「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

音みるレッスンノート4

2005年08月26日 | 音みるレッスンノート
リトミックのレッスン内で使っている教具の一部です。2歳クラスからドレミパイプを使用します。今日もドレミファソ♪までのパイプを使って、曲に合わせてぽんぽこたたいてみました。
一人1本ずつ持ってもらって、さんはいっ!でたたいてみるとちゃんと音が違っている!!カラフルでとっても楽しい楽器(おもちゃ?)です。

2歳さんはその他に、ロープを使ってジャンプして上に飛び乗ったり降りたり‥これは読譜につなげていきます。みんなでいっせいに声をだそう!歌おう!!と言ったところでそれはなかなか難しい。。でもおうちでできているなら、わざわざここでできなくってもいいかな?と思いますよ。
それから、聴いていないようで実は聴いている、わかっている..という事もちいさい子はよくあります。いいじゃないですか、ちゃんとできてなくったって。学校に通う頃までに少しずついろんな事ができるようになればいいんです。だって、お歌だってなんだってどっかで聴いた事があるっていうだけで、その後の音楽に対する取り組み方が変わってくるんです。どの曲聴いても「しらな~い」では、楽器やってみたいな..とも思わないでしょう。でもちょっと知ってるぞ?と思えば、
「あっ、弾いてみたいな」と思うんじゃないかな。。それがねらい。

‥ということで、9月からは、季節の童謡、クラシックの名曲、いろんな曲もどんどん取り入れていきます

それにしても‥すごい台風でどうなることやらと思いましたが、レッスン直前に去って、元気なみんなの笑顔にも会えて、安心しました

うちの子レッスン日記10

2005年08月22日 | 私の足跡…
 「ピアノばかり弾けてもだめなのよ。」
高校時代のピアノの先生にこう言われて、私は心の底から安心した事を覚えています。その頃、通っていた音楽教室は、まわりがそれこそ小さい頃から英才教育ばかり受けてきたエリートばかりでした(というか、そういう人達がとても目立っていたのでしょう)。だから、今のまんまじゃダメなんだ、もっともっと弾かなくっちゃならないのに私ってば何してるんだ?と高校生の私は焦るばっかりで、練習してもへたっぴな演奏に打ちひしがれるばかり。で、もうやめてしまったら楽なんだろうなぁ..と少なからず考えていた時期でした。ピアノに対する意欲がなくなれば、練習する気も当然失せる、どの曲も急に色褪せて聴こえてくる、別に弾けなくったって私にはもう関係ないもんねっという風に‥。その気持ちは、先生に伝わってしまったんだろうなぁ。

 私は特別上手、という気になった事はそれまで一度もなく、進度もやたらと早くにエリ-ゼを発表会で弾いてしまった友達に比べたら、まるでゆっくりしてました。それでも「ピアノの音は気持ちいいなぁ」「好きだなぁ」という思いだけで充分だったんだろうと思います。「エリ-ゼの為に」もいつか弾けるようになればいいなぁ、という感じできっとすごくマイペースだったんでしょう。だから音楽の方に進みたい、と先生に打ち明けてから、あまりに速いペースで進み出したので、その目まぐるしさについていくのに必死でした。音楽教室に入ってからは、それこそカルチャーショック、大好きで上手な人がいっぱいいてこれはおもしろい!!と厳しいレッスンにも関わらず、せっせと弾いていたのです。そういう時は、おもしろいように伸びるしまわりも評価してくれるんですよね。問題はその後、周りと比べ始めてしまった自分、そして自分に対する自分の評価。弾きたいと思えない‥というのは、かなりショッキングな事でした。その時期にこの先生に出会えた事はとても大きな事だったと思います。そして、高校生になるまで、そんな事考えた事もないくらいマイペースだった私にも笑っちゃいますが、逆に自分なりにいろいろ考えられる年齢だった事が幸いでした。

