The Rose
この曲に出会ったのは19歳の頃だった。
深夜にテレビをつけたら、ちょうどこのタイトルの映画をしていた。
壮絶な女性シンガーの話だった と思う。
映画の内容ではなく…ラストに流れたこの曲を聴いて、泣いた。
この映画のサントラCDが欲しくて、地元のCDショップを探したけれど、
売っていなくて
名古屋の短大に通っていた友だちに無理を言って,買ってきてもらった
その友だちにも一緒に聴いて欲しくて 車で2人 聴いた
友だちは そのとき胸に辛いことを抱えていて
とても悲しく泣き出した
音楽は感情を素直にさせるのかもしれない
友だちが泣いた理由は聞かなかった
けれど、ずいぶん時が流れたあとに 涙の訳を話してくれた
私もまた 久しぶりに ゆっくりと この曲を聴いて
涙が出て驚いた
2回目聴いても また涙が流れた
THE ROSE 作詞・作曲/Amanda McBroom
(和訳)
愛は弱いものを呑み込んでしまう川だと言う人がいる
愛は心を引き裂く刃だと言う人がいる
愛は求め続ける 終わりのない痛みだと言う人がいる
私は思うの・・ 愛は花 そしてあなた
愛は 小さな種
傷つくことを怖がっていたら
心躍らせることはできない
夢から覚めることを怖がっていたら
チャンスをつかむことはできない
奪われたくない人は
与えることもできない
そして、死を恐れる魂は 生きることを大切にできない
夜があまりにも淋しいと感じるとき
道があまりにも遠いと感じるとき
そして、愛は運と力のある人にしか訪れないんだと感じるとき
忘れないでいてね
冬の間 冷たい雪の奥深く閉じ込められた種も
春が来れば 陽の光をいっぱいに受けて
きれいな花を咲かせることを