2004年のサンド生誕記念の年から、サンドの翻訳作品を出版してきた藤原書店が、「ジョルジュ・サンド セレクション全九巻」として、これまで翻訳されたサンド作品をまとめて販売しているようです。
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=695&cPath=171_241
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ジョルジュ・サンド セレクション 全9巻・別巻一セット
ジョルジュ サンド 〈責任篇集〉M・ペロー/持田明子/大野一道 刊行日: 2004/~ 定価:29,400円
19~20世紀の多くの作家に影響を与えた女性作家の集大成
『モープラ――男を変えた至上の愛』 小倉和子訳・解説 刊行日: 2005/7
ジョルジュ・サンド セレクション 第1巻 (全9巻・別巻一)
粗暴で無教養な山賊ベルナール・モープラ。美しく賢く勇気ある女性エドメにひたすらの愛を誓うが、エドメの態度はつれないまま。しかしベルナールは諦めず、やがてその愛によって知性ある一人前の男に成長してゆく――女性の愛に導かれ立派に成長を遂げる青年の物語。
『スピリディオン――物欲の世界から精神性の世界へ』 大野一道訳・解説 2004/10
ジョルジュ・サンドセレクション 第2巻
世間から隔絶された修道院を舞台にした神秘主義的哲学小説。権威主義に堕して形骸化した信仰に抗し、イエスの福音の真実を継承しようとした修道士スピリディオンに発する精神の系譜を、孫弟子アレクシが回想する。迫り来るフランス革命の響きの中に、時間を超えて生きる永遠の福音、人類全体の連帯と解放の夢が聞き取れる。
ジョルジュ・サンドセレクション 第2巻 (全9巻・別巻一)
『歌姫コンシュエロ――愛と冒険の旅(上)』 持田明子・大野一道監訳 刊行日: 2008/05
ジョルジュ・サンド セレクション 第3巻 四六変上製 744ページ
アラン、フローベルらが絶賛した作品!!サンド代表作の本邦初訳!!
実在した歌手、ポーリーヌ・ヴィアルドをモデルとし、ヴェネツィアなど18世紀ヨーロッパの各国を舞台に、孤児コンシュエロが歌姫として見事に成長していく過程を描き、アランがゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』に比した壮大な教養小説。サンドの最高傑作といわれる大著ながら、全く邦訳のなかった作品。
『歌姫コンシュエロ――愛と冒険の旅(下)』ジョルジュ・サンド セレクション 第4巻
アラン、フローベルらが絶賛した作品!!ショパンとの生活から実った音楽小説 四六変上製 640ページ 刊行日: 2008/6
下巻では実在の作曲家ハイドン少年がいよいよ登場、コンシュエロはウィーン、ベルリン、そして再びボヘミアの森へと旅をつづける。マリア・テレジアの宮殿での歌姫としての華やかな日々、そしてアルベルトとの永遠の愛・・・・・・サンドの最高傑作、ここに完結。
『ジャンヌ――無垢の魂をもつ野の少女』 ジョルジュ・サンド セレクション 第5巻 持田 明子 刊行日: 2006/06
ガリア時代からの土俗信仰と融合した一途な聖母崇拝を心深くもちつづける、一点の曇りもなく無垢で美しい羊飼いの娘ジャンヌ。妖精ファド、“夜の洗濯女”、金の牛――ベリー地方の伝説が散りばめられた、神秘的な農民小説。
『魔の沼 ほか』 ジョルジュ・サンド セレクション 第6巻 持田明子訳=解説 刊行日: 2005/1
を亡くし、裕福な寡婦との見合いに出かける農夫ジェルマンと貧しい娘マリーが、道に迷い野宿した「魔の沼」の畔の一夜に生まれた清新な愛を描く最も有名な田園小説「魔の沼」に、サンドの宗教観がうかがえる「マルシへの手紙」を併録。
『黒い町』ジョルジュ・サンドセレクション 第7巻 石井啓子訳=解説
ゾラ『ジェルミナール』に先んじること20年、“世界最初の産業小説”として名高い作品。本邦初訳。オーベルニュ地方の刃物工場の町を舞台に、労働組合の先駆とも言うべきものが出来てゆく過程が描かれる。
『ちいさな愛の物語』 ジョルジュ・サンドセレクション 第8巻 小椋順子訳=解説 刊行日: 2005/4
その多くの作品が子供たちにも親しまれているサンドが晩年、孫たちのために書いた2巻の作品集からとりわけ優れたものを精選。「ものを言うカシの木」、「ばらいろの雲」、「ピィクトルデュの館」など、美しい幻想と現実の交錯する世界を通じて人間の生き方、人間にとって最も大切なことを語りかける。
※既刊は9巻・別巻を除く8巻までとなります。下記価格は既刊8冊分の合計です。
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その他
『ジョルジュ・サンド 1804-76 〔自由、愛、そして自然〕』持田明子著
A5変並製 280ページ ISBN-13: 9784894343931 刊行日: 2004/6 定価:2,310円
“自由を生きた女性” 生誕200年記念出版!