なんでも早いうちが本当にいい事なのか、たまにわからなくなります。
ピアノとその子の縁をどうやっておばあちゃんになるまでつなげてあげられるか、私も二人の娘を持つ親として、考えてしまう今日この頃。

つぶやき。。

2005年08月19日 | ある日のレッスン風景
 夏休み真只中ですが、暑い中、おけいこに来る生徒さんのようすをかいつまんでご紹介。

3歳になったばかりのうさぎちゃん、どんどん積極的にレッスンできるようになってきていて毎回私もわくわくしてます。ドレミ‥のハンドサイン、一生懸命やってくれておうちでも練習してるかな?「~できるさっ!」という言い方がブームのようで、にこにこ笑顔で言ってくれるようすが微笑ましいのです。ピアがんばろうねぇ

4年生のスイムちゃん、1ケ月ぶりに会ってなんだか大人っぽくなってしまってびっくり!手足がすら~っとした?!そして、ハウルのテーマ曲をさらってもらってますが、今までは音に乗せて体を動かすのが苦手だったのに、今日は自然となめらかに弾いてたよ。たった1ケ月なのにこんなに変わるんだぁ。さぁ、秋ABRSMに向けて、いよいよ取り組みます。

部活帰りにレッスン室によってくれたLUCKYちゃん、「練習が思うように進まない~」とのこと。
大丈夫。弾けてなくてもレッスンにきてピアノに触れるだけでも違うんだから。
しからないから(笑)おけいこにおいでね!

同じく、テニス部に青春をささげている(?)青りんごちゃん、ソナチネ焦らずゆっくり進めておいで。自分のペースを崩さずに…。

年長さんのトーマス君とうちのおねえちゃん、一緒のペアレッスンが終わって。
娘「練習して泣いちゃった事ある?○○(娘の名前)はあるよ、弾けなくて悔しくって泣いちゃったんだ」
トーマス君「へええええ。。」(たぶん、よくわかってないと思うが(笑)。。)


みんないろいろ、夏の思いでもたくさん。

夏休みのしめくくり。

2005年08月16日 | 日記
 先週から、身も心もしっかり夏休み体勢に入ってしまっていて、すっかり自分のおけいこをさぼってました。。で、今日は朝から2時間みっちり弾いてみる。指が動かないっ、大変だぁ!と思って弾いていたので、地震で揺れているのも最初、私がガシガシ弾いてるせいで部屋まで揺れている…(そんなわけないのにーー;)と気づかずに弾き続けてました...。リストの「森のささやき」とショパンの「バラード4番」、それからポピュラーを数曲さらっているうちにとっとと2時間経過してしまい。。これからもちゃんと練習しようっと。

さて、午後は私の生徒さん、青りんごさんのおうちへ。レッスンではなく久しぶりにお母さまに会いに(?)伺いました。ご自宅でホームエステや雑貨屋さんを開いていらっしゃるパワフルママさんです。お肌のお手入れにはとんと疎い私ですが、アットホームな雰囲気の中、おしゃべりも楽しく、気持ちよくお手入れしてもらえるのはやっぱり嬉しいですよねぇ
子供達も連れてドタバタとお邪魔しちゃいました。「大丈夫!連れてらっしゃいよ!!」とその一言にすっかり甘えてしまえるような、頼りがいのあるお人柄のKさんなのです。

NATURALCOLORS

ひさしぶり。

2005年08月14日 | 日記
 高校時代の友達とひさしぶりに会いました。彼女は10月に結婚が決まり、婚約者のKさんも御一緒、結婚式で一緒にスピーチをする別の友達と4人、打ち合わせも兼ねてのランチです。私がピアノ、もう一人の友達が篳篥(雅楽のお家元に生まれ育った才女(?)なのです…)を演奏してのお祝い。実は、某高級ホテルでの披露宴という事もあり、とっても楽しみにしてる私♪。
そして、やっぱりそれ以上に、結婚する友達は15年来のおつきあい、今までの感謝も、これからの未来もよろしく、という気持ちもすごくあるし、いろいろあったけどホントーにおめでとう!と祝福したい気持ちがいっぱい。一緒にアメリカでとんこつ(注*ぽんこつ)車乗ったよねっ!!人生山あり川あり(注*谷あり)と語ったよね(笑)!!!
素敵な披露宴になるように私もしっかりピアノ、がんばらねば。。

