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ヴィクトル・ユゴー著『死刑囚最後の日』(1829年)は、発表から184年が経った現在でも、極刑の施行について最も強硬な姿勢で糾弾した作品として挙げられています。「死刑という、身体を恐怖にさらすスペクタクルに抑止効果などというものはまったく期待できない。民衆を善導するどころか、道徳感情を頽廃させ、感受性を麻痺させ、やがては良心を喪失させるだけなのだ。」
今日の社会において、死刑とは一体どのような意味を持つのか? 制度の存続・廃止について相互理解をめざした議論は可能なのか? ユゴーの小説のレクチャーをもとに独自のBD作品を描いた作家スタニスラス・グロをはじめ、アーティストや政治活動家らが意見を交わし合います。
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