“田園小説”“恋多き女”等の今までのサンド像を一新! いち早く“近代”を疑問視し、女性による新しい世界認識の革命をもたらしたラディカルな思想家・サンドの全体像を明らかにする。 写真・図版約170点
『サンド―政治と論争』 ミシェル・ペロー編 持田明子訳
四六上製 336ページ ISBN-13: 9784894341968 刊行日: 2000/9 定価: 3,360円
歴史家ペローの目で見た、新しいジョルジュ・サンド
政治が男性のものであった1848年二月革命の共和国フランス。はじめて民衆の前で声をあげた女性、ジョルジュ・サンドが当時の政治に対して放った論文・発言・批評的文芸作品を精選。
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=695&cPath=171_241
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ジョルジュ・サンド セレクション 全9巻・別巻一セット
ジョルジュ サンド 〈責任篇集〉M・ペロー/持田明子/大野一道 刊行日: 2004/~ 定価:29,400円
19~20世紀の多くの作家に影響を与えた女性作家の集大成
『モープラ――男を変えた至上の愛』 小倉和子訳・解説 刊行日: 2005/7
ジョルジュ・サンド セレクション 第1巻 (全9巻・別巻一)
粗暴で無教養な山賊ベルナール・モープラ。美しく賢く勇気ある女性エドメにひたすらの愛を誓うが、エドメの態度はつれないまま。しかしベルナールは諦めず、やがてその愛によって知性ある一人前の男に成長してゆく――女性の愛に導かれ立派に成長を遂げる青年の物語。
『スピリディオン――物欲の世界から精神性の世界へ』 大野一道訳・解説 2004/10
ジョルジュ・サンドセレクション 第2巻
世間から隔絶された修道院を舞台にした神秘主義的哲学小説。権威主義に堕して形骸化した信仰に抗し、イエスの福音の真実を継承しようとした修道士スピリディオンに発する精神の系譜を、孫弟子アレクシが回想する。迫り来るフランス革命の響きの中に、時間を超えて生きる永遠の福音、人類全体の連帯と解放の夢が聞き取れる。
ジョルジュ・サンドセレクション 第2巻 (全9巻・別巻一)
『歌姫コンシュエロ――愛と冒険の旅(上)』 持田明子・大野一道監訳 刊行日: 2008/05
ジョルジュ・サンド セレクション 第3巻 四六変上製 744ページ
アラン、フローベルらが絶賛した作品!!サンド代表作の本邦初訳!!
実在した歌手、ポーリーヌ・ヴィアルドをモデルとし、ヴェネツィアなど18世紀ヨーロッパの各国を舞台に、孤児コンシュエロが歌姫として見事に成長していく過程を描き、アランがゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』に比した壮大な教養小説。サンドの最高傑作といわれる大著ながら、全く邦訳のなかった作品。
『歌姫コンシュエロ――愛と冒険の旅(下)』ジョルジュ・サンド セレクション 第4巻
アラン、フローベルらが絶賛した作品!!ショパンとの生活から実った音楽小説 四六変上製 640ページ 刊行日: 2008/6
下巻では実在の作曲家ハイドン少年がいよいよ登場、コンシュエロはウィーン、ベルリン、そして再びボヘミアの森へと旅をつづける。マリア・テレジアの宮殿での歌姫としての華やかな日々、そしてアルベルトとの永遠の愛・・・・・・サンドの最高傑作、ここに完結。
『ジャンヌ――無垢の魂をもつ野の少女』 ジョルジュ・サンド セレクション 第5巻 持田 明子 刊行日: 2006/06
ガリア時代からの土俗信仰と融合した一途な聖母崇拝を心深くもちつづける、一点の曇りもなく無垢で美しい羊飼いの娘ジャンヌ。妖精ファド、“夜の洗濯女”、金の牛――ベリー地方の伝説が散りばめられた、神秘的な農民小説。
『魔の沼 ほか』 ジョルジュ・サンド セレクション 第6巻 持田明子訳=解説 刊行日: 2005/1
を亡くし、裕福な寡婦との見合いに出かける農夫ジェルマンと貧しい娘マリーが、道に迷い野宿した「魔の沼」の畔の一夜に生まれた清新な愛を描く最も有名な田園小説「魔の沼」に、サンドの宗教観がうかがえる「マルシへの手紙」を併録。
『黒い町』ジョルジュ・サンドセレクション 第7巻 石井啓子訳=解説
ゾラ『ジェルミナール』に先んじること20年、“世界最初の産業小説”として名高い作品。本邦初訳。オーベルニュ地方の刃物工場の町を舞台に、労働組合の先駆とも言うべきものが出来てゆく過程が描かれる。
『ちいさな愛の物語』 ジョルジュ・サンドセレクション 第8巻 小椋順子訳=解説 刊行日: 2005/4
その多くの作品が子供たちにも親しまれているサンドが晩年、孫たちのために書いた2巻の作品集からとりわけ優れたものを精選。「ものを言うカシの木」、「ばらいろの雲」、「ピィクトルデュの館」など、美しい幻想と現実の交錯する世界を通じて人間の生き方、人間にとって最も大切なことを語りかける。
※既刊は9巻・別巻を除く8巻までとなります。下記価格は既刊8冊分の合計です。
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その他
『ジョルジュ・サンド 1804-76 〔自由、愛、そして自然〕』持田明子著
A5変並製 280ページ ISBN-13: 9784894343931 刊行日: 2004/6 定価:2,310円
“自由を生きた女性” 生誕200年記念出版!
“田園小説”“恋多き女”等の今までのサンド像を一新! いち早く“近代”を疑問視し、女性による新しい世界認識の革命をもたらしたラディカルな思想家・サンドの全体像を明らかにする。 写真・図版約170点
『サンド―政治と論争』 ミシェル・ペロー編 持田明子訳
四六上製 336ページ ISBN-13: 9784894341968 刊行日: 2000/9 定価: 3,360円
歴史家ペローの目で見た、新しいジョルジュ・サンド
政治が男性のものであった1848年二月革命の共和国フランス。はじめて民衆の前で声をあげた女性、ジョルジュ・サンドが当時の政治に対して放った論文・発言・批評的文芸作品を精選。