それにしても、メールでのやりとりですが、「曲のリクエスト何かある??」との返信に、
「なんでもいいの?!じゃあねぇ、ラ・カンパネラがいいな」。
  …ごめん、そりゃぁ、無理だわ。。

ある日のレッスン風景12

2005年08月12日 | ある日のレッスン風景
夏休みは普段のレッスンとはちょっと趣向を変えてのスペシャルレッスンです。(秋以降、それはそれはきびしい(?)発表会モードに切り替わるのでその前にちょっとひと休み(^^ゞも兼ねて‥)
シナモンちゃんはディズニープリンセスのかわいい楽譜を選んでアリエルの曲に決定。陽気なカリブのトロピカルなサウンド、聴いているだけで体が動きだしちゃいそうなその名も「アンダーザシー」。シナモンちゃんは7歳、できるかなぁ...とちらっと思いつつ、ここでは楽しくリズムを掴んで音楽の流れに乗る事がねらいなので、メロディを弾いてもらって私が伴奏を弾く連弾にしました。それでもリズムはもちろん難しいし、ビートはバウンドしているし、さぞや練習は大変だったろうと思います。でも、自分で指使いの番号を書いてしっかり弾けるようになっていたので感心しました(^ワ^)!!
きのうのレッスンでは、海の中をイメージして青いスカーフをピアノの上に置いて、アリエルやセバスチャンのフィギュアが見守る(?)なか、とても楽しそうに弾いてくれたシナモンちゃん。。

“アリエル大好き”というその気持ちだけで、あっという間に弾けるようになってしまいました

意欲を持ってやってみる!とものすごいパワーを発揮するものですよね
それは大人でも子供でも関係なく持っているエネルギーの源です。
それをどう引き出すのか。。う~ん、難しい!でもそれが先生の醍醐味かな??

痕跡。

2005年08月10日 | 日記
普段使っているヘアーバンドがないないと探していたら、いすに貼りついている!なぜこんなところに??(・・?)どうやら妹がやったらしい。。
こういった現象を、パパと二人“痕跡ちゃん”と呼んでいる(笑)。ぬいぐるみ達が布団にならんで一斉に寝かされていたり…。そういうのはかわいいけど、赤ちゃんの頃、でかける矢先にうちの鍵がないと探すはめになり、さんざん探した後テレビボードの端っこからぶらさがっていて、「これは一体・・・」と思った事がありました。
この頃は「〇〇がないけどしらない?」と尋ねると、しばし考えた後「知ってる知ってる」と言いながらいそいそと持ってくるので、助かり(?)ます。。一番多いのはヘアーブラシ。妹がこっそりマイク代わりに鏡の前で持って歌っているんです。(見られたくないらしい

このヘア-バンド、すっかりのびきって使い物にならなくなったのは言うまでもありません(笑)。。

快晴

2005年08月08日 | 日記
天気上々。
夜中出発して、高原へ。空気がどんどんきれいに、そして涼しくなっていく。
おねえちゃんが、「トトロが住んでる山だよね!」と言うと、「えーっ!いないよっ。」と現実的な妹(笑)。(実は妹はトトロがおっかないのです。。)

今年の夏はパパの仕事の都合もあり、いろいろなところに出掛けています。
そして、子供達も赤ちゃん期を卒業したので、アクティブに動けるようになってきて嬉しい私。(いや、お腹が大きかろうと赤ちゃんだろうと構わず動き回っていたっけ。。でも、心持ちが違うよなぁ。手荷物が1つ少なくなっているような感じ?)


