濃いめの鰹出汁にちょこんとつけてザザッとすすり込むのが 醍醐味と思っていた。

故に、この手の蕎麦は邪道扱いしていたのだが、、、、、、、意外と良いなあ、笑


燕の子育て 

2018年08月02日 | 安曇野の暮らし

コロコロ大きくなって大分それっぽくなってきた家の燕の子等。
最初五羽いたはずなのだが、いつの間にか三羽になってる。
二羽は一足先に巣だったのかなあ?
親たちは一日中せっせと餌を捕獲しては雛に運ぶ。
朝から晩まで殆ど休まず運び続け、それを年二回。
この子達が巣立つと、兄弟親戚交えての空中戦さながらのトレーニングの日々が始まる。
夏の終わりには海を渡り遠く南へ旅立たなくてはいけないからねえ。

若い頃、3月初旬沖縄の波照間島で更に南から渡ってきた燕の集団に出会ったことがある。
海の上を飛び続けやっとたどり着いた島で数百羽(いやもっとだったかなあ)の燕が一休みしていくのだ。
この子等もきっとあの島を通過していくのだろう?

 


冷麺はじめました

2018年07月27日 | 安曇野の暮らし

ふと思いついたらやらずにはいられなくなる性分てどんなモンなんだろう?
外は猛暑!
冷たいモノでも喰いたいなあと。
ネットで調べたら意外と簡単ジャンと言うことになって、昼飯は蕎麦粉も使って自家製手打ち麺の冷麺。

僕が初めて冷麺なるものを食べたのは二十代半ばのことで、友人の結婚式のために神戸を訪れた時の事。
その友人が連れて行ってくれたお店で、冷やし中華でなく冷麺てなんじゃあと思って食べてみてびっくり。
凄い麺のコシ、冷たくてなんか漬け物の汁みたいな味のするスープ。
美味い!ともいえず、まずい!とも言えず、要するにその頃の僕には理解の出来ない不思議な食べ物だったことを覚えてる。
それから時たま焼肉屋などにあるのを見つけては食べるようになって、なんとか冷麺を理解しようと現在も時々食べてみるが、まだ、冷麺というモノをわかった気にはならない。
そんな僕がふと思ってしまったのだ。
冷麺を打とう!麺は麺だ!


やれば出来るもんだ。
多少なりとも麺打ちの心得があるからかなあ、割とサクサク作業は進んでそれなりの麺が打ち上がった。
さて、そのお味は?
言っても改善の余地ありだらけなんだけど、まあまあ美味かった。
と言うわけで

韓国冷麺はじめました!

ゆで卵忘れたw


昨日も今日も夕焼け小焼け

2018年07月26日 | 安曇野の暮らし

さあて、メシを喰おうかなと食卓に座ると窓から夕焼けがちらりと見える。
ありゃあ、また今日もだw。
カメラと三脚を抱えて田んぼの畦まで走る。

そうそう、日中あつくて土間やら日影にダラダラ寝そべっているハナちゃん(犬)も連れ出してやろう。
リードを外すとぴょこたんぴょこたんうれしそうに走り出すと蕎麦の種蒔きに備えて耕したふかふかの畑を弾丸の様に走り回って一日のうさをはらしてる。

今日の夕焼けもやっぱりすごかった。
田を渡る風の気持ちいいことと言ったら。
何故今年はこんなに素晴らしい夕陽が毎日観られるのだろう。

いよいよ地球最後の日は近いのか!

今日の夕食は親子丼と丸茄子の揚げ浸し、そしてオクラと豆腐の味噌汁。
折角作った夕食はまた今日も冷めてしまうのだ。

 


駒ヶ根風ソースカツ丼

2018年07月04日 | 安曇野の暮らし

作った食事の写真を撮る場合、夕食時は食卓の照明の光で撮ることになるのだが、どうしてもイマイチ美味しそうには撮れない。
やっぱり自然光の元が一番美味そうに見える。
だから昼メシがよいのだが、仕事もしなきゃならないのに夕食みたいにこったモノを作ってる場合じゃあないし、ビールを飲みたくなってしまうのも困る。
そのまま飲みモードに入ってしまったら一日は台無しだ。
ああ、不条理はどこまでも僕につきまとう。

さて、本日の一人昼飯は厚み3センチの駒ヶ根風ソースカツ丼。
本当はビールをやりながらトンカツを半分頂いて、残りの半分で御飯を食う!と言うのがソースカツ丼の正式な食べ方だと思うのだが、涙を呑んで我慢した。
ああ、不条理!


