グアム沖でマグニチュード6.6 日本への津波のおそれは?
米地質調査所(USGS)によると、日本時間8日午前9時22分ごろ、グアム沖を震源とするマグニチュード(M)6.6の地震が発生した。
地震が発生したのは、太平洋に浮かぶグアム島から南西へ620キロ、パラオのバベルダオブ島から北東500キロほどの海域で、震源の深さは7.5キロ。
ハワイの太平洋津波警報センター(PTWC)は、この地震による津波の影響はないとしている。
震源海域は、東の太平洋プレートがマリアナ海溝でフィリピン海プレートの下にもぐりこんでいて、フィリピン海プレートの西側にはスンダプレートが存在する、世界でも最も地震活動が活発なエリアだ。
USGSによると、20世紀以降、フィリピン海プレートの境界を震源とする巨大地震は、M8クラスで7回、M7クラスでは250回発生している。1990年にフィリピンのルソン島で起きたM7.8のバギオ地震では2400人が死亡している。