昨年末にキムチを漬けた。
大量の韓国唐辛子に千切り大根、リンゴ、ニンニク、ニラ、沖アミの塩辛、コチュジャン、煮干し粉なんか入れただろうか?
沖アミの塩辛が安く手に入ったのがきっかけで、作ったのだ。
家では、辛いものを食べるのが僕だけなので、正月明けからひとりでキムチをせっせと食べていてはいたものの、食べ過ぎて暫くキムチはもういいやと思っていたので、最後の一袋の存在をすっかり忘れていたのだ。
ところが今日その最後の一袋が廊下に置かれた段ボール箱の上にちょこん放置されているのを発見した。
「あちゃ、忘れてた」
おそるおそるクタクタになったキムチのビニール袋を開封する。
おお!でもなんか良い感じ。
葉をちぎってつまみ食いしてみたが、ちょいと強めの塩漬けで作ったキムチが、馴染んで素晴らしく美味しくなっている。
昼は僕以外は誰もいないので、早速豚キムチ丼を作ってみる。
キムチ、豚肉、長ネギのみで他には一切入れずさっと炒めるだけで、みめ麗しきキムチ丼の出来上がり!
「うぐぐっ!これ、美味いんじゃねえの!」
それから一気食いであった。
もう一回仕込もうかなあ。
キムチは古漬けに限る。