羽屋田空見子(大塚寧々)の真意は読めなかったわ。
なるほどねぇ、、「二重の裏」かぁ。
ひとつ目の裏を初っ端から透けさせておいて、
もうひとつの裏を隠し持つ、、
このカタチ自体は面白いと思ったわ。
浮かび上がる羽屋田の身勝手な考えは印象的だったよ。
ただ、この一連の流れ、、
ちょっと分かりづらいというか、
盛り上がりに欠けるというか、
気持ちを高めてくれるだけの見応えはないというか、、
せっかくの「二重の裏」を
魅力的に見せるところまで行っていないように感じられ
ちょっと残念。
そして、、
その上をいく物足りなさだったのが
宮越肇(大谷亮平)と警察上層部の闇パート。
1話と2話で、あんなに盛大に大國塔子の事件をぶち上げ、
ず〜っと引っ張り続けてきたというのに、
なんとも呆気ないというか、、
さっぱり盛り上がらないというか、、
煽りに煽って、もったいをつけたワリには面白さを感じられず、
かなり残念。
せっかくの最終回だというのに、
期待を満たされることなく終わってしまった虚しさがあるわ。
シリーズ終わってしまいそうですねぇ。
長々とシリーズを続けていくこの局の方針はあまり好きではないので、終わることはいいと思っているのですが、最後がこれというのは私も残念に思いました。
そこまで惹きこまれる回がなかったことも残念なのですが、愛すべきキントリメンバーを愛でることができたのは良かったです。
第1話のエピを完全に終了させてから、いつもの一話完結のエピをやるんなら、キントリ本来の面白さを味わえたと思えます。
ラストを見ているとどうも今回でシリーズ終わりそうなので、余計に今回の出来が残念。
初期設定にこだわり過ぎると難しいものですね。