少し前に仕込んでいた杏の八助のシロップが完成しました。
仕込み当時の写真です。
ジッパー付き袋に入れてみましたが、
この袋、安いやつだったせいか、液がもれていました。
そこで二重にしました。
ジッパー付き袋は、安いのはダメですねえ。。。
「八助(はちすけ)」は杏ですが、
地方によっては「八助梅」とも呼ばれ、
生食できないくらい酸味が強いです。
青森では昔から、この杏を半分に割り、種を取り、
干してから、赤紫蘇にくるんで塩漬けする漬物があります。
(現在では干す場面も見なくなってしまいましたが)
今回はシロップにしてみました。
八助1㎏、氷砂糖1㎏、酢100cc
当初は3週間くらいかかると思いましたが、
気温が高かったせいか、10日ほどで発酵してしまい、
泡が出て来たので、これ以上放置できず、
氷砂糖もまずまず溶けていたので、シロップ完成としました。
梅シロップと同じように、果肉と液体を分けて、
液体は一度沸騰させてから、消毒した瓶に入れて保存。
コップのシロップは残ったもので、炭酸で割って飲みましたら、
とてもスッキリした味で、おいしかったです。
梅シロップと似た味ですが、こちらの方が色が薄いです。
こちらは種を取った後の果肉ですが、
ジャムにするため、水を加えました。
煮詰めて行くうちに、柔らかくなってきます。
もし酸味が強い場合は、砂糖を加えてもいいですが、
私は加えずそのままの酸味を楽しむ事にしました。
シロップを十分吸っているので、甘さも十分でした。
4瓶できました。
次の朝、パンに塗って食べてみると、
なかなかおいしかったですよ。
梅ジャムとも杏ジャムとも違った味わいになりました。
八助の種です。大きい。杏と同じですね。
これを割ると仁(さね)が入ってますが、
杏仁にもいろんな種類があって、
漢方薬に使われるのを杏仁(きょうにん)と呼び、苦みがあるもので、
お菓子に使うのを杏仁(あんにん)と呼び、甘みがあるそうです。
八助は甘いのか苦いのかわかりませんが、
娘はこれを化粧水にしようと考えているようです。
果たしてどうなのでしょうね??
昨日で3連休が終わりましたね。
昨日は蒸し暑い中、午後に畑に行きました。
暑いので、生長がとても早くてびっくりしています。
初めて植えたカボチャの「バターナッツ」がすでに実ができていました。
先週は雌花が見当たらなかったのに。。。?
何かの虫が雄花と雌花に飛んで、自然に受粉できたのですね。
ありがたいですね。
1週間ごとにしか畑に行けないので、
虫たちがちょうど良く訪れてくれたのが嬉しいです。
私たちの暮らしと自然が一体で成り立っているのが
よくわかりますよね。