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雪がない…

2020-01-11 07:23:51 | 日記

雪がない…越冬野菜が凍ってしまう 気をもむ道内農家 春先の水不足も懸念


 記録的な少雪が続く道内で、農業への影響を懸念する声が強まっている。雪の保温効果を見越して土中で越冬させる作物は、本来あるべき雪がなければ、土壌凍結が進み、作物が凍って傷む可能性があるからだ。このまま少雪が続けば、山の雪解け水に頼る春先の水田などで水不足となる影響も心配され、農家は気をもんでいる。
 帯広市の農業小泉裕亮さん(44)は、ナガイモの一部を畑の土中で越冬させ、春に収穫する。帯広は昨冬も雪が少なく、畑の日陰部分のナガイモが凍結し、一部は製品として出荷できなかった。小泉さんは「気温が高いので、今のところ土壌は昨年より深く凍結していないが、雪が少なく心配だ」と話す。市内では土壌の凍結を防ぐため、畑を覆うシートを試験的に導入する農家もあるという。
 一方、十勝管内浦幌町ではすでに土壌凍結が進み、同町の農家松本清史さん(64)は秋まき小麦への影響を懸念する。平年であれば、この時期の土壌凍結は数センチ程度だが、今年は積雪が少ないため、すでに30センチになっているという。松本さんは「春になっても土壌が凍ったままの可能性がある。根が張れず、生育遅れにつながる」と話す。
 函館市内の畑で冬に出荷する「雪の下ダイコン」はダイコンを土に埋めて雪の下で保管し、土から栄養分や水分を吸収して甘みが増す。出荷作業は昨年12月に始まり、3月まで続くが、今年はほとんど雪のない状態が続く。函館市亀田農協は「まだ目立った影響は出ていない」としながらも、「雪がないまま寒波が来て土壌が凍結したら、ダイコンまで凍ってしまい、傷んでしまう」と心配する。

 

「経験ない雪不足」札幌困った ジャンプW杯に降雪機/雪まつりは遠くから搬入

  記録的な少雪が続く札幌で、冬のイベント開催のため、関係者が雪の確保に奔走している。今週末のスキージャンプ女子ワールドカップ(W杯)に向け、大倉山ジャンプ競技場(中央区)管理者の札幌振興公社は、夜間に人工降雪機で準備を急いでいる。31日からの「さっぽろ雪まつり」関連では、実行委員会が予定を2日早め、5日から雪の搬入を開始。後志や空知管内などから約2時間かけて雪を持ち込んでいる。
 札幌管区気象台によると、札幌市の積雪は7日正午現在7センチ(平年の17%)にとどまる。南区は29センチ(同47%)、恵庭市は8センチ(同24%)、石狩市は19センチ(同40%)と石狩管内は軒並み平年の半分を割っている。