All you need is love

日々感じたことを自由に綴っていけたらいいなぁと思います。 皆さんと繋がっていけることに喜びを感じています❤︎

宝物

2010-07-18 22:42:57 | 家族のこと
今どき、みーんなデジカメ持ってるし…
私の一眼レフ、ネガフィルムだからフィルム代も現像代もかかるし
デジカメの一眼レフに買い換えようかと思ったこともありました。

でも、やっぱり、私の宝物はこのカメラ。。。

9年前、ダンナさんと結婚するときに、父にした“おねだり”
「一生、大切にするから、一眼レフを買ってください!」

まだ、デジカメのレベルは300万画素に及んでなかったし、
ネガフィルムのカメラの…一期一会にロマンを感じていたし、
それに、あの音…「撮りたい」という被写体を捉える「音」
その瞬間のあの「音」が一枚の写真となる。

カメラを持って、今、撮りたいと思ってシャッターを切る。
自分の気持ちを表現できる“モノ”でした。

次女の私は要領が悪くて、甘えることがヘタで、強い妹でした。
父にした“おねだり”。記憶にあるのは3つ。

一つ目は 高校生だった。「犬を飼いたい」

二つ目は 社会人になりたての頃「中古でいいからクルマを買って欲しい」

一つ目は断固として許してもらえず、高校生ながらに泣きじゃくりました。
二つ目は姉が短大に行っていて、私は高卒で働くんだから、
姉の学費分くらいはねだってもいいかなぁって初めて甘えてみた。
でも、ちょうどその頃、姉のできちゃった婚話がまとまって、夢叶わず。

そして、三つ目がこの「一眼レフカメラ」
結婚を理由に他にもいろいろと援助してもらっているのに、
父に甘えた。「一生、大切にするから、一眼レフを買ってください!」
父と一緒にカメラ屋サンに行って、もうずっと前から決めていた
ニコンの一眼レフカメラを買ってもらった。

「お父さん、大事にするね!いっぱい、いい写真撮るね!」

このカメラで撮った写真は何枚くらいあるだろう… 何百枚、何千枚…

新婚旅行はもちろんのこと、国内旅行も海外旅行もいつも一緒の一眼レフ。
カメラのバックって、結構大きいの…でも、ぜーんぜん気にならない。

友達の結婚式では望遠の大きなレンズに付け替えながら、
私にしか撮れない笑顔を撮ったと誇らしくに思っています。

一時は“ウェディングフォトグラファー”への転身を本気で考えていたのに…
会社の休みの日には、見習いカメラマンとして結婚式場に通っていたのに…

友達の結婚が落ち着いたことと、
父が倒れて私自身の自由が利かなくなった3年くらい前から撮らなくなってしまった。

こーんなに大好きだったカメラ。。。大事な一眼レフ。。。

久しぶりに思い立って、またカメラを始めることにしました。
思い立ってみたら、ちょっと振り返ってみたくなって、思い出してみました。

よぅし、いい写真を撮るぞ! という意気込みでいます(*^_^*)


コメント
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