ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

ようやく会えました!

2020-11-11 06:26:01 | 

日曜日の午後、畑に行った帰り、

また鶴の舞橋のある富士見湖パークへ行きました。

目的はやはりコウノトリです。

畑からだとかえって近いのですよ。

また居ないかもしれないので、期待せずに行きました。

 

湖を囲む柵には、何人かのCMさんたちが

三脚を構えて、コウノトリが来るのを今か今かと待ち構えていました。

 

でも、なかなか来てくれず、とうとう諦めて、

タンチョウのぴよちゃんを撮りに行こうとして、

鶴の舞橋を渡ろうとした時、遠くから大きな鳥が現れました!

 

識別個体番号239番

京都府京丹後市で2019年4月に生まれたコウノトリ君。

(青空ではなく曇っていたのが残念でした。)

 

 

遠い京都から、はるばる本州最北端まで来てくれて、

本当にありがとう!! お疲れ様でしたね。

 

 

私や観光客の頭上を悠々と旋回すること数回。

 

 

あまり突然で、カメラを構えながら心が感動でいっぱいに。

まさか来ないと思っていただけに、本当に嬉しくて・・・。

 

 

実はこの時、私は家族と別行動でした。

私は撮れたけど、家族は気づいたかな?

 

 

橋から手を振って、家族にサインを送り、家族もこちらに手を振り、

双方撮れたと知って嬉しかったです。

 

 

 

くるっと向きを変えて、遠くに行ってしまうかと思うと、

また戻って来て、このコウノトリ君は、人間を怖がらず、

サービス精神旺盛でした。

 

 

初めてコウノトリをご覧になったと思われる

観光客の人たちが、喜んで叫んでいました。

 「あっ!ツルだ!!」 

 

これではいけないと思い、その方々には

ツルではなく、コウノトリであることを伝えました。

 

無理もないのです。なんと言ってもここは

鶴の舞橋」なのですからね。

(多いんですよ。いつもはダイサギを見て、ツルだと勘違いされる方々が。

せめてパークのガイドさんたちが教えて差し上げてほしいのですが。)

 

 

今度は松林の前を飛び、

 

CMさんたちの構える柵の方へ飛び

 

 

ようやく落ち着いて草原に着地。

 

 

少し歩いて、その辺にいたダイサギたちの仲間になりました。

 

 

ダイサギよりも体格がいいですね。

尾が黒いし、ダイサギのフォルムとも違うので、

区別はすぐつきますね。

 

サギたちは、湖の近くをトラックが通っただけで、

集団で飛び立ってしまいますが、

コウノトリ君だけは草原にいたままでした。

 

やはり、人間や環境には慣れていますね。

 

 

今年の始めに初めて私が見たコウノトリとは別個体ですし、

この子の他にも、十三湖付近での目撃例がありますし(夏)、

これで3個体目だとすると、コウノトリは、

青森県が棲みやすい所と思っているかもしれませんよね。

 

別の2個体は今どこにいるのかわかりません。

この子もこのまま居てくれるのか、

寒さと共に南へ帰るのか、あるいは北海道へ渡るのか、

(北海道にも飛来しています。)

神のみぞ知る。

 

願わくは、ここでペアとなる個体と出会って、

営巣してほしいものです。

 

日本全国に飛来報告が多いので、全国にコウノトリが普通に見られるのも

そう遠くない未来のような気がしますね。

 

 

 

この後、1ヶ月ぶりにぴよちゃんに会いに行きました。

 

続く。

 

 

 

 

 

 

 



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6 コメント

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Unknown (ソングバード)
2020-11-11 07:07:54
おはようございます。
コウノトリに会えてよかったですね。
想像以上に大きいでしょう!!
コウノトリの放鳥といえば、兵庫県豊岡が有名ですが、行動範囲がかなり広いみたいですね。
千葉県野田市でも毎年コウノトリの放鳥をしてるのですが、平成30年生まれの「りく」は、九州佐賀県伊万里市付近に出没しています。
今春は栃木県小山市で、千葉県野田市生まれの「ひかる君」と、兵庫で放鳥され、徳島の電柱巣で新しく誕生した「歌(♀)」がペアリングして、新しい子供が生まれましたよ。
これからどんどん自然繁殖が増えていくといいですね。
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ソングバードさんへ (ここあ)
2020-11-11 10:02:46
ソングバードさん、こんにちは。
いつもコメントをありがとうございます。
今回は本当にようやく!です。前回のコウノトリは1回で見られたのですが、今回は実に3度目でした。
コウノトリに名前が付くのは親しみがあっていいですね。前回の215番ちゃん(メス)も、今回の239番君も、名前が付けられていないのか、個体識別番号欄にも、他のサイトにも無かったんです。もしかするとちゃんとした名前があるのかもしれませんね。知りたいところです。
野田市でも繁殖しているようですね。この子は京都生まれ、215番ちゃんは豊岡生まれです。あちらこちらで生まれて、放鳥されているので、全国に繁殖する日もまんざら夢ではなさそうですね。
地元のCMさんたちが、ここに定着してくれたら、営巣用の塔を作ってあげよう、と言っていたとか。
「鶴の舞橋」はやがて「コウノトリの舞橋」とも呼ばれるようになるかも?! 肝心の鶴の影が薄すぎますね。笑
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良かったですね♪ (ミルク)
2020-11-11 11:42:20
会えましたね~良かった・良かった。
羽ばたいている鳥を、うまく撮れるな~と、感心しました。
アマチュア?CMさんたちが、たくさんでしたか。待ち構えていたんでしょうね。

頭上を旋回しながら、って、感動ですね~。私なら写真どころでなくて、見入ってしまうと思います(^-^;
さすが、ここあさん! きっといいことありそうですよ。
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ミルクさんへ (ここあ)
2020-11-11 15:21:19
ミルクさん、こんにちは。
いつもコメントをありがとうございます。
おかげさまで、3回目にしてようやく撮れましたよ。いつも振られっぱなしで、諦めかけていましたが、夫の一言(「どうせそっちの道を通るんだから、寄ったら?」と。)で行く気になれました。行って良かったです。
私も思わず見とれてしまいましたが、慌ててカメラを構え、ファインダーを覗きながら、ドキドキしていましたよ。やはり心が震えますね。今年2回目のコウノトリですが、その都度、感動が違います。またいつか別の個体も来てくれて、青森もコウノトリの繁殖地になってほしいものです。
秋田にもコウノトリが訪れているようですね。この239番君は、秋田からこちらに来たという噂を聞いたことがありますよ。
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こんばんは (ホロホロ)
2020-11-11 20:23:08
コウノトリとの出会い、良かったですね。
リベンジしましたね。
コウノトリの飛翔姿、お見事です!
大きくて見応えがありますね。
コウノトリは津軽がお気に入りのようですね。
東京は餌がないから、無理かな?
でも、かつて葛西臨海公園の空を7羽のコウノトリが舞ったことがあるのですよ。
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Unknown (ここあ)
2020-11-12 06:17:35
ホロホロさん、おはようございます。
いつもコメントをありがとうございます。
通うこと3回目で、ようやく会うことができました!まさか来てくれるなんて思わなかったので、余計に嬉しかったです。
東京にもかつてたくさんのコウノトリがいたのですね。一時は絶滅しかけたのに、こうして全国に現れてくれて、保護活動の成果ですね。津軽地方は寒いのに、冬でも適応できるので、是非四季を通じて居て欲しいです。
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