これを撮影したのはPENTAX K-01+ FA43mm f1.9 ふざけたデザインのミラーレス機ですが、写りはk−5を凌ぐかも。レンズはkマウントでK−5と供用(生産終了品)
お寄せ頂いたコメントで使用機材についてご質問を頂きましたので、ご披露させて頂きます。
カメラボディーはPENTAX K-5です。
防塵防滴、金属筐体の頑丈なAPS-C機(センサーサイズ)です。
メーカーの動作保証はマイナス10℃ですがマイナス20℃の長時間使用でも問題なく使えています。
山の写真に関しては、レンズは殆ど全て単焦点レンズを使っています。
ご質問頂いたakirajさんのおっしゃる通り、ガイドという仕事柄、アレコレ機材を山に持ち込む事は出来ませんので、機材は最小限にとどめています。
その中で選んだ山の一軍選手はPENTAXのDA15mmかDA21mmで、このどちらかを持っていきます。
花の時期などはこれにDA35mm Macroを加えて持ち歩きますが、どれか一本だけとなると、21mmですね。
21mmは画角的に風景から花まで結構やります。
ペンタックスの単焦点レンズはとてもコンパクトで、カメラの出っ張りが小さくできるので、下の写真右側のLOWE PROのカメラバッグに入れて、ザックの腰ベルトに取り付ければ、コンパクトカメラを扱うのとさほど変わらない感覚で使えています。
歩きながらさっと抜いて露出をきめて、立ち止まって二秒でパシャッとね。
下の写真左はカメラ専用バッグではないと思いますが、防水なので雨の日も安心です。
とにかくいつでもさっと使えるようにしておいて、心が動いたら取り敢えず撮る感じです。
あと、星の写真やら、朝夕景などを撮るのにミニ三脚を用意しています。
カメラとレンズが小さいからこんなのでなんとかなります。
インチキな三脚でもあるとないでは大違いで、効果絶大です。
単焦点レンズはピントの切れが良くて、ボケも綺麗ですから大好きです。
もちろんズームは出来るわけありませんから、大きく撮りたければ被写体に近づくか、広く撮りたい場合は歩いて遠ざからなければなりません。
でも写りが良いので、広く撮っておいてパソコン上でトリミングしてもインターネット上ではあまり問題を感じません。
ズームレンズも持っては居ますが、図体デカイし重いし、写りもイマイチ納得出来ないので、山には持っていきません。
若い頃、今は亡き義父が使っていたPENTAXを譲り受けて一眼レフを始めました。
他のメーカーは知りません。
でも、PENTAXの楽しいところは、なんと言ってもその単焦点レンズのコンパクトさと豊富さだと思います。
しかも、五十年も前のレンズだって、未だにちゃんと装着できて、絞り優先露出なども可能なのです。
古いレンズもそれぞれ味わいがあって、長年買い足して来たその子達を手放して他のメーカーに行くことも出来ませんから、これからもずっとPENTAXなんでしょうね。
あっちこちぶつけてボコボコですが、そんなラフに使える感覚のPENTAXは大好きです。
会社が潰れないことを祈ります(笑)