高校1年のcocchiy。
バスケ部、ショート、日焼け、男っぽい。
高校生活をenjoyしていた9月。
休憩時間、
教室の後方の窓際、何人かで話をしていた。
教室の前方扉から別のクラスの男子が数名入ってきた。学年でも目立っていたグループだ。
うちのクラスの誰かに用があって来たんだと思う。
でも…、
ふと、
目が合ったその中の一人と。
そのまま、
目が離せず、目が合ったまま、
スローモーション。
周囲の動きが見えない。
彼しか見えない。
そのまま、
フォーリンlove。
これ、この日のこと今でも覚えている。
めちゃくちゃカッコ良かったかと言うと、そうでもなく、長身でもなく。ただ切れ長のあの目は大好きだ。
あんな一目惚れは後にも先にもあの一度。
そのあと長くお付き合いすることになる。
今朝ラジオで「香水」という曲を聴いた。
内容は全く重ならないのだけど、「香水が思い出させる」というフレーズが私に30年前を思い出させた。
その彼は高校1年生のくせにタバコを吸っていて、私は火をつける前のあの匂いが好きだった。赤ラーク笑
付き合って別れて、付き合って別れて。
あの頃は若くて自分から別れて泣いて、そんな自分に酔いしれて、また恋しくなって。
少し長く離れて、また会ったときにタバコを吸う彼の横顔を見てやっぱり好きだと思った。
話しかけると、ん?という仕草が好きだった。
でも19歳で本当にお別れした。
最後は振られたのよ。
あれから一度も会ってない。
私の大事な大事な思い出。
キラキラの思い出。
cocchiy