今週の月曜日に畑に行って、作業した後、
いつものお楽しみは鳥と昆虫、植物撮りですが、
曇っていて、小鳥の声はほとんど聞こえず、
こういう時は、自然と昆虫に目がいきます。
ミソハギが所々に咲いていて、蝶や蜂が
花の蜜を吸いに来ています。
よく見ると、小花1つ1つがかわいいです。
ヒメアカタテハが来ました。
しばらくすると、今度はセセリが来ました。
チャバネセセリでしょうか?
それともイチモンジセセリでしょうか?
セセリ類は目が大きいですよね。
蛾に間違えられやすいですが、チョウです。
ほかに、モンシロチョウ、モンキチョウ、
カラスアゲハ(?)のような黒いアゲハもいましたが、
これは撮れませんでした。残念。
ミソハギの蜜はチョウや蜂に人気がありますね。
近くに、萩やクズ、宵待草やアザミなどの野草が
たくさんありましたが、ミソハギにばかり寄ってきました。
よほどおいしいのでしょうね。
ここから、別の日に別の場所で見たチョウたちです。
ナミアゲハ。
ペアで飛んできました。
最後はこれです。
岩の上にいたコムラサキ。
光の加減で紫色が出ますが、残念ながら
紫色が写りませんでした。
コムラサキはたまにしか見かけません。
紫を写すのには、遠すぎて見えませんでした。
今度いつ会えるかわかりませんが、
今度会った時には、紫色が出るように写したいです。
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ここから植物です。
野蒲萄も色づいてきました。
食べるとどんな味なんでしょうね?
そもそも食べられますか?
以前、空き家になっている我が家の庭に、
野蒲萄がたくさん生ってしまい、
壁伝いにツルが屋根付近まで伸びて、大変でした。
葉を付けたままのツルを取り外し、
リースのように巻いて飾った事がありました。
ノアザミ(?)。
アザミにも数種あるようです。
金水引。
これも小花がかわいいですね。
ノゲシ。
雑草に入れられていますが、菊のような
かわいい花が咲いています。
萩。秋の七草の一つですね。
(萩、ススキ、桔梗、ナデシコ、クズ、
フジバカマ、オミナエシ)
秋の七草は、ナデシコと桔梗以外は、
畑の周辺にありそうなものばかりです。
まだ暑い日々ですが、イネは更に実り、
重そうに頭を下げています。
イネと共に雑草もはびこっていました。
これはイヌビエの類だと思います。
雑草が多い田んぼと、全く雑草がない田んぼと
この季節別れますよね。
雑草が多い田んぼの方が自然で好きですが・・・。
2つの台風が近づいています。
直撃しそうな気配がありますが、
りんごなどに被害がないように祈ります。
ここあでした。
ルリモンハナバチもミソハギのおかげで運よく見つけられました。
野の花の可憐な魅力、年を重ねるごとに惹かれるようになりました。
田んぼも実りの季節ですね。台風の被害がでないことを願うばかりです。
実るほど首を垂れる稲穂かな、座右の銘にしたいです。
いつもコメントをありがとうございます。
ミソハギは、以前は全く知らない花でした。野原にあったんだと思いますが、野鳥や昆虫を撮るようになってから、目に付くようになりましたね。そう言えば、ミソハギの花の匂いを嗅いだ事がありませんが、どんな匂いなのかしら??匂いがないかもしれないですし。今度畑に行ったら、嗅いでみたいと思います。
私も年を重ねるうちに、野の花が好きになりました。素朴で、かわいくて、さりげなくて、なんか魅力を感じますよね。1輪差しにそっと生けたくなります。
春には緑色の葉が風に揺れてすがすがしい風景だった田んぼも、今はすっかりこがね色になって、刈り入れを待つばかりになりました。収穫の秋、おいしい新米を食べられる日も近いぞ!と、食い気ばかりですが(笑)、私もたまにはこの句を思い出して、謙虚に歩まねば・・・と思います。(^^)