ある日のレッスン風景11.

2005年08月05日 | ある日のレッスン風景
 夏休みもそろそろ半分いきますね。でも、この暑さの中、きっと学校よりもハードな塾の授業をこなしている小学生もたくさんいる事でしょう。マ-シーちゃんもそのひとり。夏期講習が終わってから、自転車をひとっ走り、顔をまっかにしてレッスンにやってきます

男の子みたいにキャップをかぶった真っ黒のマ-シーちゃん。でも、ピアノの音色は見た目によらずデリケートです。この前までベートーベンの「よろこびの歌」をおけいこ、今はベートーベンの後輩、シューベルトの子守歌をおけいこしています。(クラシックよりもポピュラーの方が得意そうかと思いきや、意外にクラシックが向いている..)そのマ-シーちゃん、メロディをとらえるよりも、リズム感覚がすごい!んです。マ-シーちゃんにあるリズムパターンを複数覚えて叩いてもらう。そのリズムとはまったく別のリズムを私がピアノで刻む。単純なリズムならともかく、わりあい込み合っている(?)リズムなのでたいていピアノにつられるんですが、まったく動じず簡単にたたいているマ-シーちゃん。「特に難しくはないよ」と言ってのけるそれも頼もしい。(すごいね~とひとり喜ぶ私。)
体育が大好きで、…1学期は足を怪我してしまい、「体育の成績がさがっちゃったんだ..」と終業式後のレッスンではちょっとさびしそうでした…一見ピアノというイメージではないかもしれませんが、このリズム感ならあの曲もあの曲もこなせるんじゃない?!と秘かに楽しみにしてる私です。
「来週は海に行くんだ」と嬉しそうに話してくれたマ-シーちゃん。
この次会う時はもっと真っ黒かな?楽しみです♪

これもおけいこのうち。

2005年08月03日 | 日記
 毎日うだるように暑いですね。昨日のお夕飯時も「暑い暑い」と言いながら、親子でルイサダ先生(?)のスーパーレッスン(教育番組)を見ていました。ショパンの華麗なる大円舞曲でしたが、「うーん、速すぎるでしょ、、」とあんなに上手に弾けもしないのにつっこみを入れる私..。
ルイサダ氏も同じように感じたらしく、「テクニックはすばらしいけど、せかせか弾かないで」とおっしゃっていた。呼吸が感じられない、とよく言うけど、呼吸を感じながら歌うように弾くというのは実は至難のわざなのです。技術とその曲に対する余裕もさる事ながら、演奏なんてその時の気分でやっぱり微妙に変わっていくでしょうし。(だから良いんですけど!)よほどの度胸がないと難しいだろうと思うのです。(何もかもお見通しと言わんばかりの先生の前で緊張しながら弾く訳だから、私なんて学生の頃もうあがっちゃってあがっちゃって、家ではもっと弾けたんだけどなぁ、と毎回くやしい思いをしてました。)

でも、とても熱心な生徒さんで、またルイサダ先生の言う通りにしっかり直せるもんだから、やっぱりすごいんですが。。
ワルツかぁ。ぐるんぐるん回ってるし、弾いてるだけで私ってば酔っちゃうのよねぇ(笑)、と思いつつ「ワルツって知ってる?」とお姉ちゃんに聞く。「しらな~い。」とお姉ちゃん。「よし、なら踊るか」という訳で(?)、ルイサダ先生のピアノに合わせて親子3人踊り出す。
かなり変です。。妹なんてけらけら笑いながら、もっと踊って♪と嬉しそうでしたが
余計暑くなってふーふー言っちゃいました(^^;)。。

「この曲は5分。その5分の中に聴く人をいざなうのです。いろいろな音の世界へ。」とにこにこおっしゃる先生が印象的。
自分が気持ちよく演奏できたら、それは相手にも伝わるんですよね。