怪物 ＊感想＊

＊　読売テレビ開局５５周年記念　スペシャルドラマ　＊

もっと社会派の真面目～なドラマなのだと思っていたのだけど　物凄～くエンタメ色が強いドラマなのねぇ。
予想していたもんとは全く違うドラマだったなぁ・・。
この予想が外れていく感じは　ストーリーが展開されていくなかで　幾度も味わうコトになるワケよ。
未解決の“くるみちゃん事件”と　研究員・真崎(向井理)が関わる事件に対して
熱血刑事・香西(佐藤浩市)が全力でぶつかっていく　正統派の刑事ものストーリーなのかと思わせておいて
香西が何やら勝手な作戦を練り始めちゃうクダリが　まず最初のアレ？なポイント。　
容疑者に社会的制裁を加えて追い詰めていく方向性？　などと思いながら観ていれば
続いて里紗(多部未華子)がトンデモナイことをしでかしちゃうトコロが　次なるアレ？なポイント。
え～！？こんな展開～！？　ビックリだよ～っっ！と思いながら見守ってりゃあ
今度は香西がさらなるトンデモない行動に出ちゃうというのが　さらなるアレ？なポイント。
なんか・・どんどん予想とは違う方向に・・・・と思いながらも
真崎を追い詰めようとする香西の様子に彼の壮絶な覚悟を見た！と感じたのも束の間・・
またしても・・・な顛末が　最大のアレレ～？なポイント。
・・・と　イロイロと予想を裏切られちゃったよ。
いやぁ・・　こんだけアレ？　え？　と思わせられると　も～うそれだけで楽しめるトコロはあるわぁ。
最後なんて　演出やら音楽やら　全く別物のドラマを観ているような錯覚に陥っちゃったよ。
音楽でどんどん煽ってくる　あの感じには思わず興奮しちゃったし
不気味で不敵な雰囲気の真崎やら　どんどん危ういトコロに落ちていく香西の様子やら
あのヘンテコリンなシステムの無敵な感じやら　エンタメチックではあるし
なんやかんやとアレ？と思わされつつも　風変わりなサスペンスドラマを楽しむコトはできたわねぇ。
それにしても　変わったドラマだったよ・・・・・・。
　
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