Lee's Diary

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タイトロープの女 第4回  *感想*

2012-02-16 | 冬ドラマ(2012)感想
* タイトロープの女 「憎まずにはいられない」 *

「人は割り切れない。それは事実です。」
永沢(小澤征悦)が由梨(池脇千鶴)に向けて語ったこの言葉が ラストシーンまで生きていた第4回。

「あなたにずっと恨みつらみをぶつけられて、私が平気だったって思ってるの?傷つかないとでも?
人の夫取るような女だから?素敵・・なんて人がいいの。」
ラストシーンで語られた恭子(高岡早紀)の言葉が とにかく印象的。
そうなのよねぇ・・由梨だけじゃなくって 観ているアタシも 
恭子のふてぶてしい面構えや まったく動じるそぶりを見せない強かな態度に誤魔化されてしまうトコロだけれど
彼女だって 由梨にあんなヒドイことを言われ続けて平気でいられるはずはないのよねぇ。
由梨が恭子を憎まずにはいられないと同時に 恭子だって ついつい憎まずにはいられないということなのね。
それにしても間が悪いというかなんというか・・・。
もしも あそこで小野田(笹野高史)と高木(本田博太郎)の会話を恭子が耳にしていなければ
事態は変わっていたかもしれないのに・・。  せっかく由梨に歩み寄ろうと 自ら悪役を買って出たのに・・。
まあ 人は割り切れないもの・・ たとえあの会話を聞いていなくっても 
由梨が社員に受け入れられていく様子を目の当たりにすれば 面白くないと思う気持ちが湧き上がってくるのかも。
永沢が指摘した恭子の深層心理も 恐らく間違ってはいないのだろうし 
永沢の言葉どおりの割り切れない恭子の想いを しっかりと見せてもらって満足。

恭子の登場によって 社内での評価をさらに失墜させた感のあった由梨の奮闘ぶりも楽しめたし
工場長の好意に頼ることなく 自らの言葉で 極めて由梨らしいやり方で社員の心を掴んでいく様子も良かった。
「いい観客になれる自信はあります。」という言葉は面白いわねぇ。
「引っ張る人じゃなくて傍で応援する、そんな社長じゃダメですか?」という由梨に
ダメじゃないよ~ などとお気楽に答える気にはならないのだけれど。

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コメント (2)
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