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有毒ガスが太平洋上に拡散

2017-12-15 08:43:54 | 日記

山林火災のカリフォルニア 有毒ガスが太平洋上に拡散 衛星は見た!

カリフォルニア州南部のベンチュラ近郊で発生した山林火災

 米カリフォルニア州の山林火災は、発生からすでに10日が過ぎた。米航空宇宙局(NASA)の衛星アクアは、大気観測装置を使って西海岸から大気中に拡散された有毒な一酸化炭素ガスをとらえた。

 

 今月4〜5日にかけてカリフォルニア州南部ベンチュラ群各地で自然発生した山林火災は、すでに10日近く過ぎた。NASAによると、発生後1週間で焼失した面積は、東京23区(面積619㎢)がすっぽりおさまる930㎢にのぼる。

 

 NASAは、地球観測衛星アクアの放射計モディス(MODIS)が取得した観測データを解析し、サンフランシスコ沿岸に広がる煙を調べた結果、健康に影響を及ぼすレベルの高濃度の一酸化炭素が広がっている事実を確認。

 

 一酸化炭素は、木や燃料の不完全燃焼で発生する猛毒ガスで、赤血球中のヘモグロビンと結合すると、血液が酸素を運ぶ能力を失い、一酸化炭素中毒が起こる。この地図は、地表5キロ上空までのガス濃度を示しており、気流によって太平洋に広がっていくと推測されている。

 大気汚染ですね

■日本上空に飛来する大気汚染物質の情報については、ハザードラボ「PM2.5マップ」も合わせてご覧ください。

CO
アクア衛星がとらえた有毒な一酸化炭素

290年ぶりの噴火か?

2017-12-15 08:39:10 | 日記

アイスランド最高峰 火口覆う氷河が溶解 290年ぶりの噴火か?

中央
中央のくぼみの下にアイスランド最高峰エーライヴァヨークトル山の火口が存在する(アイスランド大学火山研究所 Eldfjallafræði og náttúruvárhópur Háskóla Íslands)

 アイスランド最高峰のエーライヴァヨークトル山では、火口を覆う氷河が地熱によって融解が進み、中心部分が過去3週間で2〜3メートルほど沈んでいるのが地球観測衛星の画像で確認された。アイスランド大学地球科学研究所の専門家は、「今すぐに噴火するおそれはないが、危険は去っていない」として、監視を続けている。

 

 標高2109メートルと同国最高峰のエーライヴァヨークトル山は、1727年〜1728年の噴火以来、目立った活動はないが、今年6月以降、火山性地震が相次いでいて、10月には最大マグニチュード3.5を含む、80回近い地震が発生している。

 

 同国地球科学研究所の研究チームは先月、欧州の地球観測衛星センチネル1号のレーダー画像を解析した結果、火山を覆う氷河の下で、火口が直径1キロ、深さ15〜20メートルに拡大しているのを確認。

 

 今月10日の画像では、火口の上の氷河の高さが2〜3メートル沈降し、中心部分に亀裂が入っているのが明らかになった。

 

 地球物理学者のマグナス・グミ・グズムンドソン教授は、火口直径は1.2〜1.5キロに広がったと推定したうえで、「氷河上空を飛行した2週間前に比べると、沈降の進み具合が鈍化しているので、地熱の温度が低下したかもしれない。今すぐに噴火のおそれはないが、引き続き監視が必要だ」と述べている。

 

 アイスランドは、厚く覆った氷河の下に32の活火山が隠れていて、最近では2010年4月にエイヤフィヤトラヨークトル山、翌年5月にはグリムスヴォトン山が噴火し、ヨーロッパ全域の航空路が数週間麻痺した。

  

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」でご覧いただけます。

アイスランド
先月17日のエーライヴァヨークトル山上空写真(アイスランド気象庁IMO)
火口
火口を覆う氷河を撮影した衛星写真。11月17日に撮影した左の写真に比べて、右の12月10日画像では、中心部分のくぼみが2〜3メートル沈降し、亀裂が入っている(アイスランド大学火山研究所