渦巻き天津飯の謎

2018年06月25日 | 安曇野の暮らし
近所の中華屋で渦巻き天津飯を頼んだら見事に渦を巻いたフワフワ天津飯が出てきてびっくり。
そこでネットで調べてみたりしたのだが、ドレスドオムライスというモノはあるのだけど、卵焼きがあのように渦を巻いて御飯に巻き付いているものの作りかたを紹介しているものはない。
それは丼にこんもりと盛られた御飯にまるで湯葉を巻き付けてあるかのような天津飯。
あー、どうやって作るのだろう?
そのふわふわさ加減もさることなのだが、なんというあの美しさ。

それからというもの、チャンスがあれば天津飯を作っている。
たっぷりの油をぐるぐる回しながら卵を入れてみたり、もしかして甘酢あんかけの中で作るのかなあとも思いやってはみたが、ことごとく失敗。
未だにその謎は解明されていない。

そして今日低温の中華鍋で思いつきで作った天津飯がフワフワトロトロで、なんとなく渦巻き?になってきたような。
んーーーーーーー、違うなあ。
やっぱちがう。
でも美味かったのでまあいいか。

安曇野水鏡Ⅱ

2018年05月23日 | 安曇野の暮らし

うちのお隣さんの朝の佇まい。
隣の兄さんは稲作りが上手で、代掻きは完璧で田植えの作業もぬかりなくビシッと真っ直ぐに条を揃える。
こうするには最初の田耕しの時から代掻き作業時の水加減やらなにやら丁寧な作業が必要で、それをひとつでもいい加減にやると絶対こうはならないのです。
日本の美しい風景は、こうしたまるで庭師の様な職人気質の農家たちによって出来上がっているのだなあ。

それに引き替え我が家の田植えはほんと雑で、とても写真でお見せすることが出来ない程のグニャグニャ加減なのです。

でも米は同じに採れます、きっと。

さあて、暫くしたら田植機が植え損じたところに植え直しという作業をします。

残しておいた苗を手作業で植えて回るわけです。

腰をかがめ泥田を根気よく歩き回るのですが、五月晴れの温んだ泥の暖かさと匂いは、ふと子供の頃の事を思い出させてくれます。

 

 


安曇野水鏡

2018年05月22日 | 安曇野の暮らし

 

ウユニ塩湖とはいいませんが、代掻きがおわって水が張られた無風の田には今夜、星が写っていました。
バンド練習をしていたのですが、田の水を止めるのを忘れていたことをふと思い出して、変な汗をかきながら慌てて止めて回ったらこんな風景に出会いました。
それじゃあと、こんどはカメラを取りにまたまた急いで、夜中の田の畦をバタバタ走る怪しい男。
急ぐ必要もないのにねえ。

安曇野は今水鏡の季節ですよ。


正月も二日の白湯醤油ラーメン

2018年01月02日 | 安曇野の暮らし

朝からテレビで箱根駅伝を観る。

大学生達がひたすらに芦ノ湖を目指して走り続けたすきを繋ぐ。

最近の中継は中継車が何台も出て、トップだけでなく下位の攻防も写してくれるので立体的にレースが把握出来てなかなかエキサイティングだ。

しかし球技なんかに比べると派手な動きはないので退屈と言えば退屈なのだろうが、ただただ人が走る映像をじっと見つめるのが僕は好きだ。

なぜかなあ?小学生の頃フランク・ショーターなんかがが走るマラソンレースを観て楽しくてしかたがなかった。

エチオピアの英雄アベベの事を調べたり。

きっとそんなランナーへの憧れがあったんだろうな。

それからなのか、その前からなのか僕は長距離走が得意で、中学の時は陸上部にもはいっていた。

しかし結果は出せず僕の陸上人生は敢えなく終わりをつげたが、未だにそんなランナーへの憧れは息づいているのかも知れない。

本日の結果は東洋大の返り咲き往路優勝、少し遅れて常勝青山学院大順当と言えば順当だが、法政大青木君の9人抜きもエキサイティングだった。s

明日の復路がまた楽しみだ。

 

さて正月も二日となれば、正月料理にも飽きてくる。

正月用にぐつぐつ煮出した白湯スープでラーメンを作った。

普段絶対に買う事は無い「なると」があったのとほうれん草、作り置きしてあったチャーシューをのっけての白湯醤油ラーメン。

うまかった!

さて午後は高校サッカーだ?!

 


新年あけましておめでとうございます

2018年01月01日 | 安曇野の暮らし

新年あけましておめでとうございます。

2017年は私にとってはなんやかんや激動の一年でありました。

大けがで命拾いして、5時間の手術、そして二ヶ月の入院からコルセットもつけっぱなしでの生活もようやく一区切りつきました。

さあて、ユルユルと動いてみようかと、チャリにのったり、そこら辺の里山を登ってみたり。

そこそこ歩く事は出来るのですが、転倒が怖くてやはり下りは慎重にならざるをえません。

そんな僕ですが年末の蕎麦だけはと打ってみました。

お世話になった方々のお礼にもと思い始めたんですけど、そうなると打たねばならぬ数はどんどんふえて、最終的に180人前を打ってしまったのです。

流石に大晦日には腰が悲鳴を上げて、ヤバイかなとも思ったのですが、一夜明けてみると快復してるようでホッとしています。

まあ多分、今まで動かさなかったところを動かしているから起こった事だろうと思います。

今年は粗挽き粉を中心に打ってみました。

本来つながりが悪くとても打ちにくい粗挽き粉ですが、割と普通に打てたのが僕の腕が上がったのか?笑

風味豊かな蕎麦が打てました。

 

友達に言われました。

「新しい赤沼さんになったんだよ」

そうか、そうなんだな。

へこたれず、ボチボチとリハビリをして新しい自分の生活を見つけて行こうと思います。

みなさん、これからもお世話になります。