ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

遅い夏休み⑥真夏のマガモたち

2021-08-29 06:08:40 | 生き物

昨日の続きです。

 

コスモス畑から北上し、酸ヶ湯方面へ行き、

再び青森市街地へ戻りました。

目的は真夏のマガモたちに会うためです。

青森市の東にある合浦(がっぽ)公園は、市民の憩いの場。

広い公園の奥に入ると、陸奥湾の海水浴場になっています。

 

曇りがちだった天気も、午後には晴れてきました。

この日は学校開始の前日なので、子供達もほとんどおらず、

大人が若干名泳いでいましたよ。

 

 

さて、マガモですが、ここの公園の池で繁殖しています。

春に2回ほど訪ねましたが、どちらも人混みで入るのを断念。

今年はヨチヨチ歩きの雛たちを見る事ができませんでした。

 

いましたよ、マガモたちが。ほんの一部です。

全部で何羽いるか数えられませんが、

軽く30羽はいるのではないかと思います。

オスとメスの区別は、この時期困難です。

オスは繁殖期を過ぎると、羽が生え替わり、

メスとそっくりになるのです。

(この状態を「エクリプス」と言います。

カモ類に特有の性質です。

 

 

こちらは嘴を羽の中にしまっているのでわかりにくいですが、

恐らくオスと思われます。

 

 

オスは嘴が黄色です。

そして、頬をよく見ると、ほんのり緑色の名残りがあり、

羽の灰色もうっすらありますね。

この子は紛れもなく男の子。

 

ちなみに繁殖期のマガモたちです。

手前のグリーンのマガモがオス、奥の地味なのがメスです。

(2020年1月撮影)

 

 

ストレッチ中。

 

 

この子は女の子です。

嘴は黒っぽいので、カルガモのように見えますが、

カルガモよりお顔が黒いです。

 

 

こちらがカルガモです。

顔がマガモより白く、嘴は先端が黄色です。

嘴でカルガモとマガモの区別はつきます。

 

 

別のエリアの池にもマガモのオスがいました。

 

 

隣にいたのがメスです。

右の棒の先にはコシアキトンボが止まっていましたよ。

カモも片足立ちが上手。バランス感覚がすばらしくて

羨ましい限りです。

 

 

この子は片足を引きずっていました。

どうしたのでしょう?

でも、餌やりのオジさんに追いつこうと、

懸命に歩いていたのが痛々しかったです。

 

このオジさん、パンをあげていたのですが、

ここの管理人さんではなく、一般の方ですし、

以前は女性の方もパンをあげていました。

カモたちは人間に慣れていて、逃げるどころか、

寄ってくることもあります。

 

野生のマガモの繁殖は北海道では普通にありますが、

青森で観察できる場所は多くないです。

ここはマガモを観察するのに適した場所です。

カルガモはわずか、ほとんどマガモです。珍しい事です。

そのうち、カルガモとマガモの交雑種が生まれないとも

限りませんよね。未だに見たことはないのですが。

 

次にここを訪れるのは、冬に入る頃。

変身したステキなマガモのオスたちに会えますよ。

 

 

これで五日目の休暇の話はおしまいです。

明日は、このシリーズ最後の投稿になります。

 

 

***

 

 

新しい1週間が始まりました。

あさってで8月も終わります。

コロナ、コロナで大変な8月ですが、

9月には何とか良い兆しが見えてほしいものですね。

県内も独自の対策が打ち出されたのですが、

以前と違わない、そんな甘い対策でどうする?

といった疑問が聞こえてきます。

9/1からの実施だそうですが、即実行せよ、と言いたいです。

唯一、むつ市だけは首長の意向で即実行。

むつ市はいつも先手、先手で物事が進んでいます。

どこの国も都道府県も市町村も、

首長如何で物事はどちらにも傾くのですよね。

 

国、都道府県、市町村のリーダー達に良い知恵が与えられ、

リーダーシップを良く発揮できるように祈ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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