2010-08-29「常に前回を超えたい」のTさんから、先週、手渡しで「お手紙」をもらいました。
こちらが夏休み中ということで、そのままクワタさんが預かっていました。
開封すると、ていねいな手書きの文章でした。
「ぼくに関するものはすべて掲載可」と、Tさん本人の了解を得ていますので、きょうアップします(Tさんには想定外でしょうが、「すべて」とは、進行するイマを含んだすべてです)。
クリエイト速読スクールの皆様へ
いつもお世話になっております。
先日、大学院の入試を受けてきました。
言い訳をするつもりはないのですが、前日、全く眠れず、極度の緊張をしました。
結果は、致命傷を負ったことに終了直後、気付きました。
同時に、半年間の付け焼刃程度の勉強で足るほどの試験かつ職責ではないことを強く認識しました。
突然ではありますが、明日より、法律書をかついで、知人に紹介を受けた寺院に山ごもりをするつもりです。
毎日、文字通り毎日、通学していたにも関わらず、突然このような失踪をしてしまうご無礼、お許しください。
私は、松田先生をはじめクリエイト速読スクールの先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
あれほどしつこく、通学していた私に嫌な顔ひとつせず、温かく指導して下さる学校は他に知りません。
人間をやめるか、司法試験やめるか、のつもりで、法律書と、堂園先生に紹介していただいた本をかついで山にこもります。
必ずや、文章演習講座の前には戻ります。
自分の置かれた勉強できる環境に感謝して、精進するつもりです。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様どうか、お身体にお気をつけ下さい。
T.Z.
「Tさんは、毎回お薦め本ありますか? とぼくに聞いてきて、その都度教えると次の日まで必ず読んでくるんです。教室にある本は貸し出ししてますよ、と言ったことあるんですが、『本は自分で買います。自分のものにしないと駄目なタチです』と言うんです。ぼくも面白くなってきて、あの本この本とずっと紹介してたんです」が、「堂園先生に紹介していただいた本」のあらましです。
「自習室でT君の本がどんどん積み上がっていくのを見て」のラストに登場する、「友達」Mさんが、きょう1限のレッスンにみえていました。
「きのう電話もらいました。生活水は地下水を主としているお寺だそうです。元気そうでしたよ」とおおらかに、Mさんは話してくれました。
一途な彼が、これからどのように成長していくのか、叱咤しながらも見守りたいと思います。 真
※上記「大学院の入試」とは、早大ローです。結果は合格していましたが、国立ロー合格を目指し、早大ローへの入学手続きはとっていません。
※クリエイト速読スクールHP