ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

弄(イラ)いやすい客

2010-05-11 03:47:02 | Weblog
 気さくでちょっぴりイチビリなお客のTさんを、私は時々ジョーク交じりの辛らつな言葉を浴びせかけて弄う。

 私 「モテもせんのに、女にモテた様な話をしたらアカンで」
 客T「えっ、俺がモテへんてか?腹が立つ!こんな店、今度来るまで絶対来たるかい!」
 私 「今度来るまでやろ?明日来たりして…」
 客T「何でわかるねん!」
 私 「他に行くとこあれへんやん」

 一句:弄いやすい 客にはギャグで つい弄う
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お茶

2010-05-10 02:16:12 | Weblog
 毎月、煎茶、玉露、玄米茶、ほうじ茶、抹茶など月替わりで色々なお茶をくれるお客さんがいる。

 妻「なんで毎月くれるんやろね」
 私「Tさんは頒布会に入ってて毎月送ってくるんや。一人モンで余るからくれるねん」
 妻「ああ、それでかいな」
 私「そうや、頒布(はんぷ)会のお茶だけに、はんぷん(半分)くれんねん」
 妻「Tさんは毎月頒布会でとるぐらいやから、よっぽどお茶が好きやねんなあ」
 私「ああ、Tさんはおっちゃんだけにおっちゃ(お茶)が好きやねん」
 妻「真面目に話てんのに、お茶をにごすなあ」

 一句:茶の話題 おっちゃんホットな 茶々入れる
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梅酒

2010-05-09 05:25:16 | Weblog
 今日の女性客N子ちゃんは体格がよいせいか酒がめっぽう強い。ビールを2本飲んだ後、梅酒を飲みボトル2本目をキープ。

 私 「ボトル2本目やで、強いなあ」
 客N 「うん、美味しいからなんぼでも飲めるわ」
 ママ「アルコール度数、キツイのんと違うの?」
 客N 「ビールの度数は5%、梅酒は14%や」
 私 「N子ちゃん、どうりでドスぅが効いてる。あ~、恐ろし」
 客N 「私、お客やで。持ち上げてよ」
 私 「重とううて持ち上げられへん」
 客N 「ママ~、こんなん言う。怒って~」
 ママ「無視をしー」
 私 「無視出けへん。(太いから)視界に入るわ」
 客N 「ママ、このおっちゃん、どないかしてや~」
 ママ「ばいしゅ(梅酒)でばいしゅう(買収)しー」

 一句:酔客は 梅酒うめーと 酒すすむ
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切るところが…

2010-05-07 06:27:47 | Weblog
 私と同年輩の同じ様なヘアのお客のKさんが来た。頭をしげしげ見ながら…

 私 「お互いに少ななったな」
 客K「ほんまやなぁ、以前は七三(シチサン)とかに分けられたのになぁ」
 私 「今は散髪に行ってもあんまり切るトコがあれへん」
 客K「頭の横はすぐに生えるんやけど、てっぺんが生えてけえへんわ」
 私 「散髪屋に頭の上は揃えてやと言うんやけど切ったかどうかわからへんなあ」
 客K「ほんまや、頭のてっぺんだけに…」
 私 「もしかしたらチョキチョキとハサミの音だけ鳴らして、髪を切ってないのと違うか」
 客K「ほんま、そんな感じやな」

 一句:ハゲ同士 愚痴の対象 散髪屋
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親父自慢

2010-05-06 03:52:45 | Weblog
 お客のA君はお父さんの自慢話をしだした。

 客A「バブル期の親父は不動産業界に勤めてたから羽振りが良かってん」
 私 「へえ、羽振りがエエて、どんなんやったん?」
 客A「給料袋はいつもは立つぐらい分厚かってん。そやから毎晩、飲み歩いてたわ」
 私 「あの頃の飲み屋街は建築関係とか不動産屋のお客さんが多かったもんなあ」
 客A「親父はお洒落で何処へ行くのも背広姿でカッターとネクタイは日に3回も替えるねん」
 私「寝る時もカッターとネクタイか?」
 客A「そんなん堅苦しいて寝られへんやん。それと靴は30足も40足も持ってたわ」
 私 「へえ、30足も40足も?アンタとこのお父さんはムカデかいな」
 客A「いっぺんにそんなけも靴は履けへん!」
 私「そんなけ靴を持ってたら眺めるだけでも、たいくつ(靴)せーへんなあ」

 一句:父自慢 口も滑らか 子も嬉し
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狢(ムジナ)

2010-05-05 04:12:03 | Weblog
 初めて顔を合わせた女性客と意気投合した年配のお客さんが喜んだ。

 客M「ホンマ、今日来て良かったわ」
 私 「今日まで生きてて良かったね、こんなべっぴんに巡り合えて…」
 客M「長生きは嬉しいけど、長いことしてないワ」
 私 「Mさんの場合はしてないと言うよりも、(アガって)出けへんのと違うの?」
 客M「マスター、ヒトのこと言えるか!同じ穴のムジナや」
 私 「それやったら、同じ穴を求めるムジナやん。まあ、勃てへんかっても健康でムジナ(無事な)ことはええこっちゃ」

