畑の作業後に周辺を散策していると、ミツバチが飛んで来ました。
ブーン、ブーンと騒がしく飛んで蜜を集め、
花粉団子を足にくっつけ、ゆらりゆらり・・・。
センダングサの花につかまって蜜を集めている数匹のセイヨウミツバチ。
セイヨウミツバチは、私たちの周囲にたくさんいます。
花壇や野原でよく見かけるのはほとんどがセイヨウミツバチです。
この子の足には大きな花粉団子がくっついていますね。
一方こちらのミツバチは姿が少し違いました。
ナガボノシロワレモコウ(長穂白吾亦紅)の花に止まり、
蜜や花粉団子を集めていたのはニホンミツバチです。
セイヨウミツバチはどちらかというと茶色っぽいボディー、
ニホンミツバチは全体的に色が黒っぽく、地味な感じです。
両方とも目が大きいですね。
セイヨウミツバチたちはセンダングサから離れず、
ニホンミツバチたちはこの白い吾亦紅から離れません。
実はこ2つの花は隣り合って咲いていたんですよ。
お互いのテリトリーがあるのでしょうね。
それとも、ニホンとセイヨウとで好みが違うのかしら??
ミツバチ自体が近年減少しているのは世界的な事です。
その原因の一つはネオニコチノイド系の農薬と言われていますが、
外国では規制されているのに、日本ではむしろ緩和されているようです。
私はセイヨウミツバチ以上にニホンミツバチが減っていると思いましたが、
ニホンミツバチは極端に減っているという事でもないという記事もあり、
私には実態が良くわかりませんでした。
いずれにせよ、ネオニコチノイド系の農薬が原因で環境が壊れるので、
この薬の規制を日本政府は早くするべきですね。
(ちなみに夫の以前の専門は農薬だったので、いつも憂慮しています。)
さて、ミツバチと言えば、もちろん蜂蜜に興味がありますよね。
ニホンミツバチは、四季を通していろんな花から蜜を集められるそうです。
それは「百花蜜」と呼ばれ、いろんな花の蜜が混じり、栄養も豊富だそうです。
一方セイヨウミツバチは「単花蜜」で、特定の時期に特定の花の蜜を集めます。
アカシアならアカシアの蜜のみと、一斉に一つの花の蜜を集めるようです。
水飴のようなとろりとした蜜になる事が多いようです。
ミツバチの生態の秘密はまだまだ深そうですよ。
***
昨日の朝も冷えました。8℃台。
あまりに寒くて、ついに厚手のタイツを履いてしまいました。
セーターも出して来て、今から着ぶくれしています。笑
そんなに厚着せず、ストーブを点けたらいいのに、
という声が聞こえてきそうですが、灯油も値上がり中ですし、
来週にはまた最高気温が20℃に近くなるというので、
数日は厚着で凌ごうという算段です。
なんなら赤いチェックの綿入れ半纏でも出して来ようかしら。
・・・と思っていたら、娘はすでに
オレンジのチェックの綿入れ半纏を着てました。笑
岩木山と八甲田連峰に初冠雪のニュース。
道理で寒いはずですね。
今日まで寒さが続くようです。
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