昨日の続きです。
コスモス畑から北上し、酸ヶ湯方面へ行き、
再び青森市街地へ戻りました。
目的は真夏のマガモたちに会うためです。
青森市の東にある合浦(がっぽ)公園は、市民の憩いの場。
広い公園の奥に入ると、陸奥湾の海水浴場になっています。
曇りがちだった天気も、午後には晴れてきました。
この日は学校開始の前日なので、子供達もほとんどおらず、
大人が若干名泳いでいましたよ。
さて、マガモですが、ここの公園の池で繁殖しています。
春に2回ほど訪ねましたが、どちらも人混みで入るのを断念。
今年はヨチヨチ歩きの雛たちを見る事ができませんでした。
いましたよ、マガモたちが。ほんの一部です。
全部で何羽いるか数えられませんが、
軽く30羽はいるのではないかと思います。
オスとメスの区別は、この時期困難です。
オスは繁殖期を過ぎると、羽が生え替わり、
メスとそっくりになるのです。
(この状態を「エクリプス」と言います。
カモ類に特有の性質です。)
こちらは嘴を羽の中にしまっているのでわかりにくいですが、
恐らくオスと思われます。
オスは嘴が黄色です。
そして、頬をよく見ると、ほんのり緑色の名残りがあり、
羽の灰色もうっすらありますね。
この子は紛れもなく男の子。
ちなみに繁殖期のマガモたちです。
↓
手前のグリーンのマガモがオス、奥の地味なのがメスです。
(2020年1月撮影)
ストレッチ中。
この子は女の子です。
嘴は黒っぽいので、カルガモのように見えますが、
カルガモよりお顔が黒いです。
こちらがカルガモです。
顔がマガモより白く、嘴は先端が黄色です。
嘴でカルガモとマガモの区別はつきます。
別のエリアの池にもマガモのオスがいました。
隣にいたのがメスです。
右の棒の先にはコシアキトンボが止まっていましたよ。
カモも片足立ちが上手。バランス感覚がすばらしくて
羨ましい限りです。
この子は片足を引きずっていました。
どうしたのでしょう?
でも、餌やりのオジさんに追いつこうと、
懸命に歩いていたのが痛々しかったです。
このオジさん、パンをあげていたのですが、
ここの管理人さんではなく、一般の方ですし、
以前は女性の方もパンをあげていました。
カモたちは人間に慣れていて、逃げるどころか、
寄ってくることもあります。
野生のマガモの繁殖は北海道では普通にありますが、
青森で観察できる場所は多くないです。
ここはマガモを観察するのに適した場所です。
カルガモはわずか、ほとんどマガモです。珍しい事です。
そのうち、カルガモとマガモの交雑種が生まれないとも
限りませんよね。未だに見たことはないのですが。
次にここを訪れるのは、冬に入る頃。
変身したステキなマガモのオスたちに会えますよ。
これで五日目の休暇の話はおしまいです。
明日は、このシリーズ最後の投稿になります。
***
新しい1週間が始まりました。
あさってで8月も終わります。
コロナ、コロナで大変な8月ですが、
9月には何とか良い兆しが見えてほしいものですね。
県内も独自の対策が打ち出されたのですが、
以前と違わない、そんな甘い対策でどうする?
といった疑問が聞こえてきます。
9/1からの実施だそうですが、即実行せよ、と言いたいです。
唯一、むつ市だけは首長の意向で即実行。
むつ市はいつも先手、先手で物事が進んでいます。
どこの国も都道府県も市町村も、
首長如何で物事はどちらにも傾くのですよね。
国、都道府県、市町村のリーダー達に良い知恵が与えられ、
リーダーシップを良く発揮できるように祈ってます。
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