「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

アートと演奏と…

2012年09月10日 | 日記
 ピアノとライブペインティングのコラボレーションライブという面白そうな試みに惹かれ、
笹塚まで行ってきました。

「地球のこえ、宇宙のうた」というスケールの大きなテーマで、せっかくだからまるちゃんを誘って。
(おねえちゃんはこの日、朝から吹奏楽の区の発表会でした。。)



お店の中もなんだかアートな空間でした。


今教えていただいてるN先生が約2時間、演奏します。


N先生とペインティングのアーティストさんをつないた絵が、飾られてました。

田中カレンさんの「地球」という題材を使って、小品15曲を
とても情熱的に弾いてくださいました。

私は、聴いていてふっと気づいた。。
なんで、先生の演奏にいつも癒され、励まされ、勇気づけられるんだろう?と。

先生が行うどの演奏会に行ってもテクニックを超えた何かが必ずあって、
それは先生の生き方そのものが、音になっているからなんだな~と。

凛とした静かな佇まい、主張しすぎないさりげない感じ。
でも、確かに先生の「音」はホンモノです。

静かだけれど、ひたむきなエネルギーというか、とても自分のしたいことに対する「情熱」を感じます。

演奏は、本当に他の方のもいろいろと聴いてはきたけれど、
こんなに「あったかく」て「正確」で「意思的」な強さを感じる事はあまりなかったな。
だから惹かれるのか、と。

そんな事を思いながら聴いていて出来上がった絵は、

裏から見るとこんな風。


影絵のように、線が引かれていく様を見ているのはとても面白くて、
まるちゃんは、「やりたい!描きたい!」と言っていた(笑)。

休憩をはさんでの2曲目は、シューベルトのピアノ・ソナタD960。


地球を超越し、宇宙を感じさせる作品だと先生のコメントにあるとおり、
いつ聴かせて頂いても、大きなエネルギーを感じます。



ここだけで紹介するのは…伝わらないかな~(笑)

それっぽくは聴こえた、それっぽくは見えた、ではなく本当に宇宙や地球を感じられた、と
聴く側、観る側が思えなくては意味がないわけで、そういう意味でも、
弾く、描く方が本当に、突き抜けていないと出来ないと思いますが、
強引ではなくさりげなくこちらに寄ってきたのに
(これもまた、先生らしく、)いつの間にか、その世界に連れて行ってもらえた…、
というとてもすばらしいコンサートでした。




コメント
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