カブトガニ、謎の大量死 来年の産卵数に懸念 北九州
カブトガニの保護や観察に取り組む日本カブトガニを守る会福岡支部の高橋俊吾支部長(61)によると、死骸はカブトガニが本来なら休眠しているはずの1月から見つかり、6月下旬ごろから増え始めた。7、8月はさらに増え、多い日は1日に10匹以上が見つかったという。
今年、曽根干潟に産卵に来たのが確認されたのは約2400匹。490匹の死骸は2割に相当し、高橋さんは「来年以降の産卵数が減らないか」と気をもむ。
異常気象??
異常気象??
日刊スポーツで、交際中のフリーアナウンサー・夏目三久が妊娠しており、年内にも結婚すると報じられたタレントの有吉弘行が27日深夜、日本テレビ系『24時間テレビ39』(27日~28日放送)内のコーナー「有吉反省会! これが私の生きる道で大丈夫?一斉取締りSP」に生出演した。夏目といえば、一時期は田邊社長の“愛人疑惑”も出たほど寵愛を受けていた。そのため、有吉との交際が発覚するや、2人が共演していたトークバラエティー番組『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)から夏目を3月で降板させたのは有名な話。現在、田邊社長は報道をなかったことにするための“裏工作”を仕掛けているようだが、それが終わったら、今度は夏目アナにちょっかいを出した“有吉つぶし”に取りかかるといわれている。現在、テレビ11本、ラジオ1本の計12本のレギュラーを抱える有吉だが、来年の末あたりにはレギュラーがなくなっているかもしれない
台風10号による影響で、宮城県石巻市の海岸に激しく打ち寄せる波=30日午後1時ごろ
大型の台風10号は午後6時前、岩手県大船渡市付近に上陸し、東北北部と北海道を暴風域に巻き込みながら北上しています。東北や北海道では土砂災害や洪水の危険性が非常に高くなっている地域があり、気象庁は土砂災害や川の氾濫、暴風、高波、それに高潮に厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、大型の台風10号は午後6時前に岩手県大船渡市付近に上陸しました。
台風が東北地方の太平洋側に上陸したのは、気象庁が昭和26年に統計を取り始めてから初めてです。
午後9時には北海道函館市の南およそ70キロの津軽海峡付近にあって1時間に60キロとさらに速度を上げて、北北西へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心の北東側220キロ以内と、南西側110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間は岩手県、秋田県、青森県に加えて、北海道の一部が台風の暴風域に入っています。
北日本では風や雨が強まっていて、最大瞬間風速は北海道の函館空港で午後8時前に36.5メートル、青森県八戸市で午後7時半ごろに35メートルを観測しました。
東北北部や北海道南部には台風本体の発達した雨雲がかかり、青森県平内町の大和山で午後8時までの1時間に40ミリの激しい雨が降りました。
青森県では29日午前0時の降り始めからの雨量が多いところで250ミリ近くになり、平年の8月1か月分を超えているところがあります。
岩手県と青森県、それに北海道ではこれまでに降った雨で土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
岩手県、青森県、北海道では洪水の危険性が高まり、川が増水して氾濫するおそれがある、「氾濫危険水位」に達している地域があります。
台風10号はこのあとも北よりに進み、31日朝までには温帯低気圧に変わると予想されています。
東北や北海道では31日の明け方にかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降ると予想され、局地的には1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
31日の夕方までに降る雨の量はいずれも多いところで北海道で200ミリ、東北で150ミリと予想されています。
北日本では30日夜遅くにかけて猛烈な風が吹き、最大風速は東北で35メートル、北海道で30メートル、最大瞬間風速は45メートルから50メートルに達すると予想されています。
波も高く、30日夜遅くにかけて東北で10メートル、北海道で9メートルの猛烈なしけが続き、31日も大しけが続く見込みです。北日本の沿岸では潮位が高い状態が続き、北海道の海岸や河口付近では31日未明にかけて高潮のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波、高潮に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
◇大阪の「IVFジャパン」発表 卵巣のミトコンドリア移植
高齢出産になる女性の妊娠率向上などを目指して、本人の卵巣から採取したミトコンドリアを卵子に注入する自家移植治療を実施し、2人が妊娠したと、大阪市の不妊治療施設が29日発表した。米国企業が中心に開発し、「卵子の若返り」と呼ばれて一部で注目されている手法で、国内での実施は初めて。一方、効果や安全性が科学的に証明されておらず、専門家から慎重な対応を求める声もある。
今回実施を公表した「IVFジャパン」によると、この方法は、腹腔(ふくくう)鏡手術などで患者の卵巣にあるとされる「卵子前駆細胞」からミトコンドリアを抽出し、体外受精の時、卵子に精子とともに注入するというもの。ミトコンドリアは細胞の中でエネルギーを作る小器官で、「良質なミトコンドリアを注入することで卵子の質を改善し、体外受精の成功率を高める」という。
今年2月から27〜46歳の女性25人を対象に卵巣の細胞を採取。うち6人でミトコンドリアを注入した受精卵を子宮に戻し、27歳と33歳の2人が妊娠した。ミトコンドリアの移植が妊娠につながったかは不明という。患者は費用として250万円を負担する。
森本義晴最高経営責任者(64)は「卵子の質が悪い患者にはこれまで有効な治療法がなかった。今後、日本中でこのサービスを使えるようにしたい」と語った。
日本産科婦人科学会の倫理委員会は昨年12月、他人のミトコンドリアではないため問題は少ないとしつつ、「(効果や安全性を確かめる)臨床研究として行われることがふさわしい」と判断していた。開発した米企業によると、海外ではカナダなど3カ国で270例以上実施され、約30の出産例があるという。