Lee's Diary

ドラマが好き。
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逃亡弁護士 第4話 *感想*

2010-07-29 | 夏ドラマ(2010)感想
* 逃亡弁護士 「協力者、現わる」 *

二宮弁護士殺人事件に関するエピソードよりも 成田(上地雄輔)が逃亡先で繰り広げるエピソードに
比重を置いて展開されるストーリー構成は ちっともイヤではないし
逃亡先でのエピソードの合間に 殺人事件に関する真相がチョビっとずつ明らかにされる展開の
チョビっと具合に感じる じれったさを それなりに楽しんでいたりもするのだけれど
今回の逃亡先のエピソードは・・・う~ん 私の中では かなりいまひとつで 第3話ほどには楽しめなかったなぁ。

父が息子を思う親心と 親の気持ちが分からなくて(結構いい年なのに)反発する息子の思い。
どうやら今回のエピソードは 気持ちがすれ違う父子の和解と再生を描いているようだけど
どうにもこうにも 公太にしても 父の義一(中原丈雄)にしても 
呆気にとられるほどの馬鹿さ加減ばかりが目立ってしまっていて ちっとも感情移入ができないのよねぇ。 
さぁ ここで感動してくださいっ!とばかりに用意された 
成田を仲介役に繰り広げられる 公太と義一が会話するシーンにしても さっぱり感動できなかったわぁ。
特にお父様の義一さん。
「親というものは 子供のためなら何だってしてやれる。」 というアホな考えはもちろん
元刑事のくせに 暴力団のしつこさや恐ろしさをサッパリ理解してなくて 成田に諭される様子など
何だかなぁ・・・といった雰囲気ばかりが漂う 魅力を感じられないキャラクターだったなぁ。
そんな彼が 悪徳金融業者の事務所へ 救世主のごとく最後の最後に乗り込んできて
「まだ話があるかっ!」と啖呵を切っても 何だか気持ちは冷めていく一方なのだけど・・・。
せっかくサブストーリーに時間を割いて描いていくのなら 
そのストーリーの内容は もう少し魅力溢れるものにしてもらいたいものだわぁ。 

メインのストーリーは ラストにかけてググッと進展。
成田と絵美(石原さとみ)が見詰め合うシーンだとか 
謎の白いバンに成田が乗り込むシーンだとか 今までにない緊迫感が感じられて面白かった。
真船(北村一輝)に情報を流していた五十嵐(佐藤二朗)に 悪徳金融業者と繋がっていた浅沼(姜暢雄)と
怪しげな人物たちが次々に現れるけど 果たして真犯人は誰なのかしらねぇ。

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