先日、小雪の舞う中でしたが、雁類がいよいよ大群で移動が始まった為、
思い切って出かけてみました。
目的はシジュウカラガンです。
でも、ほとんどがマガンの群ればかり。
これらはごくごく一部の雁類ですが、
餌場に向かったり、北に戻る雁たちがあちらこちらから飛び交っています。
そんな中、ある大きな群れの中にわずか2羽の
シジュウカラガンを見つけました。
餌を夢中で食べていて、なかなか顔を上げてくれません。
車の中からなので、エンジンをかけたままでは
どうしてもピントが甘くなりがちです。
(エンジンを駐めると迷惑がかかりそうな狭いあぜ道です)
特色は何と言ってもあごの辺りの白い部分。
まるでマスクをあごに掛けている人間のように見えます。
首にも白い輪の模様があります。
マガンと違って顔も足も黒いです。
わずか2羽、短時間の出会いでしたが、
会えた事に感謝しています。
今年は何故かヒシクイ(オオヒシクイ)には全然会えていません。
これは珍しい事のように思います。
今年は1ヶ月も早い北帰行で、今がピークのように思います。
まだ当地にはハクチョウたちもたくさん留まっていますし、
ハクガンたちもまだいるようです。
今月中旬にはもう居なくなるかもしれませんね。
また来シーズンまでさよならです。
ちなみに滋賀県の山本山のオオワシ、
通称「山本山のおばあちゃん」は
2/29についに北に戻り始めたとの報告を聞きました。
この「おばあちゃん」はどのルートで「北」に戻るのかな?
と毎年不思議に思っています。
どこかに立ち寄る事もあるのかしら??