大好きなフレンチのお店があって、

ちょっとした中毒になっている笑
月に一度はこの店に、と決めてその日を楽しみにしている。
それで母の2ヶ月に一度の通院後のランチに一緒に行きたくなって、今月は2回目だけど予約をしてみた。
そのとき、ふと、頭をよぎったこと。右半身が不自由な母のお料理、私がカットするとぐちゃぐちゃになるなぁ、ダメ元で頼んでみようか。
お店の方の返事は「もしかしたらお客様にご協力をお願いするかもしれない」とのことだった。やんわり断られた。私はもちろん大丈夫ですと答えた。
母を連れて店に入ると、向かい合って座る席で良いか確認された。私はお辞儀をするようにうなづいた。そしてフォークやスプーンが余分に用意されていてどれが食べやすいかたずねてくれた。大丈夫です、と答えた。
お料理が出てきた。
綺麗にカットされている
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
母がサクサクと一口サイズを食べていく。
母は私が自分のお料理をカットしたものを見てぐちゃぐちゃやな、と笑いながら、嬉しそうに完食した。
最後のコーヒー。置いたコーヒーの取っ手を左側に向けてくださった。
私は私の大好きなお店への母の評価が気になりどう?とたずねた。
失語症の母、言葉が出てこない。
表情もよく分からない感じ。
「たまらなく………おいしい🖤」
良かったぁ。

こちらのお店、ご夫婦で営まれている。奥さまがお料理を運んでくれる人でシェフが旦那さま。カウンターの奥が広い厨房、手前がフロアになっていて、シェフの表情が見える。
お二人とも似た雰囲気で取り繕う感じがない、言わば不器用な感じがする。でも優しい。お料理もかけてくれる言葉もふとした微笑みも。苦いコーヒーさえも優しいのだ。ここでしか味わえない独特の香辛料が病みつきで通うようになり、2年近く。今日は私の大事な人を連れてきたけれど、私たちも大事に思います、という空気?雰囲気に涙が出そうになる。私たちの他に4組のお客様がお見えだったけど、私たちにだけ分かるようなさり気なさにぐっとくる。
今、母から届いたLINE。
昨日はありがとう
ございました❤
ご夫婦揃っていい感じのお店。
暖かい雰囲気で
気持ちも和み
お陰様で最高の気分で
一日を過ごす事が
出来ました( 💓∀💓)
私もまだ余韻に浸っているぐらい、
満たされた時間でした。
いつものお店、
最高のお店。
また来月も(^^)
cocchiy