英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

宝石よりも普遍的な存在。

2017-07-07 | 日記
ちょっと時間ができたので、前から行きたかった、近代美術館に足を運んだ。
ヴァンクリーフ&アーペルと日本の工芸展を見るために。

展示場に入るなり、異世界が広がる。
暗い展示場に、宝石が宙に浮かぶような展示がされていて、それがガラスに反射して、無数の宝石が暗い空に散りばめられているようだ。
宝石や七宝の美しさもさることながら、その展示の手法の素晴らしさに息を飲む。


とんでもない王冠もありました。
とんでもないネックレスもありました。
ミステリーセッティングと言われる、どうやって宝石をつないでいるのかわからない美しい作品群。

美術館から出てきたときは、「100カラットのダイヤ」って普通よね??
え?そうだっけ???
・・・的な状態になっていたのだ。ww

もちろん日本の工芸品も負けていない。
繊細な技術に息を飲む。
けれどね「侘び寂びの世界」と「きらびやかな宝石の世界」を同時に並べたのなら、私のような凡人は、ついつい後者に食いついてしまうのだ。


(HPより)


美しいものは美しい。
そこに誰がいくらの値段をつけようと「美」の価値は普遍なのだと、思い知らされた、ほんの2時間。ww


(HPより)

家に戻って、栗吉を愛でる。
さくらにも会いたかったけれど、当然のことながら、姿を潜めて出てきてくれない。涙


この仔たちには普遍性はないけれど、それでも、今生きているという事実だけで、それは美しい普遍的な存在になるのでした。









コメント (8)
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