「何もかも憂鬱な夜に」から「ネコの舌」へ

一体どうして、こんなに気持ちが暗いのかと考えてみた。

母のことやら、入試のことやら、（あ、夫はたった１日で熱も下がり、今は絶好調です。ww）色々あるのは分かっているけれど。



そうだ！！

読んでいる本のせいだ！！
（中村文則さん、申し訳ありません。）

中村文則に嵌っているのは前述のとおり。

その中に、本の中から手が伸びてきて、心を引き摺り下ろす様な、暗い作品があった。

「遮光」と「何もかも憂鬱な夜に」だ。

（大体、彼の作品に、明るいものはほとんどないのだけれど。ww）



ここから、ネタバレ注意です。

「遮光」は、死んだ風俗嬢の恋人の指に執着して、瓶に入れて持ち歩き、最後に殺人を犯してしまう青年の話

「何もかも憂鬱な夜に」は、施設育ちの若い刑務官と、18歳で殺人を犯した死刑囚の話

こう書いてしまうと、平べったいミステリのように聞こえるが、どちらも、人の心の暗闇を描いて秀逸だ。

・・・とは思うのだけれど、自分がちょっと参っている時に読む本ではなかったかな。
（中村文則さん、本当に申し訳ありません。）

内容の深さに頭がついて行けていない。

隙間からいろんな暗いものが忍び込んでくる気がする。


しっかりしなくちゃ、と思っているところに、生徒から、こんなものをいただいた。



なんて可愛い♪

「ネコの舌」っていう意味のチョコレートだ♪♪



あっという間に気分一新です♪

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