 一句:自民、民主 同じ穴の ムジナなり
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追っかけ

2010-05-04 03:34:45 | Weblog
 今日の夫婦連れ、音楽が好きでそれぞれ好きな歌手の追っかけをやっていたとか。

 お客「俺、山口百恵の追っかけやってん」
 私 「百恵ちゃんの追っかけやったんかいな。で、奥さんは誰が好きやったん?」
 お客「嫁さんの方がキツイで。徳永英明やけど北海道まで追っかけやってんで」
 私 「北海道まで?よっぽど好きやってんなあ」
 お客「マスターも歌が好きやけど、追っかけはやってなかったの?」
 私 「俺は追っかけされてた方わ」
 お客「ホンマかいな。一体、誰に?」
 私 「借金取りに…」

 一句:熱烈ファン 追いかけてゆく どこまでも
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ドジ

2010-05-03 01:02:50 | Weblog
 今日、車を乗ろうとしたら動かない。ウンともスンともいわない。明らかにバッテリー上がりだ。
 車はエレベータ式立体駐車場内で、前向き停車なのでトランクにあるバッテリーにはブースターケーブル(電池端子接続コード)が届かない。車はあまり乗らないのでJAF会員には入っていないが仕方なくJAFを呼んだ。
 JAFが去ってから原因を考えた。
 バッテリーは去年の1月に買い換えたので寿命では無い。私は色々思い巡らせた。
 そう言えば先週、老車ベンツのグローブボックスのフタを修理する時にバッテリーが上がるとイケないのでルームランプのスイッチを切った。その時に他のスイッチに触れてうっかり後部席の室内灯を点けたみたいだ。それしか無い。
 せっかくグローブボックスのフタを自分で修理して1万円を浮かしたと喜んでいたのにJAFで1万2500円の支出。余計に支出が増えてしまった。
 ドジですねえ、私は…
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ブルーレイ

2010-05-02 10:13:18 | Weblog
 テレビよりラジオが好きだというお客さんがいた。仕事をしながらでも耳から色々な情報が得られるからだそうだ。

 お客「ラジオで聞いたんやけど、ブルーレイて知ってるか?」
 私 「ブルーフィルムやったら知ってるけどなあ。ブルーレイは知らんわ」
 お客「DVDは赤い光、ブルーレイは青い光で情報を感知するねん」
 私 「ほう、よくご存知で…」
 お客「それでDVDは溝が太くてブルーレイは溝が細い。そやからDVDの10倍記録できるねん」
 私 「詳しいなあ、それでレイて何?」
 お客「それは聞くな。ラジオで言うてなかったわ」
 私 「レイて背後霊とか守護霊とかと違うのん?」
 お客「そんな霊とは違う。これ以上説明したら難しいて、普通の人には理解出けへん」
 私 「それ以上言うても理解出けへんて、ホンマは自分が知らんだけやねんやろ」
 お客「バレたらしゃーないなあ」
 私 「レイ言うたら光線の事や」
 お客「なんや、光線の事かいな。これで一つ勉強になったわ」
 私 「レイ(礼)は要らんで」

 一句:より多く 記録が出来る ブルーレイ
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名づけ

2010-05-01 06:06:36 | Weblog
 お客のAさんとの世間話から、彼の小五の息子さんの名づけの話になった。

 私 「息子さんの名前は?」
 客A「名前は簡単なのを考えた。難しかったら本人が困るやろ」
 私 「難しかったら学校のテストの時、名前書くだけでテストの時間が終わったりして」
 客A「そこまでは無いやろけど…。とにかく字画の少ない名前を考えたわ」
 私 「横棒の“一”と書いて“はじめ”は?一番簡単やで」
 客A「僕もそれを考えたけど『簡単すぎてイジメられるかも知れん』と嫁に却下された」
 私 「そうか、イチだけに、イチメられるかも知れんな」
 客A「そやから一文字で“りょう”と決めたんやけど、漢字が決まれへんかってん」
 私 「“りょう”て色々あるもんなあ」
 客A「漢字は出生届の時に役所で「どないしましょ?」と尋ねられた時に決めたわ」
 私 「漢字は狩猟の猟か?それとも漁師の漁か?」
 客A「感じ悪いなあ。名前でそんな漢字使わんで、海や山で働くわけでもないし…」
 私 「ほんだらどんだ漢字や?」
 客A「俳優の田村亨の亨や」
 私 「田村亨の亨かいな。りょうかい(了解)や!」
 客A「その頃は結構、“りょう”の名前が多かってん」
 私 「多りょう(量)に出回ってたんかいな」
 客A「公園で“りょう”て大きな声で呼んだら、4人ぐらいこっちを振り向いたわ」
 私 「皆、A君の隠し子やったんと違うの?間違えたらアカンから同じ名前つけたりして」
 客A「まさか~」
 私 「それはともかく、名づけは子供が一生背負うので慎重になるね」
 客A「名づけの由来を聞かれた時に子が納得する説明出来んと、親子の信頼関係が薄れるからなあ」
 私 「名づけで手なづけて信頼関係を保つ気かいな」

 一句:久々に 頭を巡らせ 子の名づけ 
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