今年初めて植えてみたカボチャの一種「バターナッツ」。
思いのほか丈夫で、4株植えたら15個ほど収穫できました。
受粉してあげなくても自然に結実してくれましたし、
うどんこ病も出ず、無農薬でも耐えられる優秀な作物。
先月末に収穫した7個
穫れたてよりも、数週間ほど追熟させた方がおいしくなります。
洗った後なので日向に一時的に置きましたが、
保存は日の当たらない所に置いておきます。
バターナッツはアメリカ原産で、
日本のホクホクしたカボチャと異なり、水分も多く、
ベチャっとした食感ですから、煮物には向きません。
なので、差し上げるにも躊躇してしまいます。
そこで、バターナッツをどう調理すればおいしいのか、
幾つかチャレンジしてみようと思いました。
まずはバターナッツが最もおいしく味わえるという
ポタージュから作ってみました。
皮を剥き、薄く小さめに切って茹でてから、
水分を切ってマッシュし(かなりべちゃっとしています)、
牛乳を加えて、塩やコショウで味を調えます。
(もしとろみが足りないなら、水溶き片栗粉や小麦粉で
とろみをつけたらいいと思います。
今回はカボチャの量も多かったので、そのままで十分でした。)
バターナッツのポタージュ
やはりおいしかったです。
こちらはレンジでチンした後の状態です。
水煮よりも水分は少なくなるのですが、
それでもかなりべちゃっとしています。
次に作ってみたのはジャムです。
先ほどの茹でたバターナッツを一部取り分けておき、
水分を捨てて、きび砂糖を加えて煮詰めました。
煮詰めてもサラッとしています。
普通のホクホクしたカボチャのジャムと違ってあっさりですが、
それなりにおいしかったですよ。
シナモンなどのスパイスを入れてもいいと思います。
写真はありませんが、クリームシチューに入れると、
(その際は皮を剥いて下さい)溶けて、
シチューそのものの甘さが増して、とてもおいしかったです。
ポタージュよりもおいしい気がしました。
(クリームシチューにコーンクリーム(缶)を
入れた時のような甘さがありました。)
カレーに入れてもおいしかったですよ。
3つめはパンに入れて焼いてみました。
ただし、この時は都合により小麦類は自己流の配合でした。
(国産強力粉の不足で薄力粉を足したのと、
もうすぐ期限の切れるライ麦もあったので使いたかっため。)
バターナッツでのパン作りは初めてで、
水分量が多いので調節が難しかったですが、
一応それなりにちゃんと焼けました。(HBですけど。)
基本おいしかったのですが、ライ麦を加えたので、
せっかくのカボチャの風味がなくなってしまい、
ライ麦独特の酸味や香りが強くなりました。
ライ麦は入れない方がよかった。反省。
結論。
バターナッツはスープなどの煮込みに合うことがわかりました。
参考にしていただけたらうれしいです。
第二弾は何を作ろうかと考え中です。
レシピを検索すると、グラタンとかプリンとかもあります。
果たしてこのシリーズの②は公開できるのか?? 笑
いずれにせよ、簡単でおいしいのが一番ですよね。
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